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心の癒しと意識の目覚めのために

スペースまほろば別館 本当の自分を知り、楽に生きるためのヒント 自己実現、悟り、アドヴァイタ、非二元、瞑想、プロセスワーク、スピリチュアル、アダルトチルドレンetc...

あなたと私を動かす力

今日の境港は久しぶりの梅雨らしいお天気で、なんだかほっとしています。

今週、境港の自宅に帰ってくると、ラベンダーは妻がすでに収穫してくれていて、庭が少し寂しくなっていましたが、そのかわりにヒマワリが一週間で20センチ以上伸びていて、その爆発的なエネルギーにはわくわくする感じがします。

それと、今年は世の中の流れにしたがって、南側の窓際に緑のカーテンを作ろうと、ゴーヤを植えてみました。先週ずいぶん苦労してネットを張ったのですが、こちらも成長の勢いがすごくて、すでにネットに蔓が絡み始めていました。真夏になるのが楽しみです。って、もうほとんど真夏のような気候が続いていたわけですが。


なんだか、自分の内側に膨大なエネルギーがあることを実感するようになりました。といっても、それは激しいエネルギーではなくて、おだやかだけれども、ものすごいパワーを持っているような感じ。そして、さらにいうと、それは「内側」だけにあるわけでなく「外側」にも広がっていて、つまるところ、内側も外側もない、というよく言われる感覚につながっているようです。

すべてを生かし、動かしているあの力。これを忘れてしまっていたなんて、何だか信じられない感じもします。

あなたも私もこの力によって動かされています。

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すご~く久しぶりに、本家サイト内の「まほろばの本棚」を全面的に更新しました。このブログのサイドバーの下のほうに載せている「お勧めの本」とほぼ同じですが、こちらは簡単なコメントも付けています。何か読みたい本を探しておられる方はこちらもご覧下さい。
・まほろばの本棚
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/shinsaku/book/index.html

次回のお話会は新大阪で7月6日(水)19時~です。参加者募集中です。
・お話会(ミニワークショップ)~もっと楽に生きるために
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/shinsaku/grouposaka/index.html


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[ 2011/07/01 08:58 ] プロセス(日々の体験) | TB(-) | CM(-)

お話会のご案内

前回の記事でご紹介した「お話会」のお知らせを読み直していると、「いろんなことをシンプルにしたい」といいながら、なんだかずいぶん大げさな感じがしてきたので(^_^;)、さらに簡単なご案内文に書き換えました。

・お話会のご案内(新大阪、境港)
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/shinsaku/grouposaka/index.html

新大阪は明日7月6日(水)19時からです。定員まであと2、3名です。

今日はぼちぼち大阪へ向かいます。昨日の嵐のような天気から一転して、暑くなりそうな予感がします。今週出会うみなさんが、自分の本質に気づき、もっと楽になれますように。


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[ 2011/07/05 05:08 ] お知らせ | TB(-) | CM(-)

宇宙から地球を見る

先週土曜日の午後、NHKで放送していたNHKアーカイブス「スペースシャトル 30年の軌跡」を興味深く見ていました。以前から宇宙には漠然とした興味を持っていたのですが、一昨年のアポロ月着陸40周年をきっかけに宇宙開発の歴史に関するサイトや動画をずいぶん沢山見てみわり、その興味が一段と深まったような感じがします。

人間が命がけで宇宙へと惹かれていくのは、人間の意識が本能的に、地球を外側から見る視点を求めているからではないかと思います。

今は人間の意識が次の段階に向かって成長しようともがいているときです。それゆえに、個人には心や身体の病気が増え、世界的には大きな災害や事故が増えています。

そんな今、気づきを深め、意識が次の段階へ成長していくために必要なポイントは、一人一人の個人が自分自身を外側から見る視点を得ることだと思うのです。

言い換えれば、自分の内側で起こっていること(怒りや悲しみ、喜びなどのさまざまな感情、いろんな判断をする思考、身体的な感覚、、)をそのまま自分自身だと思ってしまうのではなくて、それらがより大きな自分の中で起こっている、という視点。その「大きな自分」の視点を獲得することです。

すると、不思議なことに、それだけで、現実にはまだほとんど変化が起こっていなくても、私たちが現実から受ける印象がまったく変わります。個人が受ける精神的なストレスが少なくなります。すると、やがて現実世界もそれに合わせて変わっていくわけです。

百一匹目の猿の話で象徴的に示されているように、ある一定以上の数の個人が新たな視点を獲得したとき、現実世界にも大きな変化が起こるのでしょう。意識そのものがその変化を急がせようとして、人を宇宙へと駆り立てているのではないでしょうか。

次の満月(7月16日)まではまだ少し時間がありますが、みなさんも月を見上げたとき、あそこまで行った人間がいるということ、あそこから地球を眺めたらどんな気分になるのか、そんなことを感じてみるといいかもしれません。


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[ 2011/07/07 23:37 ] プロセス(日々の体験) | TB(-) | CM(-)

ただ見ているだけの自分

不思議な感覚がやってきた。

もうこれからは、起こってくることに左右されない。


雨が降ろうと、風が吹こうと、

嬉しくなろうと、悲しくなろうと、

病気になろうと、健康だろうと、

お金があろうと、なかろうと、

生きていようと、死んでようと、、、。


何が起ころうと、私の本質とは何も関係がない。

すべての状況は、私の中で起こり、そして終わっていく。


これまでに感じたことのない安心感。


普通の意味で、幸せだろうと、不幸だろうと、

どんな状況も、始まり、そして終わっていく。

状況に左右されない安心感、平和。


自分の中の、すべてをただ見ている部分とつながること。

今ここでつながること。

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【ものすごーく簡単なエクササイズ】

自分の内側の「すべてをただ見ている部分」を意識してみましょう。「よい」「悪い」という判断をせず、「好き」「嫌い」という選り好みをせず、起こっていることをただ見ている部分を感じてみます。

そこから見ると、世界はどんなふうに見えるでしょうか。普段の見え方とどこが違うでしょうか。その部分を意識するのはどんな気分ですか?(安心、不安、気が楽、落ち着かない、、、などなど)

そのときに感じる気分もただ見てみます。

つい判断してしまったり、つい選り好みをしてしまったことに気づいたら、そのこともただ見ておくようにします。

自分にはこんなことできない、と思ってしまったら、そう判断しているその考え自体をただ見てみます。

普段当たり前だと思っている心のあり方、意識のあり方に、自分が想像したこともないまったく違う次元もあるのだ、ということを考えてみましょう。

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[ 2011/07/15 18:12 ] つぶやき | TB(-) | CM(-)

苦しみの原因~心理学とスピリチュアル

最近の気づきを自分自身のためにも少しまとめてみました。

人間の苦しみの根本的な原因は「自分が周囲の人や環境と分離した存在である、という勘違い」にあります。

すこし表現を変えると「すべての存在は大いなるものの一部で、それぞれが大いなるものの一つの表現なのに、大いなるものと切り離された小さな自分(エゴ)がこのばらばらな世界の中で一人で生きている、という間違った思い込み」とも言えます。

簡単に言えば、「自分=この心と身体だけ」という観念が苦しみの原因なのです。

あなたの周囲にいる人たち(大好きな人も、大嫌いな人も)はみな自分自身だし、外の世界にあるように見えるすべてのものもあなたの一部なのです。そのことを完全に思い出すと、外側の世界に影響を受ける、ということがなくなります。何しろ、外側も内側もないわけですから。

もっとも深いレベルでは外側と内側の区別はない(見かけ上のもの)だとわかると、「良い」と「悪い」といった区別もこの世界の一つのルールにしかすぎなくてリアルなものだとはかんじられなくなります。本当は「ありのまま」で大丈夫なのだ、とわかるのです。

これは私が初めて見つけたことではなくて、イエスキリストや仏陀のような過去の聖人から、現代の目覚めた人まで、真理を探究した人々が表現は違えど、みな共通に語っている永遠の真理です。

真理なのに多くの人がそのことを忘れて苦しんでしまっているのはなぜか。この問いには明確な答えはないのかもしれませんが、私が共感している一つの回答は、「それが世界というものだ」というもの。つまり、宇宙が(神が、意識が、「それ」が、、)一度ワンネスを忘れて、それを再び思い出す旅をするのがこの世界(あなたの人生)そのものなのだ、というものです。


しかしながら、自分はこの身体だけではない、と言われても、ほとんどの人は「あなたはその身体と心を持った一人の人間なのだ」というふうに思い込まされ、それをあまりにも当たり前のこととして、自分が考えたり行為したりするすべての事柄の前提として成長してきていますから、その思い込みを手放すのは簡単ではありません。

通常、人は成長していくプロセスの中で、周囲の人々の期待にそう形で自分の中のある部分はよい部分、ある部分は悪い部分という判断を無意識に行い、悪い部分は自分の中にはないことにしてしまいます。

すると、もともと分離のなかった世界の中に、「良い対悪い」「あなた対わたし」といった分離を生み出し、そこからあらゆる分離と対立が生じてくるわけです。

個人の中では、自分の一部をなかったことにするとそれにともなう感情の抑圧が生じます。すると、自分の中でないことにされてしまった怒りなどのいわゆる否定的な感情は自分の外側にあるもの認識され、理由もなく他の人から怒られている、と感じたりします。

どんな部分をどんなやり方でどの程度自分から切り離してしまっているのか、ということが、いわゆる「性格」と呼ばれるもので、それが分離した自分という感覚を生み出しているのです。

閉じ込められた否定的な感情は否定的な思考を生み出し、否定的な思考がまた否定的な感情を作り出す、、、。多くの人はこの悪循環の中にはまってしまい、そこから抜け出す道があることにすら気づいていません。

そんな方にとって解放への最初の一歩として必要なことは、感情の浄化と、思い込みに気づきそれを手放していくことになります。


真理を探究している人の中には瞑想などの技法でワンネスの体験を求めている方も多いと思います。集中的な瞑想や強力な技法を行えばワンネスを一瞥することは比較的簡単です。しかし、悟りの境地をかいま見るだけでは本当の安心を感じることはできません。それと同時に、感情を浄化し、否定的な思い込みを手放していく作業、つまり、通常の心理学的なワークが必要になるわけです。

一方で、通常の心理学的なワークだけで過去の心の痛みを癒そうとしている方は、それだけではどうしても先に進めない感じがするときがやってきます。そんなときは、自分の探求の中に真のスピリチュアルな視点を取り入れることが必要になってきます。

つまり、今自分はとても傷ついて苦しんでいるけれど、本当の自分、自分のもっとも深い本質は傷ついたり苦しんだりすることはないのだ、ということを意識しながら、見かけ上の傷を癒していく作業をも真剣に行っていくわけです。

瞑想などの方法によってワンネスを少しずつでも感じることができるようになってくると、通常の心理学的な意味での癒しも早く進むことが多いのです。

通常の心理学的視点(両親から受けた心の傷、否定的な感情の抑圧、否定的な思い込みに気づく、前世からのカルマ、、、)と、真のスピリチュアルな視点(すべての分離は幻想で、苦しんだり傷ついたり輪廻転生したりする個人はそもそも存在しない。「それ」のみがリアル。)の両方の次元を大切にすることが、この素晴らしく神秘的な世界の中を自由に流れるように生きていくために必要なポイントになるでしょう。

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[ 2011/07/16 21:53 ] 気づき(〜2012/12) | TB(-) | CM(-)

父あるいは批判者との別れ

印象的な夢を見ました。全然関係なさそう2つの夢なのですが、目が覚めて両方の夢を感じているときに、この2つの夢はどこかつながっていることに気がつきました。

最初の夢は細部を忘れてしまったのですが、その感覚だけははっきりと覚えています。

どこかの部屋のようなところにいる。ちょっと気持ちの悪い感じのする男性が私が行く先々にぴったりくっついてきて、なんだかうっとうしい。


2つ目の夢。

父が病床にいる。もうあまり長くないことは皆がわかっている。外を見るといろんな電車が走っている。父は少し変わった形の小さな電車のことが気になるようで、身体を動かしてそちらを見て、私にあの電車は何なのかを聞く。私は何かを説明しながら、もう今さらそんなことを気にしなくても、おとなしく寝ていたほうがいいのに、と思う。

私は父のそばを離れてどこかに行った。しばらくして、弟から「父が亡くなった」という連絡が届く。そのとき初めて、どうしてあのとき、もうあまり長くないとわかっていたのに、そのまま父のそばにいてあげられなかったのか、という後悔の念が激しくこみ上げてきた。

急いで父のところに戻ると、父はまだ息をしていた。顔を真っ赤にして苦しそうに激しく息をしながら、脂汗を流している。私は思わず父の手をとって「もう行っても大丈夫だよ。お父さん、今までありがとう」と語りかけた。


私は、半分目が覚めた状態で、布団の中で「もう行っても大丈夫だよ。お父さん、今までありがとう」と何度も声に出していました。そして、激しく涙が込み上げてきました。

実際に父が亡くなったのは2006年です。亡くなったあとで周囲の人からいろいろと話を聞くと、しかるべき人がその症状を見れば、もう長くないとわかったと思うのですが、私にはそういった情報は伝わっていませんでした。もしもう長くないわかっていれば、亡くなる前にもっとそばにいてあげられたかも、と思う一方で、現実には父のそばにいることは心理的にとても辛くて、わかっていたとしても、私にはそれはできなかったかもしれないな、と思います。


夢に出てくる人物は、その人物そのものであるというよりも、自分の中の一部だと考えたほうがいろんなことがよくわかります。

私にとって父で表される部分というのは、自分の中の批判者です。自分のするあらゆることを監視し、いつも批判している部分です。そう考えると父のそばにいられなかったことはよくわかるような気がします。自分のことを批判する人のそばに行きたい人はいないかもしれませんね。

でも実際は、その批判者は自分の内側にいて、離れようにも離れられないわけです。

自分の内側の批判者の存在をはっきりと意識する体験は、最近何度も起こっていました。意識することでそのエネルギーが小さくなる、ということも理解していたつもりですが、今回の夢は、その批判者のエネルギーがまだ相当に大きかったのだな、ということを実感させてくれました。

そして、その批判者が意識の表面に出て来て、今まさに死のうとしているのでしょう。

最初の夢は父の夢を見るほんの少し前(1時間くらい前)に見たような気がします。初めは今ひとつピンとくるものがなかったので、先日のブログで書いた二元性を統合するエクササイズにしたがって、自分を苦しめる相手のエネルギーを意識的に味わってみました。

私にぴったりくっついてくるちょっと気持ち悪い男性の気分になってみると、その人はとても寂しくて、誰かにくっついて頼っていたいだけなんだ、という気がしてきました。

そして、それは父でもあるんだ、ということに気づいたとき、涙が突然笑いに変わりました。

父は本当はとても寂しくて誰かに頼っていたかったのに、それを正直に表現することができず、でも無意識に表現してしまうので、周囲の人から疎まれてしまう。そんな部分は自分の中にもずっとあったな、とあらためて気づきました。

また何かが深い部分で落ち着いたような、ほっとした感覚を感じています。

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[ 2011/07/21 23:17 ] プロセス(日々の体験) | TB(-) | CM(-)

すべてに守られているという感覚

最近、すべてに守られている、という感覚がやってくることがよくあります。すべての人はもちろん、植物や動物、そして見かけ上は命がないように見えるすべてのもの(机やパソコンやコップや電話や、、、)にも。

そして、これは守られている、という感覚にはふさわしくない感じもしますが、心の中に浮かんでくるいろんなもの、さまざまな思考やさまざまな感情(喜びや悲しみや怒りや憎しみ、、、)にも、守られている、というか、支えられている、というような感覚があります。

例えば、こんなことを考えてみて下さい。道を歩いているときに、知らない誰かとすれ違います。そのとき、気にも留めていないかもしれないけれど、その人から何かを感じていないでしょうか。何かいい感じがしたり、なんだかいやな感じがしていたり。

その感覚(いい感じ、いやな感じ)そのものがあなたの一部であって、その感覚のどれか一つでもなかったら、今のあなたは存在しない、ということ。その瞬間にすれ違ったその人がいなければ、今のあなたは存在しないということ。そんなことに意識を向けてみて下さい。

今この瞬間、あなたの視線の中(あるいは、あなたの心の中)にいるあの人やこの人(好きな人も嫌いな人も)がいなければ、今この瞬間のあなたは存在していない。

今この瞬間、あなたの視線の中(あるいは、あなたの心の中)にある、パソコンや携帯や机やコップや本や電車や行きつけのお店や今夜の楽しいデートややりたくない仕事やどうしようもないあの事件、、、がなければ、今のあなたは存在していない。

あなたというのは、今あなたが見て聞いて感じているものすべて。

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[ 2011/07/28 12:19 ] プロセス(日々の体験) | TB(-) | CM(-)

意識そのものを意識する~本当の瞑想

私たちの意識は常にその対象を求めてしまう傾向があります。だからこそこの複雑な現代社会が発達し、快適な生活を楽しむことができているとも言えるのですが、一方で、意識の対象の中に完全に巻き込まれてしまうと、私たちが本来持っている静けさや平和、存在そのものから由来する理由のない幸福とのつながりが切れてしまいます。

対象を持たない意識そのものに気づいていくことが、そのつながりを思い出す大切なポイントです。

何もすることがない暇な時間ができたとき、自分の心の働きをよく見てほしいのです。そのとき、あなたの心は、何かの対象物を求めて激しく動き続けています。面白そうなウェブサイトはないかとパソコンを開こうとしたり、雑誌や本に手を伸ばそうとしたり、周囲にそういったものが何もなければ、過去や未来についてあれこれ考えることで、思考そのものを意識の対象としてつかもうとしたり。

もちろん、それらの衝動を無理に我慢して修行僧のようにただ何もしないでじっと座っている必要はありません。(いつかは自然にそうしたくなるときがくるかもしれませんが)ただ、実際に何かに手を伸ばしたり、何かの考えに没頭してしまう前に、無意識に対象物(見るもの、聞くもの、考える思考、、、)を求めようとしていることに気づくようにしてみて下さい。

その後、結局はその対象物に巻き込まれてしまったとしても(無意識にウェブサイトを見続けたり、過去への後悔の気持ちに浸ってしまっても)、それはそれでかまいません。巻き込まれる前に対象物を求めてしまう衝動に気づくことを繰り返していくと、対象に巻き込まれない意識そのものへの気づきが深まってきます。

あなたが見ている何か(意識の対象物)と見ている主体(意識そのもの)、あなたが考えている思考(意識の対象物)と考えに気づいている主体(意識そのもの)が区別できるようになってきます。

対象物に巻き込まれていない意識そのものに気づきを向けておくことが「瞑想」という言葉の持つもっとも深い意味です。

できるだけ何をしているときにも、意識をすべて意識の対象物(現実に目の前で起こっていることや心の中で起こっていること)に向けるのではなくて、意識そのものに向けておくことを心掛けてみましょう。それだけで生きている感覚がずいぶん変わっていきます。

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[ 2011/07/30 13:55 ] 気づき(〜2012/12) | TB(-) | CM(-)
プロフィール

中野真作

Author:中野真作
スピリチュアルセラピスト。1997年からヒーリング&カウンセリングルーム「スペースまほろば」主宰。悟り・非二元の視点から人生のあらゆる苦しみを手放すお手伝いをしています。
スカイプセッションと境港での対面セッションは随時、東京・大阪での出張個人セッションやお話会も定期的に行っています。セッションの詳細につきましては、スペースまほろばをご覧下さい。

「悟り(非二元)と癒しのお話」youtubeで配信中

中野真作の悟り(非二元)と癒しのお話シリーズ第一回「悟りの本質〜すべては自然に起こっている」。その他の動画はyoutubeのスペースまほろばチャンネルをご覧下さい。
東京・大阪・福岡出張個人セッション
■東京出張個人セッション
2023年5月23日(火)〜25日(木)
■福岡出張個人セッション
2023年6月5日(月),6日(火)
■大阪出張個人セッション
2023年6月26日(月)〜29日(木)
オンラインでのセッションは随時ご予約をお受けしています。予約状況はこちらから。
中野真作の癒しと目覚めのお話会スケジュール
ゆったりした雰囲気の中で、あなたの本性である悟り、沈黙の香りを味わっていく集まりです。悟りたい方、非二元に興味のある方、生きるのが辛い方、友達がほしい方、ただのんびりしたい方、お気軽にご参加下さい。>>>お話会の総合案内とスケジュールの一覧はこちら
内なる真実に触れるワークショップin東京
2023年5月21日(日)
福岡1dayリトリート
2023年6月4日(日)
オンラインお話会
2023年
5月7日(日)20:00~21:30
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