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心の癒しと意識の目覚めのために

スペースまほろば別館 本当の自分を知り、楽に生きるためのヒント 自己実現、悟り、アドヴァイタ、非二元、瞑想、プロセスワーク、スピリチュアル、アダルトチルドレンetc...

階段の夢

長い長い階段の最後の一段をのぼり

ふと後ろを振り返ってみると

そこには階段はなく

気がつくと

階段を上っていたはずの私もいなかった

すべては夢だったのか

あるのは

ただ それ だけ


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[ 2010/08/01 10:34 ] つぶやき | TB(-) | CM(-)

こだわらない

誰にも 何にも 執着しないこと 

こだわらないこと が大切


それはよくわかるけど

どうしたら執着しないでいられるのだろう


大切だとわかってはいるけれど

それでもこだわってしまう自分は 

やっぱりだめなのだろうか


そんなことはない

「執着しないことが大切」という考えにも 

こだわらなくてもいい


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[ 2010/08/04 17:20 ] つぶやき | TB(-) | CM(-)

自分に関する思い込みを手放すエクササイズ

私たちはすべて一つにつながっていて、ありのままですでに完璧です。そのことを自覚しているかどうかに関わらず、すべての人がそれを思い出す旅の途中にいます。でも、そのことがなかなか実感できないのは、自分が作り出した思考の世界、思い込みの世界に閉じ込められているからです。

思考を超えた見えない世界につながっていくための一つの方法は、自分の思考、思い込みに気づいて、それを手放していくことです。ただ、その思考の牢獄はあまりにもがっちりと作り上げられているので、牢獄の中にいることに気づいていくということがまず第一歩になるでしょう。

今日は、自分自身への固定観念、思い込みを少しづつ緩めていく、簡単な意識の実験(エクササイズ)をやってみましょう。

その前に、時間のある方は6月26日の「私」とは誰かの実験もやってみて下さい。


まず、自分の性格について述べている「私は~だ」という文章を5つ考えてみて下さい。もしできれば、紙やパソコンのメモ帳などに書き出してみましょう。

例えば、次のような感じです。できるだけシンプルな言葉で書いてみます。

私は心配症だ。
私は潔癖症だ。
私は自信がない。
私は男っぽい(女っぽい)。
私はやさしい。
私は怒りっぽい。
私は素直だ。
私はわがままだ。
私はひねくれ者だ。
   ・
   ・
   ・

では、まず最初の文章を声に出して(あるいは心の中で)何回か言ってみましょう。

「私は心配症だ、、、私は心配症だ、、、私は心配症だ、、、」
(もちろん、実際に言ってみる文章はあなたが作ったものです)
何回か言ってみたら、ゆったりと深呼吸して、そのときに自分の内側で起こってくる感覚をよく味わってみます。身体のどこかが緊張していたり、こわばったりしていないか、よく感じてみます。

では、同じ文章を少し言い方を変えて言ってみましょう。

「私は心配症のときもある、、、心配性でないときもある、、、」

何回か繰り返して言ってみてから、ゆったりと深呼吸して、その時に自分の内側で起こっている感覚をよく味わってみましょう。身体の感覚がどのように変化しているかを味わってみます。書いた文章をそのまま言ってみたときと、自分の内側で起こっている感覚がどのように違うかを感じとりましょう。

ゆっくりと時間をとって感じてみてから、それぞれの文章で同じことをやってみて下さい。


さあ、どんな感じがしましたか?自分がどんな性質を持っているとしても、あなたがその性質を四六時中表現しているということはないのではないでしょうか。

このエクササイズを繰り返しやっていくと、心の中にスペース、空間が生まれてくる感じがするかもしれません。その空間は一つ一つの思考よりもはるかに大きくて、その中で「私は~だ」という考えが生まれ、そして消えていく広大な空間です。

その一つ一つの「私は~だ」という思考がなかったら、いったいあなたは誰なのでしょうか?


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[ 2010/08/10 21:38 ] エクササイズ | TB(-) | CM(-)

身をゆだねる

最近あまりに運動不足なのが気になり始めたので、ときどきプールに通っています。最初のうちはウォーキングするだけで息がすぐにあがってしまったのですが、この頃は50メートル休みなく泳げるようにまでなってきました。やはり継続は力なりですね。

そのプール通いの最初の日、今年の春頃ですが、本当に数年ぶりのプールだったので、気持ちもよくてちょっと張り切って歩き続けていたら、急に気分が悪くなってきて、軽くめまいがするような不安な感じが突然やってきたのです。

一度そんな感じがしてくると、プールの中でもあったので、なんだか不安感がどんどん大きくなってきて、軽いパニックのような感じになってきました。

そのときにふと気づいたのです。身体が緊張してすごく力が入っている、ということに。

そのことに気づいてから、意識的に深呼吸をして身体の緊張をゆるめてみました。すると不安な感じが小さくなってきて、自分が水に守られている、という感じがしてきました。力を抜いて身をゆだねれば、水が私全体を守ってくれている、という安心感が生まれてきて、パニックはなくなりました。もちろん、その後一休みしましたが。

そして、また気づきました。実は私はいつでも世界全体に守られている。力を抜いて身をゆだねれば、世界全体がいつでも自分を守ってくれている。

知らないうちに身体と心をこわばらせている緊張そのものが、生きることを困難にしているのかもしれません。そして、その緊張そのものが「私」という感覚なのです。


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[ 2010/08/18 15:53 ] 気づき(〜2012/12) | TB(-) | CM(-)

苦しみの原因

前々回の「自分に関する思い込みを手放すエクササイズ」の最後に私は次のように書きました。「その一つ一つの「私は~だ」という思考がなかったら、いったいあなたは誰なのでしょうか?」

この問いは、人間の苦しみの根本的な原因と関係しています。

これまで、私はいろんなところで次のようなことを書いてきました。

人生の苦しみのたった一つの原因は「ありのままの私ではだめだ」という考えである。

このことは、あるレベルはその通りなのですが、これをもっとも深い部分まで探求して行くと、次のような真実に目覚めるときがやってきます。

そもそも、その「私」という考えそのものが苦しみの原因である。

これではあまりにも抽象的すぎてわかりにくいでしょうか。同じことをいくつかの違う言い方で表現してみます。

・周囲の世界から分離された「私」が存在しているという考えを信じてしまっていることがすべての苦しみの原因である。

・この皮膚に包まれた私という小さな存在が自分の力だけで、このわけのわからない恐ろしい世界の中で生きていると思い込んでしまっているのがすべての苦しみの原因である。

・この無限に広がる広大な宇宙の中に、小さな私がポツンと存在しているという感覚を信じてしまっているのがすべての苦しみの原因である。

どうでしょうか。この言葉たちが表現しようとしている微妙な感覚だけでも感じとることが出来るでしょうか。

もっとシンプルに言えば「私」は存在していないのです。(それは同時に「すべてが私である」とも言えるのですが、そのお話は次の機会に)

私が苦しみ、私が病気になり、私が死を恐れ、私が苦しさのあまり死にたいと思ったりしてしまうものなのに、そもそも、その苦しみの主体となる「私」が存在すらしていないとしたらどうでしょうか。いったい、「私」が苦しんでいると思っていたのは何だったのでしょうか。

ん?でも、この私の身体は確かにここにあるし、私がいろんなことを考え、感じているよ、と思うかもしれません。ここに思考のマジック、思い込みの力が存在しているのです。

苦しみの原因2~私の思考は誰のもの?へ続きます


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[ 2010/08/19 09:03 ] 気づき(〜2012/12) | TB(-) | CM(-)

苦しみの原因2~私の思考は誰のもの?

昨日の苦しみの原因の続きです。

苦しんでいる「私」がそもそも存在していないとしたら、あなたが感じている「苦しみ」とはいったい何なのでしょうか。

とはいっても、「私」がいない、というのは、あなたや私の身体が本当はまぼろしで、透明人間のように何も存在していないのに、あるつもりになっているだけだ、というわけではありません。(まあ、ある意味ではそうとも言えるのですが、その話はまた別の機会に)

なくなるのは「私」という感覚だけであって、そうなったときに初めて、それまで「私」という言葉でさまざな制限を与えてきたこの心と身体が、世界の中でもっとも私らしく生きて行けるようになる、そんな感じでしょうか。

この身体は確かにここにあるし、心の中にはいろんな思考(考え)や感情が浮かんできます。でも、そのどれもが「私」のものだという感じがしなくなってくるのです。大きな私の中に思考や感情やこの身体が生まれてきては消えていく、そんな感覚に近い感じがします。

さあ、ここまで読んで下さったあなたは今何を考えているでしょうか。そうだとしたらあれこれ心配しなくてもいいし、なんだか楽だなと思っているでしょうか。そんなことを言われても、これを読んで、今まさに私が「なんだかよくわからないぞ」と思っているよ、と考えているかもしれませんね。

そう、今まさにあなたの心の中に浮かんでいる思考(声に出していない考え)の流れに気づいて下さい。あなたはその思考を「私の思考」だと思っていますが、本当にそうなのでしょうか?

瞑想を少しでもしたことのある方であれば、思考を見つめる、というような言い方を聞いたことがあるかもしれませんし、ここで話されていることに多少ピンとくるものがある方もいるかもしれません。

まず、あなたの心の中に浮かんでくる思考をよ~く眺めてみてほしいのです。

「思考を眺めるって、どういうことだろうか、、、」

その思考の最初の言葉(最初の声に出さない音)

「し・こ・う、、」

と心の中に流れ始めたときに、それに気づくようにして下さい。その思考が心の中に浮かんでくる一番最初の瞬間を意識してみて下さい。

すると、あなたが「自分の」思考だと思っているその考えは、あなたの意思とは関係なく、ある瞬間にどこからともなくあなたの心の中に現れてきていることがわかります。

「よくわからないなぁ」「眠たいなぁ」「腹が立つ」「悲しい」、、、

どこからともなくあなたの心の中に浮かんできた思考に気づいた次の瞬間、あなたはこれまでの習慣にしたがって自動的にその思考を「私の思考」だと思ってしまいます。

「私はよくわからない」「私は眠たい」「私は腹が立つ」「私は悲しい」、、、

これまで無意識のうちに「私の考え」「私の思考」「私の感情」だと思ってきたものを、少しだけ違う視点で見ることを意識してみて下さい。つまり「私の、、」という言葉を外して「ただ考えがある」「ただ感情がある」というふうに。

例えば、

「よくわからない感じがある」「眠たさがある」「怒りがある」「悲しさがある」

それらを自動的に「私のもの」だとしてしまう無意識の条件付けに気づいて下さい。思考や感情を自分のものだとする思い込みから解放されると、前々回の「自分に関する思い込みを手放すエクササイズ」のあとに感じたようなスペース、思考が生まれでは消えていく大きな空間を感じることができるかもしれません。

しかし、この考え方には気をつける必要がある点もあります。

苦しみの原因3~考えることで感じないようにするへ続きます


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[ 2010/08/20 13:20 ] 気づき(〜2012/12) | TB(-) | CM(-)

心に響く言葉~転語(turning words)

昨日の続きは一休みして(いや、実は続いているような気もしますが)今朝早くから心に浮かんできていることを書いてみます。

あなたは、ある言葉が心の中に自然と浮かんできて、その言葉を味わっていくと意識が広がっていくような、自分の中の新しい扉が開いていくような不思議な感覚を味わったことはないでしょうか。

例えば、本を読んでいるときに、その文字に初めからピンクの蛍光ペンでも引かれているかのように視線がひきつけられ、心の奥深くに共鳴していくような言葉に出会ったことはないでしょうか。

そんな言葉、心の目を開いていくような力を持った言葉のことを「転語(Turning Words)」と呼んだりします。

私のこれまでの探求の中でも、特に深い変化のきっかけとなったいくつかの言葉があります。

例えば、エックハルトトールのニューアースの中に出てくる"

This, too, will pass.(これもまた過ぎ去る)

という言葉は、ずいぶん長い間私の心の中に自然と浮かんできては、私の意識を深め拡げてくれました。

で、最近私の心に自然と浮かんできては、同じ役目を果たしてくれている言葉はこれです。

この思考がなければどうなるだろうか

私たちは日々、いろんなことを考えては、不安になったり心配したりします。しかし、そもそもその考えがなかったらどうなるでしょうか。

心配とは何か、ということを突き詰めてみれば、それは心の中を流れる一連の思考にしかすぎません。その思考がなかったら、そもそも心配というものが存在するでしょうか。

時間も思考が作り出しているものだと言われます。どうもそのあたりのこととも関係しているようです。


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[ 2010/08/21 10:19 ] 気づき(〜2012/12) | TB(-) | CM(-)

苦しみの原因3~考えることで感じないようにする

前々回の苦しみの原因2~私の思考は誰のもの?の続きです。

私たちは今この瞬間、ありのまま、このままで完璧なのですが、そのことに気づくためには、少しだけ見方を変える必要があるようです。

これまで当たり前のように「自分の思考」「自分の感情」「自分の身体」だと思っていたものが、実は「自分の」ものではなく、ただそこにあるもの、言い方を変えれば、宇宙のもの、神のもの、だということをお話してきました。

でも、この考え方には少し気をつけるべき点があります。

「身体は(思考は、感情は)自分ではない」という考え方を知ってそのことを頭だけで理解してしまうと、身体を無視したり、感情を抑圧することになってしまいがちです。

目覚めが深まっていくと自然に気づいていく真実を表現している言葉が、その目覚めの深まりを妨げてしまう可能性があるのです。

これは、動物段階→人間段階→神段階へと続く意識進化のプロセスとも関係しているのですが、まずは身体、思考、感情を完全に自分のものだとしてその存在をありのまま認識すること、受け止めることが必要です。それらが完全に自分のものだと実感されて初めて、それが実は本当の自分ではないのだ、という気づきへの可能性が開かれていくのです。

多くの人は自分の感情にあまり気づいていません。感情は身体の中にエネルギーとして埋め込まれていますから、感情を自覚していない人は身体にも気づいていません。

感情に気づかないようにしておくためには、心の中を思考でいっぱいにしておく必要があります。心の中を思考で埋め尽くしておくことで、気づきたくない感情が心の表面に浮かんでこないようにしているわけです。

ありのままの自分、エゴとしての小さな自分を超えた大きな自分に気づくためには思考との同一化(思考を自分だと思いこんでしまうこと)から離れていくことがとても大切なのですが、感情を抑圧したままだと、感情に気づかないようにするために強迫的に考え続けてしまいますから、思考を離れて見る、ということがとても難しくなってしまうのです。

ほとんどの方にとって、癒しと目覚めのためにまず第一に必要なことは、感情に気づき、それを手放していくことです。

感情を浄化していくと、無意識に続いている思考が自然と静まっていきます。考えることで感情を閉じ込めておく必要がなくなってくるのです。すると、思考は本当の自分ではないということが理解しやすくなってきます。


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[ 2010/08/24 20:47 ] 気づき(〜2012/12) | TB(-) | CM(-)

癒しと目覚め(悟り)のために必要なこと

目覚めや悟りに関するいろんな本を読んでも、そこで語られていることは「目覚めたらどうなるか」ということが多く、そこへ至るまでの道はそれを経験していない人にはなかなかわかりにくいことがあります。

場合によっては、自分の状態が本に書かれているものとはあまりにも違うと感じて、やっぱり自分はだめだ、自分は目覚めたり(悟ったり)できない、と思い込んでしまい、その考え自体が自分の本来の性質である目覚めた状態に気づくことをさまたげてしまいます。

目覚めた人の言葉が目覚めの障害になってしまう可能性があるわけです。

このブログではそういった可能性をできるだけ少なくしたいと思い、表現方法には気をつけているつもりですが、最初は基本的な考えを一通り書いておきたいので、少し難しい話が増えているようにも思います。

このあたりで、ここまで書いてきたことを踏まえて、目覚めるためには何が必要なのか、ということを書いてみようと思います。その中でもう少し詳しく書いておく必要がある基本的事項があるなと思ったら、また後ほどそれについても書いていきます。

まずここで最初に強調しておきたいのは、目覚めた人が語っている目覚めた状態というのは、そうあるべき状態ではなくて、気づきが深まっていくと自然とそうなっていく状態のことです。

ですから、もし今のあなたの状態がそれとはずいぶん違っているとしても、そのことで心配になったり、自分はだめだと思ったりする必要はまったくありません。

何度も強調しているように、癒しと目覚めのプロセスの中で一番の障害は「こんな自分ではだめだ」という自分自身の考えです。もっと言えば、その考えをあなたが信じてしまうことです。

「こんな自分ではだめだ」という考えが自然と心の中に浮かんできたときは、その考えに無理に抵抗して、逆の考え、例えば「こんな自分でもいいのだ」というような考えを無理に生み出さなくても大丈夫です。ただ、その考えが心の中を流れるままにして、それに抵抗もしないで、信じないようにすればいいだけです。

それでも、「こんな自分はだめなのではないか」「なぜありのままでいいなんて言えるのか」と考えてしまうときは、こんなふうに考えてみて下さい。

「ありのまま、今ここでこうなっているままでいい」というのが宇宙の本来の性質だから、と。

次回に続きます。

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[ 2010/08/27 16:10 ] 気づき(〜2012/12) | TB(-) | CM(-)

癒しと目覚め(悟り)のために必要なこと2

前回の癒しと目覚め(悟り)のために必要なことの続きです。

目覚めた人が語っている目覚めた状態というのは、そうあるべき状態ではなくて、気づきが深まっていくと自然とそうなっていく状態のことです。

ですから、今の自分がどんな状態にあったとしても、それがいいとか悪いとかという判断をやめて、気づきを深めていくために必要なことを行っていけばいいわけです。

ポイントになる点をまとめてみます。


もしあなたが一度でも目覚めの体験をしたという自覚があって、その感覚を思い出すことが出来るのであれば、日々の生活の中で何をしているときにもその感覚を意識しながら生きていくようにして下さい。

すべてが一つであること、すべてが神であること、すべてはたった一つの存在(意識、気づき、大いなるもの、etc...)であることを自覚しながら、食事をし、トイレに行って下さい。

目の前にいる大切な人が、言葉では表現しようのない神秘的な存在であることを意識しながら、愛をかわしたり、ケンカしたりして下さい。

これは、意識が意識そのものに気づいている状態神が自分が神であることに気づいている状態、などと表現することもできます。

この状態を意識的に体験していくと、ある地点であなたの中に本当の理解が生まれてきます。というよりも、あなたという存在が理解の中に飲み込まれていきます。


あなたがまだ、本当の目覚めを体験したことがない、と考えている場合は、実は自分はすでに目覚めそのもの、大いなる存在そのものなのだ、ということに気づくために視点を変えていく方法を学ぶ必要があります。

それは、自分には何か問題があって、それを治していく、変えていく、というようなものではありません。ただ、自分というものを見る視点を変えていくだけ、というような感覚です。

ほとんどの人は自分のありのままの姿を認め、許すことが出来ていません。すると、スピリチュアルな存在としての、大いなる存在としての自分にも気づくことが出来ないのです。

人は人生の初期の段階で、どう振る舞ったら周囲の人に受け入れてもらえるか、愛してもらえるかを無意識に学び、受け入れてもらえないと思う自分自身の側面を無意識に抑圧してしまいます。周囲に受け入れてもらえると思い込んでいる自分の一部を寄せ集めたものがいわゆる「性格」と呼ばれるものです。

本当の自分の姿(大きな自分、大いなる存在、神、etc...)そのものに気づいていくためには、自分の大切な一部なのにもかかわらず心の奥に閉じ込められてしまった自分の側面に光をあて、それを取り戻していく必要があります。「性格」と呼ばれる鎧(よろい)の奥に置き去りにされてしまった自分自身を再発見していかなければならないのです。

すると、自分の本当に姿に気づく体験が起こりやすくなります。瞑想などの実践を行っていても、その体験が深まりやすくなってきます。

また苦しみの原因3~考えることで感じないようにするにも書いたように、感情の解放も本当の自分に気づいていくための大切なプロセスです。


「感情の解放」「性格」について興味のある方は次の私の文章も参考にしてみて下さい。

感情の解放
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/shinsaku/words/kaihou.html


性格は変わらない?
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/shinsaku/words/seikaku.html



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[ 2010/08/28 22:48 ] 気づき(〜2012/12) | TB(-) | CM(-)
プロフィール

中野真作

Author:中野真作
スピリチュアルセラピスト。1997年からヒーリング&カウンセリングルーム「スペースまほろば」主宰。悟り・非二元の視点から人生のあらゆる苦しみを手放すお手伝いをしています。
スカイプセッションと境港での対面セッションは随時、東京・大阪での出張個人セッションやお話会も定期的に行っています。セッションの詳細につきましては、スペースまほろばをご覧下さい。

「悟り(非二元)と癒しのお話」youtubeで配信中

中野真作の悟り(非二元)と癒しのお話シリーズ第一回「悟りの本質〜すべては自然に起こっている」。その他の動画はyoutubeのスペースまほろばチャンネルをご覧下さい。
東京・大阪・福岡出張個人セッション
■東京出張個人セッション
2023年5月23日(火)〜25日(木)
■福岡出張個人セッション
2023年6月5日(月),6日(火)
■大阪出張個人セッション
2023年6月26日(月)〜29日(木)
オンラインでのセッションは随時ご予約をお受けしています。予約状況はこちらから。
中野真作の癒しと目覚めのお話会スケジュール
ゆったりした雰囲気の中で、あなたの本性である悟り、沈黙の香りを味わっていく集まりです。悟りたい方、非二元に興味のある方、生きるのが辛い方、友達がほしい方、ただのんびりしたい方、お気軽にご参加下さい。>>>お話会の総合案内とスケジュールの一覧はこちら
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