寒かった週末が過ぎて、また少し暖かくなってきた大阪です。
前回、前々回の記事は、今思うと、なんだかとても気合いが入っていて、なんでこんな勢いで書いちゃったのかな、という感じもするのですが、一通り書いてみたら、また何かが緩んで、少し不思議な感じがしています。
今日はいろいろ書きたい感じがあるので、ちょっとつれづれに書いてみますね。前回の記事の最後には「続きます」と書きましたが、今日の記事はあんまり続いていません。(^_^)
数年前までは今よりもとても疲れやすくて、朝も遅くまで寝ていることが多かったし、昼寝をすることもよくありました。ところが、この1、2年くらい、そういうことがとても少なくなってきて、エネルギーの流れがよくなってきているな、と感じていました。
ところが、先週の後半、もうなんだかものすごく眠くて、久しぶりに長い昼寝をしたりしました。金曜日の夜のニューアース読書会の前、ぎりぎり6時に起きていれば大丈夫かと思って6時に目覚ましかけて寝ていたら、ほんとに目覚ましが鳴るまでぐっすり寝てしまって、7時からの読書会に慌てて出かけたりしました。
何かが終わっていく感じがします。それは同時に何かが始まっていく感覚でもあるのですが。
日曜日の名古屋のお話会でインナーボディを感じる瞑想を皆さんでやったあと、世界が少し遠くなったような感じがした、という方がおられました。
そのお話を聞いて、私は、気になるものがどんどん減っていっている、という話をしました。
以前私にはとても気になってしまうものがいくつかありました。一つは、権威的なものを感じてしまう年上の男性。もう一つは若い女性です。
年上の男性は父親との関係に影響があるのかもしれません。若い女性は母親との関係や、子供の頃に同級生の女の子からいじめを受けた、というほどではないけれど、少し嫌な体験があったことと関係しているのでしょう。
街を歩いていて、そういう人とすれ違うだけでいちいち気になって、反発したり惹かれたりして注意が休まることがなかったような気がします。
ところが、最近そういう感覚がどんどん小さくなっていて、なんというか、世界全体がとても静かになっていくような感じ、世界が終わっていくような感じがするときがあるのです。
これは、心理学的に言えば、投影が引き戻されている、投影が終わっていこうとしているのでしょう。
「世界」とは自分の投影の産物ですから、投影しなくなると、これまで「これが世界なんだ」と思い込んでいた世界が終わってしまうのですね。
アジャシャンティが「あなたの世界の終わり」という本のタイトルで表現しようとしていたのは、このことなのです。
私と私の周囲でいろんなことが新たに動き始めています。具体的なことはプライベートな内容もあるのでここでは書きにくいのですが、なんだか、私が関わる人たちはプロセスのスピードがどんどん上がっているような感じがします。
今日、時間があったので、京都に桜を見にいきました。
毎年、桜のシーズンにはだいたい一度は京都に行っていると思うのですが、今年は先週行けなかったので、もう時期を外してしまったかな、と思ったら、大阪よりはまだ花がしっかり残っている感じでした。
円山公園でぼんやり花を見ていたら、突然誰かに声をかけられました。
なんと、私が5年間だけサラリーマンをしていたときに一番お世話になった直属の上司(元経理部長)でした。会社を辞めてからすでに18年。退職してから2、3年後に一度だけ会った記憶があるので、15年ぶりくらいの再会でした。
部長は、まさしく、私の父に対する否定的な投影の対象になってしまった人で、そのせいで一人の人間同士として関われなかったな、ということを最近よく思っていて、今年の年賀状を準備していたときに、一度大阪府内のご自宅に会いに行ってみようかな、という思いが浮かんでいました。
その部長に偶然(必然に?)出会ってしまったのです。
部長は、最初に行こうとしていたお店が予約で一杯で入れずに違う店を探していたところだったそうです。私は、最初に嵐山に行ってから京都中心部に戻ってこようと思っていたのに、阪急に乗っていたらなんとなく気がかわって、直接河原町まで出てきたところでした。
いくつもの偶然が重なって、なぜか円山公園のしだれ桜の下で出会いました。

こんな不思議なことがあるのだろうか、とお互いに驚きながら、15年間のそれぞれの生活について昼食を食べながら1時間半くらい話し続けました。私が当時思っていた以上に私のことを心配してくれていたことが初めて実感としてわかり、とても嬉しくなりました。
夕方にもメールが来て、会えてとても嬉しかったと書かれていて、不思議な感動を感じていました。
これまでは私が心を閉ざしていただけなんだな、とあらためて思いました。
私が自分を否定していただけなんだな、とあらためて思いました。
私をありのまま認めたとき、
私の痛みも、私の弱さも、私の苦しみも、ありのまま認めたとき、
世界はもともと私をありのまま愛していたことに気づきます。
「私」や「あなた」や「世界」があったわけではなく、
「それ」だけ、「愛」だけがあったことに気づきます。
with love
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■お話会&読書会の今後の予定
・4月27日(日)13時〜15時
癒しと目覚めのお話会 in東京/代々木上原テーマ「悟りと非二元」
東京では初めての日曜午後2時間のお話会です。参加費5,000円(当日6,000円)。終了後懇親会も行います。また、4月28日(月)は
東京で個人セッションを行います。
・1日通しのワークショップ
5月3、4日
スペースまほろば特別セミナー「神経症と悟り」大阪/天満橋
6月22日(日)
癒しと目覚めのお話会 東京1dayリトリート ※6/20〜25は
東京で個人セッションを行います。
・新大阪での平日夜の定例会
4月16日(水)
新大阪ミニお話会 テーマ「罪悪感」
6月 6日(金)
ニューアース読書会・スカイプでのグループ
4月24日(木)
ステファンボディアン「過去にも未来にもとらわれない生き方」スカイプ読書会スケジュールの一覧につきましては、下記のリンクをご覧下さい。
・
「中野真作の癒しと目覚めのお話会」&読書会のご案内-----
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