6月22日(日)10時から
「癒しと目覚めのお話会 東京1dayリトリート」です。心の癒しと、意識の目覚め、悟り、非二元などに興味をお持ちの方のご参加をお待ちしています。また20日〜25日には
東京での出張個人セッションを行います。
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今日はニューアースの中に出てくる私の大好きな言葉「これもまた過ぎ去る」をタイトルに使ってみました。
最近すごく楽しいことが多いんです。ちょっとした人との関わりとか、ギターを弾くこととか、何にもしないでぼーっとしていることとか。
でも、こんな感覚を感じられるようになったのは、存在の根源的な怖れや不安、生きていることそのものに付随する悲しみのようなものに、この数年の間しっかりと触れてきたからこそだと感じています。
悲しみや怖れを避けて感じないようにしてしまうと、喜びや楽しさも同時に感じないようになってしまう。
逆に言えば、喜びも、そのもっとも深い部分まで十分感じとると、深い悲しみにつながっていきます。
どんな感情もやってきてはやがて去っていきます。喜びも楽しさも怖れや不安や悲しみも。
そのことに気づいたときに感じる空虚さ、空っぽさ、空しさを感じることを避けるために、人は楽しい出来事にしがみつき、ときには辛い出来事にすらしがみついてしまいます。
でも、その空しさすら、やってきては去っていくものに過ぎないのです。
すべてはやってきてはやがて去っていく、ということを実感し始めたとき、
「すべてはやってきてはやがて去っていく」という考えすら、やってきてはやがて去っていくものだ、ということに気づき始めたとき、
それを考えている(と思っている)この心や身体すらやってきては去っていくものだということが実感としてわかり始めたとき、
自己探求はまったく新たな段階へと入っていきます。
「すべてはやってきては去っていく」ということに気づいている自分とはいったい誰なのか。
「すべてはやってきては去っていく」ということに気づいている自分はやってきたり去っていったりしません。
ただ、その「自分」を意識しておくこと、その「自分」に気づいておくこと。
すると、エゴの視点から見ればとても不思議なことが起こり始めます。前々回の記事に引用したケンウィルバーの言葉の中にあったように
これまで自分が同一化していた(これが自分であると見なしてきたもの(訳注))主観的な傾向性、すなわち見る者と見られるものの間のギャップを維持する、小さな自己や主体が、非二元性の自由の中で燃え尽きていく。みな、わめきながら表面に出てきて、そして死んでいく。
のです。
そのプロセスの中で大切なことは、自分(だと思っていたもの)の中にあるものに正直になること、その存在をありのまま認め許していくことです。
すると、やがて、喜び、楽しさ、寂しさ、不安、怖れなどといった表面的な感情の動きにはまったく左右されない深い平安に気づき始めます。
心が平安になってくる、という意味ではなくて、そもそも平安だけしか存在していないのだ、という感覚が理解されてくるのです。
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関連記事
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(あらためて)感情を解放することの大切さについて・
自分を愛するということ-----
■出張東京個人セッション
次回の東京での個人セッションは6月20〜25日に行います。
カウンセリング、
ヒプノセラピー、
ブレスワークなど、大阪で行っているのとほぼ同じ形でのセッションが可能です。興味はあるけれど大阪まではなかなか行けないと考えておられる方はこの機会に受けてみて下さい。今のあなたに最適な方法で癒しと目覚め(悟り)への道をサポートします。
なお、6月の次は9月に行う予定です。
東京個人セッションのご案内-----
■お話会&読書会の今後の予定
・癒しと目覚めのお話会
6月22日(日)10時〜16時45分
癒しと目覚めのお話会 東京1dayリトリート 7月 6日(日)10時〜16時45分
癒しと目覚めのお話会 大阪1dayリトリート・新大阪での定例会
6月 6日(金)
ニューアース読書会 6月10日(火)
新大阪ミニお話会 平日午後の会 6月27日(金)
新大阪ミニお話会ワークショップ(サットサン)のスケジュールの一覧につきましては、下記のリンクをご覧下さい。
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「中野真作の癒しと目覚めのお話会」&読書会のご案内-----
最後まで読んで下さってありがとうございます。覚醒、悟り、真の癒しのプロセスについてのご相談は
スカイプ・電話カウンセリングをご利用下さい。新大阪と境港では
ブレスワーク、
ヒプノセラピーなどの対面セッションも行っています。詳しくは
「スペースまほろば」もご覧下さい。お問い合わせは
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