「自己探求」という言葉を聞くと、自分のよいところや悪い所をあれこれ考えて分析したり、過去の過ちから何を学べるかを考えてみたり、ということを想像する方が多いかもしれません。
もちろん、それが大切なときもありますが、それらの行為は今あなたが見ている苦しい夢を多少楽な夢に変えることができるだけで、この夢を唯一の現実だと思い込んでいることから生じている根本的な痛み、苦しみを解消することはできません。
自己探求と称してあれこれ考えるときに心の中に流れていく思考を真実だと受け止めてしまうこと自体が苦しみの本当の原因なのです。
本当の自己探求は、思考のもっと奥深くにある真実の自己の存在をただ意識的に感じとっていくだけで自然に深まっていきます。
それは、人と会っているときでも、仕事をしているときでも、食事をしているときでも、何をしているときにもできることです。
何をしているときにも、意識の一部を使って自分の身体の内側のエネルギー場を感じておくようにしてみましょう。よくわからない、と思う方は、軽く目を閉じて両手の先にあるジーンとするようなチリチリとするような微妙な感覚を意識してみます。
最初は、何かをしながら、というのは難しいかもしれませんから、静かに座って感じる練習をする必要があるかもしれません。慣れてくれば微妙なエネルギー場を身体全体で感じることができるようになります。そのうちに、何をしていてもそのエネルギーのフィールドを意識しながらできるようになります。
生活の質が深い部分から変化してきます。
生活そのものが瞑想になります。
スピリチュアルな視点を持ったカウンセリング/セラピーの情報は
「スペースまほろば」をご覧下さい。
電話・スカイプでのセッションも行っています。
ご感想などは
shinsaku@mahoroba.ne.jpまでお願い致します。