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心の癒しと意識の目覚めのために

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シンクロニシティ(偶然の一致)の終わり

2月に入りましたね。

今朝は我が家の菩提寺の和尚さんが毎月最初の日に行っている「一日会(ついたちかい)」でした。朝6時にお寺に集まって、般若心経を唱え、御詠歌(三宝御和讃)を唱和し、和尚さんのお話を聴いた後、お茶を飲んでたわいもない話で盛り上がります。

今日の和尚さんのお話の中で、境港のすぐ隣にある松江市の大根島(旧八束町)に、仏教研究の第一人者である中村元(はじめ)さんの記念館が出来ている、という話題があって、ちょっとびっくりしました。中村さんは松江の生まれなのですね。
中村元記念館

そこで発行されている「中村元記念館通信第一號」(pdfファイル)の中で紹介されていた中村さんの言葉の中に「自分が考えたこと、感じたことを書き残すことが大切だ」というものがあり、私の中に響きました。

目覚めのプロセスとは、すべての言葉が単なる言葉にすぎないと見抜いていくことでもあります。

とはいっても、目覚めへの道を歩んでいく途中では言葉はとても大切な道しるべになることがあります。いつかは手放していく必要があるものだとしても。

私も、もう少し自分の内側から出てくる言葉をストレートに書いてみようかな、と思いました。(前にも同じようなことを書いた気もしますが(^_^;))

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癒しと目覚めのプロセスの中では、いわゆる「シンクロニシティ(偶然の一致)」と呼ばれるような体験が増えてくる時期があります。

それは、人生の中で起こるいろんなことが、それまでは気づいていなかった不思議な繋がりの中で起こって来ている、という感覚。

最近はあまりそういうことがなくなってきたな、とふと考えていたときに、一つの気づきがやってきました。

世界の中で起こっていることは、常に、すでに、完璧にシンクロしているのだ。

すべてが完璧にシンクロしているということが実感できてきたゆえに、それを特別なことと感じなくなってきている。

これが仏教でいう「如性(suchness)」の感覚なのでしょう。

「そうである」ということのとてつもない神秘。

「ありのまま」という言葉のもっとも深い意味。

もっとも深いリアリティから世界を見る感覚。

世界は、これまでも、そして、これからも、完璧以外ではありえない、という感覚。

いや、ここでは「完璧」という言葉すら邪魔になります。

ただ、そうでしかありえない。

そうなっているものは、そうでしかありえない。


エゴは「そうなっていること」に抵抗し続けますが、その抵抗すら「そうなっていること」の一部である、ということ。

エゴすら「そうなっていること」の一部である、ということ。


「そうなっていること」から排除されるべきものは何もなく、何かが排除されなければと考えてしまったとしても、その考えすら「そうなっていること」の大切な一部である、ということ。

怒りや、悲しみや苦しみが生じて来たとしても、それすら「そうなっていること」の大切な一部であるということ。

あなたが自分のことを否定するような考えにとらわれているとしても、そのあなたも、その否定的な考えすらも「そうなっていること」の大切な一部である、ということ。

私の中からここに書いているような言葉が浮かんでくるということも、「そうなっていること」の一部であるということ。

常に、すでに、そうなっている。

ただ、そうなっている。

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以前書いたこんな記事も読んでみて下さい。
シンクロニシティ、あるいは偶然の一致〜お話会に参加して下さった方のご感想から

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2月17日(日)名古屋でのお話会では、12月23日の東京でのお話会以降の新たな気づきについてもお話しできると思います。残席10名程度になっています。癒しと目覚めのプロセスに関心をお持ちの方のご参加をお待ちしています。
中野真作の癒しと目覚めのお話会 名古屋1dayミーティング 2013/2/17

新大阪での毎月定例のグループ、2月は以下の通りです。
2月10日(日)14時〜17時 アジャシャンティ勉強会
  20日(水)19時〜21時 癒しと目覚めのお話会

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最後まで読んで下さってありがとうございます。覚醒、悟り、真の癒しのプロセスについてのご相談はスカイプ・電話カウンセリングをご利用下さい。新大阪と境港ではブレスワークヒプノセラピーなどの対面セッションも行っています。詳しくは「スペースまほろば」もご覧下さい。お問い合わせはshinsaku@mahoroba.ne.jp中野までお願い致します。
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[ 2013/02/01 15:08 ] 気づき2(2013/01〜14/07) | TB(-) | CM(-)

身近な人たちが愛し難くなるとき

この記事を読んで下さった方は続・身近な人たちが愛し難くなるときも読んでみて下さい。

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癒しと目覚めのプロセスが深まっていくと、とても楽になってきたと感じる一方で、周囲の人たちからいわれのない感情をぶつけられたり、身近な人たちが問題を起こして困ってしまうようなことが起こるときがあります。

やっと苦しみから抜け出す感覚がわかってきて、楽になり始めたばかりなのに、どうしてまたこんなときに限ってこんなことが起こるの?と思ってしまうこともあるかもしれません。

でも、それは、あなたが楽になり始めたからこそ起こっているのです。


癒しと目覚めのプロセスというのは、あなたがありのままのあなたを認めることができるようになっていくプロセスです。

あなたが、これまで「これが自分だ」と思っていた自分の感覚、自分のアイデンティティが広がっていくプロセスです。

それまで、本当は自分の一部なのに「こんな自分は自分ではない」と考えることで自分から切り離していた自分の一部を自分自身に取り戻していくプロセスです。

自分という存在が広がり、より「スペース」「空間」に近づいていくプロセスです。


そのスペースはあなたの周囲にいる人たちをも包み込みます。すると、あなたの身近にいる人たちは「今のこの人なら、自分のありのままの姿を見せても受け止めてもらえる」と無意識に感じ取るのです。

そう感じとった人たちは、それまで自分の心の奥にありながら、「そんなものはあってはいけない」と考えることで自分から切り離していた感情をあなたに向けて表現してきます。

自分ではなかなかそれを認めることができないので、あなたに受け止めてもらうことで、それを何とか自分の一部として取り戻そう、自分自身を癒していこうとしているのです。


もしあなたの周囲の人が、あなたにとって急に扱いにくい振る舞いをし始めたとしたら、それはあなたがより深く癒されてきて、あなたの心の力が大きくなったきたこと、あなたの心のスペースがより広がってきたことの現れだと思って下さい。

どうしてこんなややこしいことが起こるんだ、と考えるのではなくて、その人があなたの愛を必要としているのだ、ということを意識して下さい。

すべての否定性は愛を求める叫びなのです。


もちろん、自分の境界を守ることは大切です。あなたの身近な人が、あなたにとってどうしても受け入れられない振る舞いをしたら、きっぱりと拒否することもときには必要です。

でも、一番大切なことは、あなたが現実にどんな対応を取るとしても、常に今ここにいること、あなたの内側で起こるすべての反応、すべての思考、感情をありのままに感じ取って認めることです。

あなたが今ここにいて、内面の反応をありのまま認めているとき、あなたは自分自身を愛しています。すると、その愛のエネルギーは周囲の人たちにも無意識に伝わり、あたたの周りの人たちは「自分は愛されている」という安心感を感じるのです。


自分をありのままに愛する、ということのエネルギーはとてつもなく強力です。

子供さんの問題行動を心配している親御さんがセラピーを受けると、一度のセラピーを受けただけで、家に帰ると子どもさんの様子がすっかり変わっていた、ということさえ起こります。

小さな子どもはエネルギーの変化をストレートに感じるのでしょう。


セラピーや瞑想などの実践を通して、本当に内面の変化のプロセスが始まると、心身の状態が一時的に悪化したように感じられるときがあります。浄化が始まり、それまで滞っていたエネルギーが流れ始めるときです。「好転反応」と呼ばれることもあります。

この好転反応が人間関係の中でも起こることがあるのです。

 →続・身近な人たちが愛し難くなるとき

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本家サイト内の次の記事も読んでみて下さい。本家サイトの「言葉の森」の中では一番人気のある記事のようです。
「自分を愛する」ということ
「自分を愛する」ということ〜2

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[ 2013/02/06 13:59 ] 気づき2(2013/01〜14/07) | TB(-) | CM(-)

続・身近な人たちが愛し難くなるとき

前回の記事「身近な人たちが愛し難くなるとき」では、癒しが深まってくると、周囲の人たちが扱いにくい振る舞いをし始めることがあるが、それはあなたの心のスペースが広がってきたから、目覚めが深まってきたからこそなのだ、ということを書きました。この問題をもう少し違う視点から書いてみます。

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あなたの癒しが深まり、心の力が大きくなってくると、言い換えると、心のスペースが広がってくると、周囲の人たちはそのことを無意識に感じ取り、あなたに向けて、それまでは心の奥に閉じ込めていた感情をぶつけてくるようなことが起こることがあります。

それは、自分自身では受け止めきれない感情をあなたに受け止めてもらうことで、なんとかして自分自身を癒していこう、自分を本来の大きな自分として統合していこう、とする、無意識のやむにやまれぬ行動なのです。

しかし、周囲の人たちのそういった振る舞いに接すると、ほとんどの人は怒りや落胆の感情で反応してしまいがちです。「こんなにあなたのことを思っていろいろやっているのに、どうしてそのことをわかってくれないの?」といったような。

そのとき、あなた自身が「今ここ」にいること=自分自身をありのままに愛することが大切だ、ということは前回も書きました。すべての否定性は愛を求める叫びですから、あなたの目の前にいるその人は、今あなたの愛を必要としているのです。

そして、そういった視点に加えて、あなた自身のその怒りや落胆も愛を求めている叫びだと気づくことができると、状況はさらに変化しやすくなるでしょう。


私たちの多くは互いに愛を求めながら、つまり、ありのままの自分の存在を認めてほしいと思いながら、その気持ちを否定性という形で無意識に表現することしかできないために、大切な関係を終わらせてしまうことがあります。

あなたのまわりの人たちがあなたに向けて心の痛みを表現してきたとき、その痛みは自分自身の内面にも同じように存在しているのだ、ということを意識してみましょう。

つい無意識になって怒りをぶつけ合ってしまうような状況は、実は、お互いが自分の心の痛みを表現しあっているのだ、お互いに「もっと私のことを見てよ」「もっと私を愛して」と叫びあっているのだ、ということに気づいてみましょう。

もっとストレートに言えば、その状況はあなた自身のまだ気づいていない苦しみを見せてくれるために起こっている、とても大切な状況なのです。

お互いがそのことに気づければ、その関係は互いを深く癒し合っていけるすばらしい関係になるでしょう。


愛を求めていながら、それを否定性としてしか表現できない状況を、エックハルトトールは「ペインボディも、人間と同じように、生きるための『栄養』を必要としている」と表現しています。

怒りを向けられるとつい怒りで反応してしまったりするように、無意識で生きていると否定性には否定性で反応してしまいがちです。するとペインボディは自分と同じ「痛み」という栄養を得ることができ、そのペインボディはますます生き長らえることができるのです。

関係の中で、特に親密な関係の中で否定的なエネルギーがうごめき始めたとき=ペインボディが活性化し始めたとき、もし可能であれば、パートナーとそのことについて話し合ってみましょう。

「今、自分の中のペインボディが栄養を求めて動き出しているみたいだ」と。

起こっていることを相手のせいにしないようにしてみましょう。

そして、もし必要なら「もっとやさしくしてほしい」「抱きしめてほしい」といったような言葉で、愛を求める気持ちをストレートに表現してみましょう。

あなたの中でいつも無意識のうちに愛を求めているインナーチャイルド(内なる子ども)の声を聞いてあげましょう。

多くの人にとっては、これが心のスペースが広がっていく第一歩、あなたがもともとスペースそのものであることを思い出す第一歩になります。

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[ 2013/02/14 19:04 ] 気づき2(2013/01〜14/07) | TB(-) | CM(-)

今週末2月17日(日)名古屋でお話会を開催します

今日(2月15日)はもう一つ記事があります。続・身近な人たちが愛し難くなるときもお読み下さい。

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いよいよ今週末2月17日(日)は癒しと目覚めのお話会 名古屋1dayミーティングです。これまで名古屋にはほとんど行ったことがないので、どんなエネルギーのグループになるのか、今から楽しみです。

このお話会では、意識の目覚め・悟りなどと呼ばれる現象と、心理的な心の癒しの両方を統合した視点からさまざまなお話をしていきます。

また、皆さんの体験やご感想をシェアしていただいたり、皆さんのご質問にお答えする他、誘導瞑想や簡単なエクササイズをする時間もお取りします。

スピリチュアルな集いや、心理学的なグループは数多くありますが、他のグループでは得難い体験が出来るのではないかと思います。

まだ空席がありますので、参加ご希望の方はお気軽にご連絡下さい。半日参加も可能です。


なお、当日は浜松駅近くの不発弾処理の影響で8時30分から新幹線と浜松周辺のJR在来線が最大60分程度運転を見合わせます。新幹線を使って当日名古屋入りされる方は何時の電車に乗ればこの影響を受けないか、ということについて下記の記事に書いていますので、ご一読下さい。

新幹線と不発弾と私〜2月17日名古屋1dayミーティング参加予定の方へ大切なお知らせ&モーニングミーティング開催のご案内

また、この不発弾処理の影響で早く着き過ぎてしまう方のために企画したモーニングミーティングですが、さすがに8時半は少し早過ぎるような気がしてきたので、私は9時頃にモスバーガーに入ることにしました。早く着き過ぎた方は少しお待ち下さいね。モーニングミーティングに関する詳細も上記のリンクの記事をご覧下さい。

それでは、名古屋でこのブログの読者の皆さんにお目にかかれることを楽しみにしています!

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[ 2013/02/14 21:53 ] お知らせ | TB(-) | CM(-)

「名古屋1dayミーティング」無事終了しました

2月20日(水)19時から、新大阪で癒しと目覚めのお話会です。参加者募集中です。

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昨日の「癒しと目覚めのお話会 名古屋1dayミーティング」は無事終了致しました。参加して下さった皆さん、参加はできなかったけれど興味を持ってこのブログを読んで下さっていた皆さん、本当にありがとうございました。

12月の東京に比べればこじんまりとしたグループでしたが、とてもアットホームな雰囲気に包まれて、参加者一人一人ひとりの方と深く関わることができ、より深い気づきをわかちあうことができたように思います。

以前グループの中でお話ししたこともあるのですが、これまで私は、こういった分野のことを皆さんの前でお話ししながらも、心のどこかで「いったいこんな自分がこんなことをみんなの前で話したりしてもいいものなのか?」というような思いを持っていました。こんなお話会のようなことをやっている自分がどこか自分でも信じられない、という気持ちがあったのです。

でも、こうやってグループの体験を積み重ねていく中で、一つの確信が生まれてきました。(心のどこかでずっとそう思ってきてはいたのですが)


これは別に私がやっているわけではないのだ。

何かのご縁で私がこういったことをやる役割を与えられているけれども、話をしている私とそれを聴いて下さっている皆さんとの間にはまったく何の違いもないのだ。

ただ、一つの大いなる存在、大いなる魂が夢から目覚めようとしているだけなのだ。


私自身の気づきが深まれば深まるほど、今本当に目覚めようとしている人たち、あとほんの少しの後押しを必要としている人たちが、私の心と身体を通して流れ出してくる存在のエネルギーを求めて、不思議なご縁で私のことを見つけてくれるのだな、とあらためて思いました。

また少しエゴの抵抗が小さくなって、自分というものが流れそのものなのだ、という感覚に落ち着いていられるようになった感じがしています。

すべての私たちに感謝。

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次回の1日通しのお話会は3月31日(日)の「癒しと目覚めのお話会 東京1dayリトリート」です。

「リトリート」では、私と参加者の方々、そして参加者の方々同士がより深く関わって行けるように最初から参加人数を少人数(10名)に限定しています。アットホームな雰囲気の中で、より深い内的体験をわかちあうことができるのではないでしょうか。もちろん、1dayミーティングと同じように、ただそこに静かに座っていて下さるだけでもかまいません。あなたがあなたのままでいられる空間を作っていきたいと思っています。

残席が5席となっています。参加ご希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい。

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[ 2013/02/18 23:43 ] 気づき2(2013/01〜14/07) | TB(-) | CM(-)

流れていく感覚〜お話会名古屋1dayミーティングに参加して下さった方のご感想

今日は、先日の「癒しと目覚めのお話会 名古屋1dayミーティング」に参加して下さったともこさんのご感想をご紹介します。

流れ出てくる言葉をそのまま書き留めているこの文章は、ストレートな心の動きが表現されていて、読んでいるだけで心が流れていくような不思議な感じがします。

また、ともこさんご自身のブログでもご感想を書いて下さっています。こちらの文章は少し落ち着いてから書いて下さったような感じがしますので、まず以下にご紹介する文章を読んでから、このリンクを開いてみると心の動きが感じられて面白いかもしれません。
お話会というものに参加してきました。

ともこさんは、リーディングして絵を描いたり、オラクルカードを作ったりしておられます。お仕事のご紹介はこちらをご覧下さい。
manamono

ともこさん、ご感想ありがとうございました。

-----ご感想ここから-----

中野真作さん、こんにちは。
名古屋1dayミーティングに参加させて頂きましたともこです。

すごく長い感想なのですが、書いている最中の動きをそのままお伝えするのもいいかも。と思い、推敲せずそのまま送りますm(_ _)m


色々と話したことも、聞いたことも、会ったことも、おもしろかったです。
1dayミーティングにあたって、「静かにしなきゃ」と思わず、暴走するならするでいい、話しまくるも黙るも聞くも、その時出てくるまま。と思い、当日を迎えました。「あぁ、私が話すことで人の貴重な時間や沈黙を奪うのでは」と思う気持ちが大きくても、話したい時は話していました。不愉快にさせていないかと不安な時は不安でいました。人の話しを聞くのは面白く、それが繰り返し繰り返しの内容でも、イラっとするどころか、聞いていてなんだかほっとするような気持ちになりました。

私は喉を絞めて話し呼吸が浅いので、息子に絵本を読む時など、意識的にゆるめて声が響くことを遊んだりするのですが、中野さんは常にそのような、それよりもっと深い声で、「あぁ、いつもこのように話せたら、いいだろうな・・・・そういえば最近やっていないな。帰ってたらやってみよう。」と思いました。対して、1dayミーティングの最中、我ながらなんと煩い声に話し方かΣ( ̄□ ̄;)と思いながら、それもいいや。と、やはり好き勝手でおりました。取り繕おうとしていること、矛盾無く話そうとしていること、緊張して焦ることを、無理に素直になろう落ち着こうとしなくてもいいや、と過ごしていました。

夫の実家で家族と合流し、夕飯を頂き、家に帰りました。家事を済ませ息子と入浴し、前日前々日と夜更かしが続いて寝不足だったので早々に床につきました。こんこんと眠り、時々夢を見て目を覚まし、また眠り、起きて暖房をつけごろごろし、「あー感想が流れてた。寝ようか起きようか・・・・書きたいみたい。」と思い、ごろごろしながら感想を書き始めました。

愛はあの静かな何かで、それを人として受け取る時に、愛情になるのかな。感じているのを見ている?みたいになっている時に浮かんだことを、口から話すと「話そうとする」能動的な動きになって、意識もそんな感じになって、目まぐるしくなっているなぁと感じました。

どうにかしようとすること、能動的になることは、愛の安心(死の恐怖から遠くなると思っていること)を得ようとする取り引きなのかな。と感じました。

お金、不安、恐怖、死ぬこと、愛、どうにかしようともがくこと・・・・その先に起こることのある、努力(成そうとすること・取り引き)を放棄すること(放棄すると感じられること)、そこにあらわれる意識のありよう。

押したり引いたりすること。成そうとすること。それは成功するように見えるとうれしくて、失敗するように見えると凹むけど、成したでなく成せなかったでなく、成るという成らないという現れ?なのかな。と感じました。

意識の焦点?が、私から、私を見ている私の焦点から、焦点を限らない?になるのかなぁ・・・。

と、息子と布団でごろごろしながらここまで感想を打ち、休みたいと感じたので目を閉じました。私のイメージがストーリーとして流れました。私は端から消えていきました。怯えながら消えました。私が消えたのに、怯えを感じた私はそこにいました。怯える私を見ていました。感じるは見るでした。どういうことか?と思いました。思いは流れていき、それを見ていました。思う私が消えました。私は最初から変わらずそこにありました。何もありませんでした。それはあたりまえでした。

起きて掃除機をかけ、息子とふざけます。テレビがついています。夫が帰ってきます。私がいます。見ています。あります。言葉にすると区切りのようになります。 

これだけが私である。いや、これが私である。あっちが、こっちが。というものから何から含む全部私でした。あることが、あるように、ありました。

色々な思い、感情。そういうものに接していく、そういうものをそういうもののまま体験することを、やってみよう。という動きが起こりました。溜まっていた洗濯物を洗っていくとか、着ていなかった服を着るとか、積んだ本を読むとか、「こんなの無理無理」「こんなに沢山やらなきゃいけないことがあるって怖い。もう鍵をしめて放浪の旅に出よう。」みたいな気持ちでいたことに、果敢ではなく悲壮でもなく燃えているでもなく冷めているでもなく、ふつうにそうする。みたいな感じがしています。するという積極性でもなく、でも、他に書きようのないような感覚でいます。

私は怖いが沢山あって、思いや感情に触れての七転八倒もきっと怖い怖いって言うなぁって思って、それをしていくことは怖くないような、かんじです。ブレスワークを受けてみようと思っています。


以上、名古屋1dayミーティングの感想です。
ありがとうございました。

-----ご感想ここまで-----

私も、もともとはともこさんと同じように無意識に喉を締めてしまうことが多く、若い頃からずっと吃音に悩んできました。なので、少し前までは大勢の人の前で話をするなんて考えられなかったのです。

それが、今でも吃ってしまうことはありますが、大いなるものにチューニングを合わせていくと、喉が自然に開いていくような、エネルギーが自然に流れて行くような感じがしてきます。

特にお話会の場では、参加して下さる方とのエネルギーの相互作用によって、そういう感覚が深くなるような感じがしています。


お話会のたびに毎回思うのですが、グループの中で生まれる場のエネルギーは参加して下さる方一人一人全員が作り出しているもので、毎回まったく違ったものになります。

たくさん話をして下さる方も、まったく言葉を発しない方も、すべての人がその場を構成する大切な存在です。

名古屋でもお話ししましたが、目覚めた視点とは何ものも除外しない視点です。

私を初め、そこにいる人たちが出来るだけこのこと(目覚めた視点)を意識しながら存在していると、そこにいる全員にとって必要なプロセスが自然に起こってくるのかもしれません。

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[ 2013/02/21 23:09 ] 癒しと目覚めのお話会などのご感想 | TB(-) | CM(-)
プロフィール

中野真作

Author:中野真作
スピリチュアルセラピスト。1997年からヒーリング&カウンセリングルーム「スペースまほろば」主宰。悟り・非二元の視点から人生のあらゆる苦しみを手放すお手伝いをしています。
スカイプセッションと境港での対面セッションは随時、東京・大阪での出張個人セッションやお話会も定期的に行っています。セッションの詳細につきましては、スペースまほろばをご覧下さい。

「悟り(非二元)と癒しのお話」youtubeで配信中

中野真作の悟り(非二元)と癒しのお話シリーズ第一回「悟りの本質〜すべては自然に起こっている」。その他の動画はyoutubeのスペースまほろばチャンネルをご覧下さい。
東京・大阪・福岡出張個人セッション
■東京出張個人セッション
2023年5月23日(火)〜25日(木)
■福岡出張個人セッション
2023年6月5日(月),6日(火)
■大阪出張個人セッション
2023年6月26日(月)〜29日(木)
オンラインでのセッションは随時ご予約をお受けしています。予約状況はこちらから。
中野真作の癒しと目覚めのお話会スケジュール
ゆったりした雰囲気の中で、あなたの本性である悟り、沈黙の香りを味わっていく集まりです。悟りたい方、非二元に興味のある方、生きるのが辛い方、友達がほしい方、ただのんびりしたい方、お気軽にご参加下さい。>>>お話会の総合案内とスケジュールの一覧はこちら
内なる真実に触れるワークショップin東京
2023年5月21日(日)
福岡1dayリトリート
2023年6月4日(日)
オンラインお話会
2023年
5月7日(日)20:00~21:30
5月16日(火)10:30~12:00
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