明日3月15日(火)午前10時から
境港お話会、16日(水)午後8時から
スカイプお話会です。スカイプお話会は今回からスマホやタブレット端末からでも参加できます。
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ホームページなどでお知らせしておりますとおり、3月24〜27日の東京出張は中止することにしました。24、27日の個人セッションと25、26日のトークライブを申し込んで下さっていた皆さん、参加を考えていた皆さん、大変申し訳ありませんでした。
セッションの前にはいつも体調管理に気をつけているはずの私としたことが、再び腰を痛めてしまいました。
一昨年のひどい腰痛以来、腰の具合はずいぶんよくなってきていて、最近はほぼ以前と同じように生活できるようになっていたのですが、そのせいでちょっと調子に乗りすぎてしまって、日課になっているスクワットをやっているときに腰がピキっといって、軽いぎっくり腰のようになってしまいました。
一昨年腰を痛めたときには2ヶ月くらいは昼間も横になっていた時間のほうが長かったのに比べれば、3日後には車で近くのショッピングセンターまで買い物にも行けましたし、すでに日常の生活にはそれほど不便はなくなっているのですが、2週間後にどの程度まで回復しているかわからないし、前回痛めたところと同じところでもあるので、大事をとって今回の東京出張は中止することにした次第です。
それにしても、今回の出来事はますます私の気づきを深めてくれています。
一昨年のときもそうだったように、体の痛みはいまだ光が当たっていなかった部分、無意識に閉じ込められたままになっている部分が浮上してきているものですから、その痛みを十分感じてみようと思いました。
すると、またまた途方もない勢いで感情が、涙があふれてくるのです。一昨年のときは、寂しさや悲しさが溢れてきているな、という感覚はあったのですが、今回は子どもの頃から実際に起こった出来事が順々に心に浮かんできては、そのときに感じていたであろうひとりぼっちの不安感や恐怖感がものすごくリアルに浮かんできました。
「おかあさ〜ん」「寂しいよ〜」「一人にしないで〜」「だっこして〜」といったような言葉が自然と浮かんでくるので、その言葉を意識的に繰り返していると、またとめどなく涙があふれてきます。
保育園に一人で行くのがものすごくいやだったこと、保育園で昼寝の時間にいじめっ子からちょっかいだされて怖かったこと、小学校で教師から暴力を受けた事、教室で吃ったときにその教師に皆の前でまねされて笑われたこと、、などなど、記憶としてはいつでも思い出せた記憶なのですが、その記憶の奥にこれほどまでの感情がまだ残っていたのは、新鮮な驚きでもあり、やっぱりそうだったのか、という安堵感もあります。
今回の体験で、以前からそうだろうなと思ってはいたものの、そのことを強調してはっきりと語るのは少しためらわれていたことが、自分の中できちんとふに落ちたような感覚があります。
それは、無意識に閉じ込められているエネルギーを十分に感じ取らない限りは、非二元の認識は単なる信念にしかすぎないのだ、ということです。
私はいない=すべては私だ、ということがわかったと思っていても、それを信念として信じているということは、そうすることでまだ光が当たっていない自分の痛みを見ないようにしていることですし、すなわち、非二元の認識を生きること、本当に悟ってしまうことを恐れ、避けていることになるのです。
以前、本当は誰もいないのだ、ということを強調していた頃の私は、そうすることでこの寂しさや不安を見ないようにしていただけでした。
すべては思考が作り出したストーリーにすぎないんだ、ということを強調していた頃の私は、そうすることでそのストーリーをリアルに生きることを避けていたのでした。
過去は実際には存在していなくて、今ここに過去についての思考が流れているだけなんだ、と言われます。それはまさしくその通りなのですが、過去の辛い体験についての思考が浮かんできたとき「これも単なるストーリーに過ぎないのだから、それを信じる必要はない」と考えるだけでは真の解放はやってこないのです。
今回、激しい感情とともに過去の具体的な出来事の記憶が次々浮かんでくる感覚があったあと、過去のいくつものストーリーが一つに繋がるようなイメージが浮かんできました。
これまで地面の下に埋もれていて見えなくなっていた一つ一つの記憶が、風船のように地上に浮かんできては、その風船が破れて、すべての風船が一つのエネルギーの管のように一本に繋がった感覚。光の管になったような感覚。
今やっと、過去は本当に単なるストーリーだったのだな、という感覚が深まってきました。それも光そのものだったのだな、と感じられるようになってきました。
こんなふうに書くと、自分はまだまだそこまでは感じられていない、まだ道のりは長いな〜、と感じてしまう方もいるかもしれません。でも、そう感じる必要はないのです。
どんなに感情をしっかり感じとろうと意識的に作業しても、それは今受け止められる分だけしか出てきません。出て来た分がほんのわずか、ほんの表面の部分だけだったとしても、それだけで生きる感覚はずいぶん楽になることが多いのです。
もっとも深い部分まで受け止められるようになるには、それを受け止めるだけの心の力、スペースの広さが必要です。そのためには、ストーリーを単なるストーリーだと切り捨ててしまうのではなくて、ストーリーにしか過ぎないとわかりながら、そのストーリーを心を込めて生きる必要があるのです。その中で感じるあらゆる感情をありのまま認めていく必要があるのです。
今はまだ出てこないということは、それが急に出てきてバランスを崩してしまわないように、宇宙が守ってくれるということです。そして、それが本当に出てきたときには、時間もストーリーだということがわかっていますから、道の長さは気にならなくなっているのです。
一昨年の激しい腰痛や、今回のぎっくり腰のプロセスを見ていると、それを受け止められるだけの内的外的な環境が整っているからこそ起こっていることだな、という気がします。
知らない人が見たら気が狂ったのではないかと思うような感情があふれているときの私の状態をありのまま受け止めてくれる妻の存在。そんなちょっと変わった私たちを丸ごと包んでくれる地域社会。この境港の素晴らしい自然環境。そして、こんな私の体験やそこから得られた気づきを役立つものだと感じてくれるクライアントの皆さんや、このブログの読者の皆さん。
そういった素晴らしい環境があるからこそ、今の私のこの体験が起こっているのだな、とあらためて思いました。
今回の出来事については、まだいろいろ書きたいことがあるのですが、ちょっと区切りがいいので、続きはまた次回ということで。
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