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心の癒しと意識の目覚めのために

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月別アーカイブ  [ 2012年04月 ] 

すべてが崩れていく夢

このところ、またブログに書きたい気づきが次々心に浮かんでくるような感じがあるのですが、日々の生活の中でどこかに流れていってしまい、ちょっと残念に思ったりします。

その一方で、もう2週間近く前に見た一連の夢が心から離れず、今でも鮮明に思い浮かぶことがあります。

最近、このブログは私の夢日記のようになっているところもありますが、ここに書いて表現することで消化して先に進めそうな感じもするので、少し書いてみますね。そうしたら、勉強会の中で出た話題やご質問について書くエネルギーも出てきそうな気もしています。

まず、前回大阪に行く頃(4月3日頃)に見た夢。3つの場面に分かれています。

広い道路を車で走っていて、大きな交差点までやってきた。そこから先もまっすぐ進みたいのに、向こうからこちらへ向かってくる道路はすべてこっちに向かっての一方通行になっていて、この交差点から先はまっすぐには進めないようだ。全部で10車線はありそうな広い道路なのにこれはいったいどういうことなのだろうと思う。

しょうがないのでその交差点で右に曲がろうとすると、私と同じ方向からやってきた一台の車が他の車にぶつかることもなく猛スピードで、一歩通行の道を逆走し始めた。「お、やるなぁ」などと思いつつ、私はその交差点で右折する。

すぐ近くに駅があることに気づく。どこかのガイドブックで見たことはあったけれど、その駅がこんな近くにあることは知らなかったので、ちょっと興味を感じ、車を降りて歩いてその駅の建物に入っていく。

いつのまにかどこかの神社のようなところを歩いている。神社の中には入らずに、神社の周囲に添って歩いているような感じ。空気もきれいで、とてもいい気分だ。

場面が変わって、学校のようなところにいる。3時間目までが終わって、もう1時間あるのだけれど、全然おもしろくないので、もう荷物をまとめてどこかに行こうとしている。

バッグの中にたくさんの本を詰めている。こんなに詰め込んだら重くて歩くのも大変なのにと思いながら、どの本も置いて行くことができない感じがする。ところが、本で一杯になったバッグを持ち上げてみると、意外なことに全然重たくない。というよりも、空気を持ち上げているかのように、まったく重さを感じない。



かなり印象に残る夢でも、意識的に記録しておかなければ、普通は2、3日すればすっかり忘れてしまいます。長い間印象に残る夢というのは、いわゆる「大きな夢」と呼ばれるような夢で、夢を見た後に身体が震えるような感動をともなう夢であることが多いです。

でも、この夢はそういった深い感動はまったく感じなかったにも関わらず、なぜか長い間心から離れません。

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今私が行っているような深い癒しや覚醒への道の探求は、世の中の多くの人たちが歩んでいる道とは全く反対方向なのではないか、と感じることがときどきありました。(心の一番奥ではすべての人が覚醒を求めているのだとしても)

そんな中で20年以上にわたって探求を進めてきて、これから先どういうふうに進んで行ったらいいのだろうか、というような感覚を感じていたのですが、一方通行をものともせずに、自分の道をガンガン進んでいってもいいのかな、という感じがしました。

神社の部分は、まだその中心には入っていけずに、周囲をまわっているだけということを示しているのかもしれません。でも、神社の周囲を歩いているイメージを味わっていたら、少しずつ神社の本殿へと進んでいく感覚も浮かんできます。

最後の学校の部分は、夢を見たすぐ後はほとんど何も感じなかったのですが、時間がたつにつれて、とても深い意味を持っているのではないかと思うようになりました。

この現象世界には多くの言葉があふれています。言葉によって嬉しくなることもあるけれど、逆に言葉に縛られて苦しくなったり、言葉によって傷つけられたりすることもあります。

でも、言葉には本来は何の意味もないわけです。

ある音の連なりに何かの意味を持たせ、自分が付けたその意味によって自分自身をしばってしまう。

これは言葉だけではなく、自分の目の前に繰り広げられている「世界」と呼ばれる現象についても同じです。

本当は、そこにはすべてを映し出している真っ白なスクリーンがあるだけなのに、通常私たちはそのことをすっかり忘れてしまい、そのスクリーンの上に写しだされている光のきらめきに一喜一憂してしまう。

本が詰まったバッグに重さがまったくなかったことに気づいたとき、世界の本来的な空性をあらためて思い出したような気がしました。

もう少し簡単に言うと、重さ、深刻さを手放して、とても軽くなった感じがします。

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この夢を見た2、3日後に次の夢を見ました。

多くの人たちが集まっているパーティのような場所。私は得意になってギターを弾いている。でも、音が小さくて周りの人にはほとんど聞こえていないようだ。大きな音を出そうとしてやっきになって弾いていたら、近くに置いてあったアンプとスピーカーが燃え出して、全然音がしなくなってしまった。あらためて見てみると、ものすごく小さなアンプとスピーカーだった。もっと大出力のアンプと大きなスピーカーが必要なんだとわかった。



自分が伝えようとしている内容と、それを表現するための方法がうまく合っていないのかな、という感じがしました。もっと大きな音を出す(広く伝える?)方法が必要なのかもしれません。そうすることでエネルギーの流れもよくなるのでしょうか。

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そして、さらに2、3日後に見た夢です。

家の横で何かの作業をしている。ふと見上げると、家の屋根に積もっていた木や草が屋根から滑り落ちようとしている。家のすぐ横にいる人たちに「あぶないぞ」と声をかける。すると、やがて家の屋根そのものがはがれて滑り落ち始めた。おどろいて、近くにいる人たちにさっきよりも大声を出して注意を呼びかける。そのうち、家全体がゆっくりと崩壊し始めた。もう声も出なくなり、息を飲んでその様子を見守る。

町の中をゆっくりと歩き回っている。地震が起こったわけでもないのに、そこら中の家がすべてゆっくりと崩れていく。その様子をなすすべもなく見ている。



とても短い夢だったのですが、上の2つの夢とは違って、目が覚めた後身体全体に深い感動が感じられました。

まるでスペクタクル映画のようなイメージだったのですが、怖い感じはまったくなく、何かが終わってすっきりした感覚を感じました。

すべてが壊れてしまって何もないのだけれど、同時に、完全に満たされている感覚。何もなくても大丈夫。そんな感じがしました。

現象の世界の中では、何かを得たり、何かを失ったり、痛みがあったり、痛みが癒されたり、という変化が起こります。でも、それらの変化そのものが完全性の中で起こっているということ、空の現れとして起こっているということ、そんな感覚が深まっています。

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最後まで読んで下さってありがとうございます。覚醒、悟り、真の癒しのプロセスについてのご相談はスカイプ・電話相談をご利用下さい。新大阪と境港ではブレスワークヒプノセラピーなどの対面セッションも行っています。詳しくは「スペースまほろば」もご覧下さい。お問い合わせはshinsaku@mahoroba.ne.jp中野までお願い致します。
twitter@shinsaku0323

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[ 2012/04/15 17:19 ] | TB(-) | CM(-)
プロフィール

中野真作

Author:中野真作
スピリチュアルセラピスト。1997年からヒーリング&カウンセリングルーム「スペースまほろば」主宰。悟り・非二元の視点から人生のあらゆる苦しみを手放すお手伝いをしています。
スカイプセッションと境港での対面セッションは随時、東京・大阪での出張個人セッションやお話会も定期的に行っています。セッションの詳細につきましては、スペースまほろばをご覧下さい。

「悟り(非二元)と癒しのお話」youtubeで配信中

中野真作の悟り(非二元)と癒しのお話シリーズ第一回「悟りの本質〜すべては自然に起こっている」。その他の動画はyoutubeのスペースまほろばチャンネルをご覧下さい。
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