10月16日(水)19時から
新大阪ミニお話会です。今月のテーマは「アダルトチルドレン」「機能不全家族」です。
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10月6日の大阪1dayリトリートに参加して下さった皆さん、参加はできなかったけれど興味を持って見て下さっていた皆さん、ありがとうございました。大阪開催の1dayリトリートとしてはこれまでで一番多くの方に参加していただき、深い分かち合いの時間を持つことができました。
回を重ねるごとに皆さんの意識が深まり、新たに参加して下さる方をグループ全体がサポートしていくという
「グループの力」をあらためて感じました。
また、グループが終わったあとにちょっと面白いことがありました。
どこかでお茶でも飲みながらもう少し話をしよう、ということになったときに、お天気もよかったので「コンビニで各自好きな飲み物でも買って天満橋(てんまばし)のすぐ横の川べりに座って話をしよう」という案と「どこかの喫茶店でゆっくりしよう」という2つの案が出たのです。
どちらにするか決めかねたまま天満橋駅のほうに歩いていったのですが、最終的には駅の手前で川ぞいのほうに降りていくことにしました。すると、そこには川べりのオープン席があるカフェ&バーのようなお店があり、ちょうど外の2つのテーブルがならんで空いていて、全員が座ることができたのです。思いがけず2つの案のいいとこ取りができる場所が見つかって、ちょっと不思議な気分でした。
ちょうど少しずつ日が暮れていく時間帯で、色を変えていく空と大阪のビル群、行き交う水上バス、徐々にライトアップされていく橋と木々を眺めつつ、川を渡る心地よい風を感じながら、皆さんとさらに交流を深めることができました。
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さて、今日は以前セッションを受けて下さったTさんからいただいていたご質問について書いてみます。読者の方にも役に立つのではないかと思いブログ掲載のご承諾をいただいていたのですが、掲載がずいぶん遅くなってしまいました。Tさん、ありがとうございました。
> エックハルトトールさんの本を読み、日々の生活に呼吸を意識し、同時にイン
> ナーボディを感じる練習をしています。
>
>
> 呼吸に意識する練習は実際やってみると、思った以上に頻繁に想起できるもん
> ですね。
>
> 30分に1回くらいやっています。
>
> ただ疑問なのは、エックハルトトールさんの練習法のなかには、注意して歩い
> たり、注意して水を飲んだりという、いわゆる伝統的なヴィパッサナー瞑想も
> 含まれていると思います。
>
> 確かに今に留まるにはすばらい方法だとは思います。
>
> しかしアジズによれば、対象に意識的になることと、それをやっている主体に
> 意識的になることは量子的飛躍だと言っていたと思います。
>
> やはり、そのような練習より(インナーボディを感じる練習は別として)ステー
> トオブプレゼンスに意識を向ける練習の方が良いのでは?
>
> と、思ったりもします。
>
> 僕はステートオブプレゼンスに執着しているだけなのでしょうか?
>
> それと、僕にはフーマンがいう「これ」がさっぱり分かりません。
>
> それはハートに感じるなにかなのでしようか?
>
> どうしたら「これ」が分かるようになるのでしょうか?
>
> 難しい質問ばかりで申し訳ありません。
このご質問は気づきが深まってくる過程で多くの方が感じる疑問なのではないかと思います。
たしかに、対象に気づいていることと、気づいている主体に気づいていることとは根本的な違いがあります。
私もある時期、アジズの言う、対象に気づいている感覚と気づいている主体に気づいている感覚が交互に切り替わって行くような感じがするときがあって、「どちらの感覚が対象に気づいているのだろうか、気づきの主体に気づいているのだろうか」とあれこれ考えたりしたものです。
しかし、その後、さらに深まっていく中でわかってきたことは、そのことをあれこれ心配する必要はない、ということです。
フーマンがいう「これ」というのは、大いなる存在、意識、気づき、神、愛、それ、、、などとさまざまな言葉で呼ばれることのある、この世界を作り出しているたった一つの存在のことです。
それは今あなたが見ているもの、聴いているもの、感じているものすべてとして現れています。今あなたが見ているもの、聴いている、感じているものはすべて「これ」そのものなのです。
「これ」でないものはどこにも存在していないため、逆に「これ」がいったい何なのかわかりにくいのです。
あなた自身を含めたすべてのものが「これ」なのですから、今以上に「これ」がわかるようになる方法はありません。ただ「これ」としていることができるだけです。
とはいえ、もう少し相対的な視点から見れば、いくつかアドバイスできることはあります。
「どんな練習がいいのだろうか」、「この方法のほうがいいのだろうか」と考え続けること自体が、エゴが「これ」から目を背けさせようとする巧妙な戦略の一つですから、そういったことを考えない沈黙の時間をできるだけ意識するようにしてみて下さい。
どうしたら「これ」がわかるのか、という思考が単なる思考であることを意識してみて下さい。
そして、ヴィパッサナ瞑想でも、インナーボティを感じる瞑想でも、何でもいいですから、ご自分にフィットする方法を試してみて、思考が止まっている状態をただ意識する時間をできるだけ持つようにして下さい。
すると、エゴを超えた意識の次元、もう一つの意識の次元が自然と開き始めます。やがて、フーマンが「これ」という言葉を使って表現しているものが何なのか、ということが思考を超えた理解としてやってくるでしょう。
思考が止まる感覚がどうしてもつかめないとしたら、何かを感じないようにするために考え続けている可能性があります。その場合は、感情に気づいて、それを浄化していくワーク(ブレスワークなど)が必要になるでしょう。
もっとも、エゴも思考も感情も「これ」そのもの、「これ」の表現の一つだということを忘れないようにして下さい。
すべては「これ」の表現なのです。
何も問題はありません。
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■お話会&読書会の今後の予定
※11月3日(日)の名古屋1dayリトリートは都合により定員を20名から10名へ変更します。詳しくは
こちらをご覧下さい。
・癒しと目覚めのお話会 1dayリトリート
11月3日(日)名古屋/栄 12月1日(日)東京/府中 2014年1月13日(月・祝)大阪/天満橋 ※11/29〜12/4には
東京での個人セッションも行います。残席3となっています。
・スカイプでのグループ
10月24日(木)
ステファンボディアン「過去にも未来にもとらわれない生き方」スカイプ読書会・新大阪での定例会
10月16日(水)
新大阪ミニお話会 テーマ「アダルトチルドレン」「機能不全家族」
11月 1日(金)
ニューアース読書会これ以降のスケジュールにつきましては、下記のリンクをご覧下さい。
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「中野真作の癒しと目覚めのお話会」&読書会のご案内-----
最後まで読んで下さってありがとうございます。覚醒、悟り、真の癒しのプロセスについてのご相談は
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ブレスワーク、
ヒプノセラピーなどの対面セッションも行っています。詳しくは
「スペースまほろば」もご覧下さい。お問い合わせは
shinsaku@mahoroba.ne.jp中野までお願い致します。
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