・12月17日(水)午後8時から
スカイプお話会です。
・12月20日(土)は午後1時から
境港お話会です。寒波もすぎてお天気回復しそうですので、興味をお持ちの方はこの機会にどうぞ。まだ今のところ参加予定の方はありません。
また、来年1月17日(土)の境港お話会には関東、関西の方からも参加お申し込みをいただきました。どんなことが起こるかとても楽しみです。
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ちょっと前の記事で「自分の体験について書くのは飽きてきた」と書いたのですが、4、5年前の
親知らず抜歯事件のあとにも、自分が感じたことをありのまま表現してみることでさらに先に進んでいける感覚があったので、その感覚を思い出しつつ、前回の記事に続いて最近感じることをぼちぼち書いてみることにします。読者の皆さんに多少ともお役に立つことを祈って。
この8月からの腰痛の時期に、もう少し正確に言えばその少し前から、「抜け出していく」ような不思議な感覚があったのです。
脱皮していくような感覚。繭から出ていくような感覚。新しい世界に生まれ出てくるような感覚。
1988年頃に起こった最初の覚醒体験のときにも「改めて生まれた」とでもいうような感覚があったのですが、体感的にはそれとはだいぶ違う感じもあります。本当に何かの中から抜け出でていくような身体的な感覚を深く伴っている、という感じが印象的でした。
最近、私はある種の発達障害、あるいは人格障害のようなものだったのではないかと思うことがよくあります。
「自分」という感覚がとても貧弱で、周囲のことばかり気にして、いつも無意識のうちに(自分ではそうと気づかないまま)人の愛をがむしゃらに求めていた。
自分がないわけですから、本当の意味で人と繋がることもできず、心の奥では絶望的な孤独感を抱えているのに、その孤独感をも心の奥に閉じ込めたまま、思考が作り出した「こうあるべき自分」を演じることで、かろうじて周囲の世界とつながって(いるふりをして)いた。
自分の本当の気持ちを閉じ込めおくには、心と身体をいつも緊張させておく必要があって、それにはものすごいエネルギーを使いますから、いつも疲れやすくて身体の調子も悪かった。あの状態のままだったらもう私は生きていないだろうな、とよく思います。
前にも書いたことがありますが、本当の愛、本当の人との繋がりを知らずに苦しんでいる私に、宇宙が真実をチラリとかいま見せてくれたのが、24才のときの体験だったのかな、と思います。
人の愛を実感する前に宇宙の愛、大いなる愛を瞬間的に教えてくれた。
その感覚、誰もが本当はいつも求めている「真実」というものが確かにあるのだ、ありのままに存在していてもいいという感覚が確かにあるんだ、ということを直感的に知ることができたので、その後の人間としての癒しのプロセスを、苦しみながらも道に迷うことなく進めていけたように思います。
自我を超えていく前に自我をきちんと確立することが大切だ、ということがトランスパーソナル心理学では言われます。まず人間としての自分をしっかり作ってから、それを超えていく。
ところが、私の場合、自分が一人の人間なのだという思い込みをしっかりと形作る前に、自分も他の人も神(大いなるもの、意識、セルフ、、)そのものだとわかってしまいました。
自分があやふやで苦しんでいる上に、自分と世界の本質を突然かいまみてしまったことでさらに周囲の人たちとうまく交流できなくなってしまった。
二重の孤独感、二重の苦しみのようなものがあった気がします。
そうなると、探求者というアイデンティティ、目覚めた私というアイデンティティにしがみついてしまい、そのアイデンティティを通して世界と交流していこうとすることはある意味避けられなかったのかな、という気がします。それしかしがみつくものがなかったわけですから。
そうはいっても、意識の光は少しずつ存在全体へと浸透していきます。やがて、最も深い分離感、心の奥底に存在していた二元性にもその光が届き、やさしく、時には激しく、そのしがみつきを緩めていくわけです。
すべてのアイデンティティが単なるストーリーにすぎないということが見抜かれてきたとき、まったく新しい「自分」という感覚が生まれてくるような感じがしています。それが最近感じていた「抜け出していく感覚」だったのでしょう。
初めて自分が自分でいてもいいんだ、という実感を得られつつあります。子どもの頃から無意識に与えられてきた「自分であってはいけない」というメッセージからやっと解放されつつある気がします。
これも以前から何度も書いていますが、目覚めや悟りについて自分が本当に感じていることを語ることすら、何かいけないことをしているような感覚をいつも感じていました。その感覚もなくなってきつつあります。
これは一つには、年齢をかさねてきて、身体的な死がとても身近になってきたことも関係していると思います。
特に今回の腰痛を通して、いつどんなことが自分に起こるかわからない、ということを実感したこと。腰痛が少しずつよくなってきて、身体が自由に動くということの不思議さをあらためて実感したこと、などが死を身近に感じるとてもいい機会になったようです。
お恥ずかしいことですが、最近になってやっと、人と人との繋がりというものがあるんだな、ということを実感しました。人間同士の愛情というものが本当にあるんだな、ということがわかりました。やっと人間になれた感じがします。
ただ、私の場合、それは、私もあなたも本当は神なんだ、大いなるものそのものなんだ、という実感があったからこそ、今になってやっと感じられるようになった気がするのです。
人間になる前に神であることを思い出してしまった。でも、そのおかげでやっと、人間として生きるということはこういうことなのか、ということがわかった感じです。
自分=人間とだけ思い込んで生きる時期を失ってしまったのは、ある意味ではとても悲しいです。腰が痛くなってからひたすら泣いていたのは、この悲しみも含まれていたのではないかと思います。
でも、
前回の記事にも書いたように、それもまたストーリーです。それがこの「中野真作」と呼ばれている心と身体のストーリーなら、そのストーリーを潔く受け入れて、宇宙がこの心と身体を通してやらせようとしていることにもっと協力してみてもいいかな、と思うようになってきました。
ほんとに不思議なことなのですが、多くの人は自分が神であることを忘れてしまって、自分=一人の人間だと思い込んで生きています。自分という存在がどれほど不思議なものなのか、驚異的な神秘なのかを忘れてしまって生きているのです。
それでは生きることが苦しくなって当然です。
でも、苦しみがある、ということは、そこに自分と世界に関する勘違い、思い込みがあるということを教えてくれる大切なメッセージです。
自分の本質を思い出せば生きる感覚は大きく変わっていきます。
もちろん、自分自身の体験やセラピストの立場から言えば、目覚めればすぐに楽になる、とうかつには言えない感じもあります。
でも、光はすべての人に同じように降り注いでいます。
というよりも、あなたが光そのものなのです。
それに気づくためにできることはたくさんあります。焦らず、あきらめず、ゆっくりと進んで下さい。
今日はちょっときばりすぎですね。(^_^)
今日はこのへんで。
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■スカイプ個人セッション
非二元・悟りの視点から人生の苦しみを手放していくお手伝いをしています。
ご希望と必要に応じて、言葉を通した情報の伝達・アドバイス、沈黙を通した共鳴、そして、他の類似のセッションにはない私ならではの心理的なサポート、真の変容のためのセラピー的なアプローチも行っていきます。
料金は120分18,000円、60分10,000円です。詳細はこちらのページもご覧下さい。
電話・スカイプカウンセリング-----
■スカイプお話会
毎週水曜日、第一、第三水曜日は夜8時から、第二、第四水曜日は午前10時から、スカイプの会議通話を利用したグループセッションを行っています。参加費は1回3,000円です。
次回は12月17日(水)午後8時から、その次は12月24日(水)午前10時からです。17日と24日は「生きる意味」がテーマです。ただし、テーマはあくまで話のきっかけですので、何を話していただいてもかまいません。今のところ参加者は毎回1、2名ですので、ゆっくりお話できると思います。
詳細はこちらをご覧下さい。
癒しと目覚めのお話会on sykpe【スカイプお話会】-----
■境港お話会
毎月第三土曜日13時〜16時は境港お話会です。次回は12月20日(土)に開催します。参加費は1回5,000円です。
詳細は下記をご覧下さい。
中野真作の癒しと目覚めのお話会in境港【境港お話会】遠方からお越しの方のために交通ガイドをつくりました。
境港お話会参加者のための交通情報 宿泊など、その他疑問の点がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。大阪、東京でのお話会はしばらくの間お休み致します。
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