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心の癒しと意識の目覚めのために

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師走に思うあれこれ

なんと、もう12月に入ってしまいましたね。

このブログ、11月はお知らせ以外の更新は1回だけになってしまいました。いろいろ書きたいことが浮かんできてメモは取るのだけれど、そのままになってしまうことが多かったです。

今日は最近感じることなどを思いつくまま書いてみます。

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まず、11月28日のお話会に参加して下さった皆様、本当にありがとうございました。主催の青木さん&じゅんこさん、大変お世話になりました。

※参加して下さった明日香さんのご感想です
中野真作さんのお話会@エコーさん

今回は初めての企画として、お話会の前に青木さんのミニアコースティックライブとじゅんこさんによる私の本の朗読(青木さんのギター伴奏付)が行われました。

私の本のエネルギーからヒントを得たという青木さんのギター、口笛、ボイスパーカッションの素晴らしい即興演奏から始まり、続いて青木さんのギターをバックにじゅんこさんが私の本の中の一番印象的な部分(第一部の私の最初の体験のところ)を朗読して下さいました。

この朗読には衝撃を受けてしまいました。

私の本の中の言葉を他の人の声で聞くというのは初めての体験で、その事自体が不思議な感覚だったのに加え、お二人の醸し出す受容的なエネルギーが私の文章と融合して、なんとも言えない暖かい波動を出していたような気がします。

次回またエコーでお話会を開催するときには、多くの方に体験していただきたいなと思います。

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10月末の東京出張のあと、ずいぶん長い間風邪のような症状が続いていました。最初はのどが痛くなり、4、5日してからひどい鼻水が出るようになりました。もうひっきりなしに鼻をかむので、ゴミ箱がティッシュの山です。それからまた4、5日してから、今度は咳がひどくなり、鼻水と咳のダブルパンチが何日が続きましたが、11月末の大阪出張が近づく頃には症状もほぼおさまっていました。

その最中は何かものすごく大きな変化が起こっていたような気がするのですが、通過してしまえば、それがどんな感じだったのかよく思い出せません。

深い変化が起こるときというのは、その変化を認識する「私」という枠組み自体が変わっているので、変化したということがよくわからないのではないかと思います。

ただ、その変化の痕跡は現実生活の行動の変化として現れているようです。

2年前の腰痛のさらに2年くらい前からだったような気がするので、もうこの4、5年ほどになるでしょうか、本を読むということがほとんどなかったのですが、なぜか急に本を読みたくなってきました。

私は電子書籍は苦手で「本はやっぱり紙の本じゃないと」なんてことを人によく話していたのですが、そんな私がkindleを衝動買いしてしまったのです。自分でもこの行動が信じられません、、。

なんとなく興味本位で無料体験を登録してみたのですが、最近話題のamazonの読み放題サービスkindle unlimitedは案外面白いです。気になっていたけれど買って読むほどでもないな、と思っていた本をあれこれ読んでいます。特に、非二元関連ではなく、その周辺領域の本、仏教関係とか意識の発達理論などに惹かれる感じがします。面白い本があったら、またブログでもご紹介したいと思います。

もう一つの生活上の変化は、ますます早寝早起きになってきたことです。

数年前から夜は12時までには寝ようと思いつつ、なかなか難しかったりしたのですが、最近は10時すぎには寝て、朝は6時代から起きる日も増えています。朝6時代に起きるのは、普通の人なら当たり前のことかもしれませんが、私にとっては20代のサラリーマン時代以来のことなので、この変化もまた不思議な感じがしています。

腰の具合も日に日によくなっている感じがしていて、これからどんなエネルギーが動き出すのか、ちょっと楽しみな感じもしているところです。


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次回の大阪出張個人セッションのお申込み受付を開始しました。
・2017年1月31日(火)、2月1日(水) 大阪出張個人セッション

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・2017年1月29日(日)
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[ 2016/12/05 15:29 ] ブログ | TB(-) | CM(-)

セッションのご感想〜親愛なる、心に寄り添うプロ

明日、12月7日(水)午後8時からスカイプお話会です。

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スカイプセッションを受けて下さっているYさんがご自身のブログにセッションのご感想を書いて下さいましたので、ご紹介します。Yさん、ありがとうございます。

親愛なる、心に寄り添うプロ

このYさんの文章は私の心に深く響きました。と同時に、背中がピンと伸びるような思いがしています。

私自身、心の奥に閉じ込めてきた深い痛み(怒りや悲しみ、寂しさなど)にほとんど気づかないまま長い間生きてきました。なぜか生きることが苦しい、何かが違う、とは感じていたけれど、それが一体なぜなのかわかりませんでした。

自分の心に閉じ込めてきた感情に気づき始めたとき、生きることがどんどん楽になってきて、何か一番大切なことがわかった、とでもいうような気分になってきました。

そして、ついつい思ってしまったのです。「みんなも私と同じように気づいていけば楽になる。そのお手伝いをしなければ」と。

その頃の私のセラピーは今より、ある意味ちょっと強引で、クライアントさんのペースに合わせるというよりも、こうしたら楽になるのだから、こっちの方向においで!というようなエネルギーがあったような気がします。

私自身がありのままでいることがクライアントさんにも深い癒しをもたらす、ということは頭ではわかっていながら、自分自身が本当の意味でのありのままにくつろいではいなかったので、思考によって考え出された理想の「ありのまま」に導いていこうとしてしまっていたのです。

思考でわかったつもりになっていても、無意識の力というのはとても大きなもので、それにあらがうことは難しいことがあります。どうしてあのときあんなことを言ってしまったのだろう、というような苦い思い出がいくつかあります。

もちろん、そのときそのときに私のできる精一杯のことをしていたのだから、それでよかったんだ、という思いもあるのですが、一方で、今ならそんな対応をすることはなかっただろうな、という後悔もあります。

この、自分自身を見つめていく作業、自分の心の闇に光をあてていく作業、自分を癒していく作業には終わりはないのだろうな、という気がします。

その作業を意識的に進めていくことが、私が楽になっていくことであると同時に、私に関わって下さるすべての方が楽になっていくことにもつながるのだ、ということをあらためて思い出させてくれたYさんのご感想でした。



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[ 2016/12/06 09:58 ] セラピーのご感想 | TB(-) | CM(-)

小出遥子著『教えて、お坊さん!「さとり」ってなんですか』

先日もちょっと書きましたが、最近急に本を読みたくなって、あれこれ立て続けに読んでいます。今日読み終わったこの本、すごくいいのでご紹介します。



この本は著者の小出さんが6人のお坊さんに「さとりって何ですか?」という直球の質問をなげかけた対談をまとめた本です。

真実は一つなので当然といえば当然なのですが、私が語っていること、本に書いていることと、皆さん同じことを語っておられるのがとても不思議な感じがしました。特に第2章の横田南嶺さんの「夢であると気づいた上で夢を生きること」という言葉は、最近私がよくお話する言葉と一言一句同じでびっくりです。なので、私の本やブログに興味のある方にはとても役立つ本だと思います。

すべての宗教の根底には非二元的な真理があるのですが、日本人に一番なじみ深い仏教に関わる方がもっとも深い真実を自分の言葉で語り、こうして読みやすい本の形になって世に出ているのは、なんだかほっとする感じがします。

前にも書いたことがありますが、こういうことをブログで書きながら、どこか、こんなことを書いたり人前で話したりしてもいいのかな、という思いがいつもあったので(最近はずいぶん小さくなりましたが、、)。


一方、セラピストとしての立場からこの本を読むと、本当に理解が起こり始めたとき、本当に自我が緩み始めたときに起こるさまざまなプロセスについてはあまり触れられていないのが、少し意外でした。

例えば「でも、50才過ぎたぐらいから、時々、こう、無意識のフタが開くような感じで、なにか自分が抱えていた、絶対に思い出したくない経験とか感情とかが噴出するっていうようなことが起きてくるようになって。そんなとき、お念仏を称えたりしている自分がいる。そんな自分にちょっと驚くんですよ。(釈徹宗さんの言葉p191)」というところを読むと、そこのところ、もうちょっと詳しく聞きたかった〜、というような、ちょっともどかしい感じがします。

心の傷というものもまぼろしなのだ、ということはまさしく真実なのですが、それを本当に実感するには、まるで本物であるかのように圧倒的なエネルギーで迫ってくるその傷の痛みを一度しっかりと受け止める必要があるようです。

ときによっては大きな混乱を体験することもあるこの変容の道筋についての情報をお伝えし、そのプロセスをサポートすることが私の役割なのだな、ということをあらためて感じました。

このあたりのプロセスについてはユング心理学が役に立ちます。河合隼雄さんの本を久しぶりに読んでみたくなりました。


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[ 2016/12/11 17:54 ] お勧めの本 | TB(-) | CM(-)

象徴的な生を生きる

なんだか最近、久しぶりに内的にも大きな変動が起こっている感じがしています。それについて書こうかとも思っているのですが、今日はこの頃急に本を読むようになったので、その中から気になった言葉と、それについて感じたことを書いてみます。この本は以前何度も読み返した本です。

意味は、人が、自分が象徴的な生を生きており、自分たちがその神聖なドラマの役者であると感じるときにもたらされる。それは、人間の生にとって唯一の意味を与える。他のものすべては陳腐で、却下してもよいぐらいだ。仕事や子どもを産むことなど、すべては、そのひとつのこと、つまり自分の人生が意味をもつということに比べればマーヤ(幻想)にすぎないといえるほどだ。 『ミドルパッセージ〜生きる意味の再発見』ジェイムズ・ホリス p86


これは上記の本の中で引用されている心理学者カール・ユングの言葉です。

自分の問題を周囲の人や世界に投影するのをやめて、自分自身の問題、自分自身の未解決の痛みだと気づいて、それにしっかり向き合い、本当の意味で癒していくと、世界のもっとも深いリアリティが自然と意識にのぼってきます。

私やあなたが個別の存在として、それぞれの意思を持って生きているわけではなく、ただ一つの存在が私やあなたや山や川や花や木や車や原発や、世界のすべてのものとなって現れ、一つの芝居を演じているのだ、ということが自然に見えてくるときがあります。

そのとき、生きていることの意味がわかり、人生がありのまま満たされている感覚がわかってきます。その「意味」は、この世的な事柄によって満たされることはないのです。

私は、一人の人間としては、深く傷つく体験をし、欠陥だらけの存在です。今でもその傷を向き合いながら癒していくプロセスを体験し続けています。でも、それが、この「世界」という聖なるドラマの一つの役柄なのだ、ということが見えてきたとき、その役割の中でどんなことが起こったとしても、それほど気にすることはないのだな、ということがわかってきました。自分に起こることを気にする必要はない。

でも、そのことが本当にわかるためには、世界に問題がある、という視点から離れて、その問題はすべて自分の中にあるのだ、ということに気づく必要があります。多くの人は、そのことだけは気づきたくなくて、世界や他者の中に問題を見つけ、それをなんとかしようとしてしまいます。本当の意味で自分自身を見るのは、とても困難をともなう作業なのです。

その困難を乗り越えて、問題はすべて自分の中にあるのだ、と本当に認められたとき、自分と他者の間にあると思っていた分離は、もともとなかったのだとわかります。自分と世界が切り離されているのではないということがわかります。

「私」というストーリーをありのまま見て初めて、それが単なるストーリーだとわかる。なんだか不思議なパラドックスですね。



この本は、いわゆる「中年の危機」をテーマにした、とても素晴らしい本です。「危機」という言葉を使うと、避けるべき否定的な出来事のように聞こえるので「パッセージ(通り道)」という言葉に置き換えることで、人生の中では避けられない、重要で積極的な意味を持つプロセスなのだ、ということを表現しています。

今私のセラピーを受けて下さっている方の多くが、人生の後半期の入口で体験するアイデンティティの揺らぎの中で迷っておられます。人生の前半期に学んできた条件付け、思い込みが以前のようには機能しなくなって、どう生きていけばいいのかわからなくなっているのです。

そんなときに大切なことは、まず自分が本当は何を感じて、どんな気持ちを持ってこれまで生きてきたのか、ということに気づいていくこと。そして、それと同時に、見た目の世界を超えた大いなるものに意識を開いていくこと。

そのときはじめて、人生の意味がわかり、満たされる感覚がやってきます。

悟り、非二元という言葉はどこにも出てきませんが、自分としっかり向き合い、真の解放を求めている方にはとても役立つ本です。現在品切れで、手に入りにくいようですが、手に取る機会があればぜひ読んでみて下さい。


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[ 2016/12/22 21:09 ] ブログ | TB(-) | CM(-)

火事の夢

一ヶ月前くらいからまたすごく内面が動いていました。それが少しずつおさまってきている感じがするので、忘れてしまわないうちに、そのときどきに感じた事も含めて書いておこうと思います。

最初の兆候は夢を多く見始めたことでした。それも、20代の一瞥体験のあとの混乱の時期に頻繁に見た「洪水の夢」です。こんな夢を見るのは本当に久しぶりでした。

何回か同じような夢を見た後、これもまた久しぶりに、将来への不安のような感覚が、特に夜中に目が覚めたときに心の奥からわきあがってきて、なんだか苦しくなることが何度か続きました。お、久しぶりに無意識がうごめき出しているな、と感じていました。

あるとき、夜中にその不安感がものすごく大きくなってちょっと苦しくなってきたので、この感覚をもっと意識的に感じるようにしてみました。すると、その不安や苦しい感覚はたしかにそこにあるのだけれど、自分という感覚が不安や苦しさを包み込む大きなものになったような感じがしてきました。悲しみや怒りが込み上げてきたときに同じような感覚を感じたことはありましたが、将来への不安や恐れに対して同じ感覚になったのはこれまで記憶になく、ちょっと不思議な気分になりました。今後は、こんな感覚が起こってきたとしても、もう大丈夫だな、という気がしました。


その少しあと、ものすごく印象的な夢を見ました。その後も毎日のように夢を見ているにもかかわらず、朝起きるとすぐに忘れてしまうのですが、次にご紹介する夢は2週間以上すぎているにも関わらず、今でも鮮明に思い出すことができます。

学校の教室で授業を受けている。中学か高校くらいのようだ。若い女の先生が私を呼び出し、教室の外に連れ出そうとする。私はとまどいながらも先生と二人で廊下に出る。ふと振り返って教室の扉を見ると、扉の取っ手の部分に火がついて燃え上がっている。私は焦って、廊下にある手洗い場の水道の蛇口をひねって、その水で火を消そうとする。何を思ったのか、最初は両手をお椀のようにして水を取り、その水を取っ手にかけてみる。案の定、その程度の水では火は消えない。慌てて周囲を見渡すと、洗面器のようなものがあったので、それに水を汲んでなんとか火を消した。


とても象徴的な夢だなと感じました。やっと火を消す事ができてホッとした一方で、私はこの「火」で象徴されるような大きなエネルギーを無理に閉じ込めようとしているのではないか、と思いました。

子どもの頃からいつも緊張が強くて、自分の思う通りに話をしたり行動したりすることに困難を感じることが多かったのですが、それは同時に、ものすごく大きな生きるエネルギーを押さえ込んでいるのだろうな、という気もしていました。それが動き出す事をどこかで恐れているような感じ。そのエネルギーが、最近、少しずつ流れ始めているような感覚があるのです。

この夢を見て目が覚めたあと、この火を消さずにいたらどうなっていただろうか、というイメージワークをやってみました。そのとき浮かんできたイメージはこんな感じです。

その火は教室の扉全体に広がり、やがて学校の校舎全体を燃やし尽くし、私も先生も生徒たちも皆、跡形もなく燃えてしまう。


そのことを考えていたとき、普段はすっかり忘れている、二つの出来事を同時に思い出しました。妻のお父さんが自宅の火事で亡くなったこと。私が生まれる5日前に私の実家が火事で全焼したこと。火、火事、というのは、私にとってはとても大きなテーマなのだ、ということをあらためて思いました。

自分の中に閉じ込めているエネルギーが大き過ぎると、そのエネルギーに襲われてしまうことがあります。そのエネルギーに気づいて適切な形で世界の中に表現していくことができると、それは大きな生きる力になります。

生のパワーを最大限発揮できるのは、自分という思い込みが燃えてしまって、大いなるものと一つになったときです。

スピリットの炎が分離した私という感覚を燃やし尽くすのにまかせてみること。何か困ったこと、問題だと感じることが起こったとき、そのとき感じる内側の激しいエネルギーの動きをすべて味わってみること。「私」が燃え尽きるにまかせてみること。自我が死んでいくのにまかせてみること。

自我の視点からみると、これはとても恐ろしいことのように感じますが、自我というものがそもそも実体のあるものではない、単なる思い込みの集合体でしかなかったのだ、とわかったとき、人生に違う質が流れ込んできます。

そのとき、初めて、本当の意味で生きている感覚がやってくるのです。


最近のプロセスについては、まだ書きたい事がいろいろあるのですが、少し長くなってきたので、続きはまた次回に。



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[ 2016/12/27 22:49 ] ブログ | TB(-) | CM(-)
プロフィール

中野真作

Author:中野真作
スピリチュアルセラピスト。1997年からヒーリング&カウンセリングルーム「スペースまほろば」主宰。悟り・非二元の視点から人生のあらゆる苦しみを手放すお手伝いをしています。
スカイプセッションと境港での対面セッションは随時、東京・大阪での出張個人セッションやお話会も定期的に行っています。セッションの詳細につきましては、スペースまほろばをご覧下さい。

「悟り(非二元)と癒しのお話」youtubeで配信中

中野真作の悟り(非二元)と癒しのお話シリーズ第一回「悟りの本質〜すべては自然に起こっている」。その他の動画はyoutubeのスペースまほろばチャンネルをご覧下さい。
東京・大阪・福岡出張個人セッション
■東京出張個人セッション
2023年5月23日(火)〜25日(木)
■福岡出張個人セッション
2023年6月5日(月),6日(火)
■大阪出張個人セッション
2023年6月26日(月)〜29日(木)
オンラインでのセッションは随時ご予約をお受けしています。予約状況はこちらから。
中野真作の癒しと目覚めのお話会スケジュール
ゆったりした雰囲気の中で、あなたの本性である悟り、沈黙の香りを味わっていく集まりです。悟りたい方、非二元に興味のある方、生きるのが辛い方、友達がほしい方、ただのんびりしたい方、お気軽にご参加下さい。>>>お話会の総合案内とスケジュールの一覧はこちら
内なる真実に触れるワークショップin東京
2023年5月21日(日)
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オンラインお話会
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