おとといになりますが、
中野真作さんのセラピスト、ボディワーカー向けのトークライブを行いました。
8名の方に参加いただき、ときおりスタジオの床に寝ころんだりしながらの2時間。
トークライブというより、ゆるーいお話会とった感じでした ^^
当日の講話のエッセンスは...
・目の前のクライアントが、深いところでは自分なんだという
視点を持つことでセラピーのプロセスがスムーズに進む。
本来のヒーリングは私という分離の夢から覚めていくプロセス
・セラピストがクライアントの前で自らの”沈黙”、もしくはエックハルトールの言うところの”インナーボディ"(身体の内側の微細なエネルギーの感覚)に気づいていることが、クライアントにプレゼントできる一番の贈り物
・そもそも”私”という思考や感覚は身体の緊張そのもの。
そして人は自らの自意識を形成している”緊張”に気づいていない。
身体が深く弛緩するとき、自ずからその人の本来の姿が立ちあらわれる。(深く緩んだときはじめて、自らが緊張していたことに気づく)
・セラピスト自身が普段から自らの抑圧している感情に向き合い、うまく扱えることが肝要。ときにセラピスト自身もセラピーを受ける必要がある
・クライアントの前で、セラピスト側に不安やイライラなどネガティブな感情が起こってきたら、それを否定したり、変えようとしないで、
”ネガティブな感情にくつろぐ”
ことによって,クライアントが自らの”ネガティブ”にアクセスすることをサポートことができる
などなど。
自分が聴きたくてお願いした今回の企画でしたが中野さんにも、参加者にも、おまけにヨガスタジオを借りた友達にも喜んでもらえてとてもいい経験になりました。
次回は休日午後に、もう少し長い時間で開催したいな。
11日(祝)の午後からは中野真作さんの”セラピスト・ボディワーカー向けトークライブ”でした。
今回は2回目でしたが、お話や質疑応答の内容も前回と違った視点も多く、また1時間拡大した分深みもあって、とても豊かな時間になりました。
フローリングに寝転がっての誘導瞑想もあって、ヨガスタジオでした意義があった(笑)
お話しのエッセンスは (言葉が変わってるかもですが ^^)
・”ヒーリング”の1番深い側面は、全体性を思い出すこと。本当は自分の1部なのに自分の1部でないと思っている部分とひとつになること
・クライアントとの関係は双方向。クライアントとの間で起こったことを自分の中で昇華していくことでクライアント自身にも変化が起こる。
・セラピストは常に自分が本当に感じていることに意識向けておく。そうすることでセッションがうまくいく。自分は本当は何を感じているか、そのヒントは身体感覚に現れている。
・”怒り””痛み””わたし”など言葉すべてにとらわれない。言葉を意識した瞬間に、過去に体験したことが言葉でひとくくりにされて、今起こっていないことまであたかも今あるように錯覚される。言葉を使いながらも言葉の向こうの今起こっていること、今のリアリティを感じることが大切。
・いわゆる”引き寄せの法則”はある程度意図したコントロールに成功し(あたかもコントロールできたように錯覚され)自我を喜ばすことができるだろう。しかしながら"いのちの最も深い部分”を垣間見たとき、あるいは個人としての死を意識したとき、自我が求めていたものに価値を見いだせなくなる。(今ないものでなく、今起こっていることすべてが価値そのものになる)
などなど。文字で書くとこのようなことになるけど、自分にとってこの場の価値は、この場で感じている言葉では表せない大事な何か。大きな安心感とつながるような感覚というかいのちに開いていく感覚というか。
中野さんから一貫して感じるのは ”そのままで大丈夫” ということ。
「貴方もこうなりなさい、そうすれば・・・」的な感じがまったくないので、話を素直に聞けるし、今受け取れないものは聞き流せる。この場で起こることをそのままにしておける感じ。
そして中野さんの伝える世界観やあり方が、スピリチャルが苦手な人でも、それぞれが今のままで自分のセラピーに活かせるのがいい。
個人的には身体感覚と言葉の両方からアプローチするローゼンメソッドのコンセプトにお墨付きをもらったのも嬉しかった ^^
中野さんのセラピスト・ボディワーカー向けトークライブは、東京でも3月26日に行われます。
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/shinsaku/workshop/tokyo20160325.html
大阪でもまた行いますので興味を持った方はぜひご参加ください!
| HOME |
Author:中野真作
スピリチュアルセラピスト。1997年からヒーリング&カウンセリングルーム「スペースまほろば」主宰。悟り・非二元の視点から人生のあらゆる苦しみを手放すお手伝いをしています。
スカイプセッションと境港での対面セッションは随時、東京・大阪での出張個人セッションやお話会も定期的に行っています。セッションの詳細につきましては、スペースまほろばをご覧下さい。