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心の癒しと意識の目覚めのために

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『最強のベーシックインカム AIとロボットが働く時代のおカネのシステム』

今日は非二元でも心理学でもない経済に関する本をご紹介します。この本、私の本を世に出して下さった大恩人であるSIBAA BOOKS(青山ライフ出版)の宮崎さんが担当した最新刊です。

「最強のベーシックインカム AIとロボットが働く時代のおカネのシステム」が発売!(制作部長の今日も指さし確認!)



ベーシックインカムとは「国民におカネを毎月一定額配る」政策のことです。この言葉、ずいぶん前から知ってはいたのですが、共産主義の亜流か突拍子もないトンデモ話のたぐいかのように思っていたところもあります。

とはいえ、私もいちおう経済学部卒業生の端くれで(私の本を読んで下さった方はご存知の通り、経済学の勉強はせずに心理学や哲学の本ばかり読んでいましたが)、これから先人工知能やロボットがますます発達したら人間がする仕事が減って失業者が増え、経済はまわらなくなってしまうのでは、という程度の危機感は感じていました。その問題に対して、とてもわかりやすくて実際的な解決方を提示しているのがこのベーシックインカム政策なのだ、ということを初めて知りました。


この本を読んでいて感じたのは、今ベーシックインカム政策が少しずつ広く知られるようになってきている(関連の本がすでにたくさん出ているということを最近知りました)のは、人間の意識の進化と繋がっているのではないかということです。

細かい論点は本を読んでいただきたいのですが、この政策が本格的に行き渡る頃には、人間が暮らすために最低限必要な物資は人工知能とロボットが自動生産するので、人は生きるために働く必要がなくなります。すると、それまでは失敗して収入がなくなることを恐れて本当にやりたいことをやることを躊躇していた人が、失敗を恐れずにやりたいことに挑戦できるようになります。

多くの人にとっては、悟りというものはある程度衣食住が十分に賄えるようになってきて、内側に意識を向けられるだけの自由を得られてからでないと難しいです。最近になって意識の目覚めに対する関心が広がってきているのは、産業革命以降、人間の労働が少しずつ機械にとって変わられて、内面にエネルギーを向ける余裕ができてきたこととも関係していると思います。

今後、人工知能やロボットがますます発達して人が働く必要がなくなると、失業者が増えて大変だという視点で見ることもできますが、逆に言えば、いやいや働く必要がなくなって、人間にとって1番大切なことを探求する余裕が出てくる、とも言えるのではないかということにこの本を読んで気がつきました。

そのための経済的な基盤を提供するのがベーシックインカムと言う制度なんだと思います。もちろん、実際にやろうとすると実務上の問題はたくさんあると思いますし、まず人間の心理的な抵抗も大きいと思います。でも将来的にはこの方向に行くしかないのかなと言う気もするのです。そのためには、まず一人一人が内面の変革を意識的に行っていく必要があるでしょう。

経済の本とはいえ、イラストや漫画もあり、本文も登場人物の対話形式になっていてとても読みやすいです。人間の意識の進化と経済活動に興味がある方には特にお勧めします。




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スカイプ覚醒個人レッスンを受けて下さった山田淳さんのご感想です。私の個人セッションやお話会などが役にたったと感じて下さる方は、この「沈黙」「静けさ」に共鳴を感じておられるのだな、ということをあらためて実感しました。

https://www.facebook.com/atsushi.yamada.520/posts/1704016149691440

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個人セッションなどを時々受けて下さっているカズミンさんのご感想です。本当に沈黙を意識し始めると不安や恐れを感じることがありますが、それすらありのままに感じていくと、思考との同一化から離れます。自分というものがもっと大きな何かなのだとわかり、安心感が生まれます。

体験がそこにあるだけ。(精神世界 × 心理学 そして非二元論)



個人的なサポートが必要な方は「中野真作のスカイプ覚醒個人レッスン」のご案内をご覧下さい。東京、大阪、境港での対面個人セッション、お話会などの情報はスペースまほろばのサイトからどうぞ。


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[ 2018/05/01 18:45 ] ブログ | TB(-) | CM(-)

生命を味わいながら生きる

みなさん、こんにちは。スペースまほろばの中野です。一昨日の激しい雨が通り過ぎ、昨日今日は風が強いながらも日差しが降り注ぐ境港からお届けしています。

雨のあと急成長する緑を眺めていると「生命(いのち)を味わいながら生きる」という言葉が浮かんできました。

腰痛がひどくなって一時動けなくなっていた頃から激しくなっていた(というよりも、ずっと前からあったけど気づいていなかったものが表面化していた)内的な嵐がずいぶん小さくなってきた感じがしています。50年にもわたってこれほどの激しい嵐を心の奥に閉じ込めたまま生きていたのか、ということを思うと、よくこれまで無事に生きてこれたな、と感じます。

とはいえ、自分とは何者でもないこと、達成すべきはものは何もないことなどを理解し始めてからもエゴは何かになろうとし、何かをなしとげようとむなしい努力を続けてしまいます。でも、それもまたあってもいいのだな、と思えるようになってきました。

ああ、なんだか頑張ってるね、というくらいの気分でその働きを見ていればいいのだ、ということ。そういった働きが動いているときには、それとわかりながら頑張ればいいのだ、ということ。自分に起こっていることを気にしなくてもいい、ということ。

そのうちに、スイッチを切った扇風機が自然に止まるように、時がきたら自然に止まるようです。


肉体としての私たちはどんなに素晴らしいことを達成しても必ず死ぬし、物質的なものには必ず終わりがやってくる。どんなに激しい嵐がやってきても、それもやがて静まっておだやかな晴天がやってきます。

そのことに気づくのは、ある種の虚しさもある一方で、深い安心感もあります。


その安心感を意識しつつ、虚しさも味わう。

自分とはなんでもないことを意識しつつ、エゴの頑張りも楽しむ。

死を意識しつつ、生を楽しむ。

生命を味わいながら生きる、というのはそんな感覚かな、と思います。



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スカイプ覚醒個人レッスンを受けて下さった山田淳さんのご感想です。私の個人セッションやお話会などが役にたったと感じて下さる方は、この「沈黙」「静けさ」に共鳴を感じておられるのだな、ということをあらためて実感しました。

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[ 2018/05/05 11:53 ] ブログ | TB(-) | CM(-)

微妙な違和感と存在そのものの感覚

5月13日(日)午後8時からZoom読書会「『私』という夢から覚めて、わたしを生きる」が始まります。私の本をテキストに目覚めと癒しの本質をお伝えしていきます。

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皆さん、こんにちは。スペースまほろばの中野です。あなたは最近夢を見ていますか。以前はこのブログでも夢についてよく書いていたのですが最近はあまり印象的な夢を見なくなったので夢の話はちょっとご無沙汰になっていました。

夢というのは無意識からのメッセージです。自分の中にありながら気づいていない部分を夢が教えてくれるのです。分離の幻想は自分の一部を否定して自分ではないものとして無意識に抑圧してしまうことで生まれるので、夢のメッセージを受け止め、それも自分の一部なのだ、ということを思い出していくことで、分離の夢が単なる夢であることに気づいていきます。

その中でも、何度も繰り返し見る夢は、夢が緊急にあなたに伝えたいメッセージがあるのかもしれません。


最近はあまり夢を見なくなったなと考えていたときに、ふと気づいたことがありました。この数ヶ月くらいの間、無意識のうちに数年前の出来事を思い出しては後悔しているのです。ある人との関係の中で、どうしてあんなことを言ってしまったのか、と何度も考えているのに、そのことをあまり意識していなかったのです。

いつも感じている感情なのにそれをほとんど意識していないということがあります。いつもイライラしたりプンプン腹を立てているのにそうしている自分あまり自覚していない状態です。そのことに気がついたとき内側で大きな変容が起こります。自分のありのままを深いレベルで認めた瞬間です。

私のこの後悔の思考も知らないうちに自然と流れ出ていて、そんなことを考えていることにほとんど気づいていませんでした。この私の何度も繰り返される後悔の思考も一種の夢(無意識からのメッセージ)なのだ、ということにはたと気づいたのです。


夢を見たときに大切なことは頭で分析するよりも、そのときの感覚を身体を通してよく味わうことです。そうすることで夢が運んでくる深い部分からのメッセージを受け取ることができます。

その後悔の思考にともなう身体感覚をよく味わってみると、なんとも表現し難い違和感のようなもの、落ち着きのなさのようなものを感じました。この感覚を感じることを避け続けていたのだな、と思いました。

でも、この感覚はずいぶん昔からとても馴染みのある感覚のような気もするのです。自分が自分であってはいけないような感覚、ここにいることそのものが悪いことであるかのような感覚、つまりは自己否定の感覚。

そう気がついてから、なんだかエネルギーがずいぶん変わって、また一段と楽になったような感じがしました。


そして、これまであまり意識したことのない、あることに気づいたのです。

それは、この微妙な違和感は、一番深い部分まで感じ取っていくと、ここにこうして私が存在しているという感覚と同じものなのだ、ということです。

私という感覚そのものが、ある種の違和感のような感覚として感じられているのだ、ということ。

この違和感が、同時に、存在の感覚、意識そのものの感覚、神の感覚、I AMNESS、なのだ、ということ。

たぶん、浄化すべき感情がまだ大きすぎるときには、身体を感じても抑圧された感情のエネルギーが先に意識にのぼってくるので、この微妙な違和感にはなかなか気づけないのかもしれません。

浄化が深まってくると、ずいぶん楽になってきたのにまだ何か違和感が残る、という段階に入るときがあります。でも、その違和感は解消すべき何かではなくて、ここにこうして存在しているということそのものの感覚、とても大切な感覚なのかもしれない、そんなことを思いました。

その感覚がわかる方は、ただ、その感覚とともにいてみて下さい。それは、大いなる存在そのもののあなたとしていることです。


もしあなたが、毎日の生活の中で、同じことが何度も気になったり、同じ人に何度も困らされているとしたら、つまり同じ夢を何度も見ているとしたら、それはあなたに大きな気づきをもたらす可能性のある、とても大切な無意識からのメッセージなのかもしれません。



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[ 2018/05/11 21:03 ] | TB(-) | CM(-)

そんなに深刻にならなくてもいい

皆さん、こんにちは。スペースまほろばの中野です。このところ私自身が夢に意識を向けていることもあってか、個人セッションでも夢の話題を取り上げることが多くなっているので、引き続き夢について書いてみます。


子供の頃に何度も見ていた印象的な夢がいくつかあります。

1、下半身だけ何も身につけていない状態で人がたくさんいる場所にいて、とても恥ずかしい思いをしている。


この夢は小学生の頃よく見ていたような記憶があります。本にも書いていますが、小学6年生までおねしょをしていたことと関係しているのかもしれません。

2、たくさんの線路がある踏切を渡ろうとしているのだけれど、両方向から次々と電車がやってきてなかなか向こう側にたどり着けない。


この夢はもう少し大きくなるまで、多分中学や高校の頃まで見ていたかもしれません。どうしても向こう側にいけないというもどかしい感覚を伴っていました。そもそも、夢の中で一度でも向こう側にいけたことがあるのか、記憶がさだかではありません。

3、空を飛ぶ夢。身体にぐっと力を入れると上昇したり、力を抜くと降下したりする感じで、コントロールがとても難しい。でも、空高くあがって上空から地上を眺めるのはとても心地よいときもあった。


この夢はさらに大人になるまで、だぶん大学生からサラリーマン時代(30前後)くらいまで見ていたような気がします。

また、この夢はユング関係の書籍で、若い頃から目覚めの体験をして苦しんでいる人がよく見る夢だ、という話を読んだような記憶があるのですが、どの本だったかわからなくなってしまいました。もしご存知の方がおられたら教えて下さい。あるいは、この本の記憶そのものが夢のような気もしますが、、。(^_^;)

4、大学の卒業が近づいているのにまだ必要な単位が取れていなくて焦っている。特に数学をほとんど真面目に勉強していなくて、試験に出てもまったくわからない分野がたくさんあることがわかったので、その部分を勉強しなくてはと思っているけれど、教科書を読んでも理解できず途方にくれている。


この夢はかなり最近まで、大学を卒業してから40歳前後までは見ていた記憶があります。目が覚めてから、もう大学は卒業していることに気づいて毎回ホッとしていました。大学時代に何かをやり残している、と感じていたのかもしれません。

子供の頃は夢からメッセージを受け取るということはまったく意識していなかったのですが、何度も見ていた夢も成長するにつれてやがて見なくなっていました。

それはきっと、特に意識して夢からメッセージを受け取る、ということをしなくても、夢を見ることそのもので、無意識に抑圧しているエネルギーが表現され、自分という存在全体がバランスを取っているので、そのバランスを取るプロセスが十分体験できれば、やがて同じ夢は必要なくなるからではないかと思います。


ところで、4番目の大学を卒業できない夢はかなり最近まで見ていたので、今でもその感覚をはっきりと思い出すことができるのですが、それを思い出していたとき、最近感じていた似たような感覚を思い出しました。

私は、自分が人並みの人生を送れなかったということを実はとても気にしていて、それにともなう大きな寂しさや後悔のような否定的な感情を感じないように蓋をして生きていました。4年近く前の腰痛のあと、その感情が一気に噴き出してきて、そのことを初めてきちんと実感したのです。

いわゆるアダルトチルドレン、あるいは愛着障害のような状態で、人との深い関わりを50歳になるまで知らなかった。そんな自分をどうしても受け入れられないような感覚、何かをやり残しているような不全感がずっとあったのです。

でも、その不全感も夢のようなもの、きちんと感じ取る必要のある無意識からのメッセージだったのだな、ということに、この4番目の夢を思い出しているときにふと気がつきました。それもただありのまま感じておけばいい。そうすれば、その夢も必要なくなる。

そのことを思い出したとき、これまでの自分の人生もそれはそれでよかったのだ、という感覚がやってきたのです。これまであまり感じたことのなかった感覚です。

ある意味では人生全体が夢なのだ、ということにさらに深く気づいたような感覚でもあります。

人生が夢だ、というのは、それをいいかげんに扱っていい、ということではありません。この世界の中のすべての出来事は大いなるものの表れ、スピリットそのものの表現なのだ、と気づくことです。

すべてのものごとは同じように貴重で、同じようにどうなっても大丈夫なのだ、とわかることです。

すべてはただありのままなのだ、とわかることです。

悩んでもいいし、後悔してもいい。でも、そのことをそれほど深刻にとらえる必要もないのです。


たぶん、次回も夢に関することを書くと思います。



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[ 2018/05/15 18:27 ] | TB(-) | CM(-)

悪夢を見るとき

皆さん、こんにちは。スペースまほろばの中野です。今日は悪夢について書いてみます。

悪夢を見るのでどうしたらいいでしょうか、という質問を受けることがよくあります。怖い夢や不安になる夢、特に自分が死んだり人を殺したりする夢を見て心配になる人が多いようです。

でも、それは全く心配いりません。私はいわゆる「悪夢」と言うものは存在しないと考えています。「悪い夢」と言うのは無いのです。

私たちは自分で受け入れられないと感じる様々な感情や思いを知らないうちに心の奥に閉じこめ蓋をしてしまっています。そうすることで自分の中に分離を作り、それが外の世界に投影されて、本来はすべてが一つに繋がっているこの世界の中に、私対あなた、良い対悪い、といった分離の夢を生み出してしまいます。

閉じ込められているエネルギーの多くは、怒りや悲しみ、嫉妬や狂気など、いわゆる「否定的な」エネルギーなので、それが自分の内側にある、ということを普段はなかなか認められません。閉じ込められているそのエネルギーがあまりにも大きくなってしまうと、病気や事故、人間関係のトラブルといった否定的な影響を人生に与えるようになってしまいます。

その閉じ込められたエネルギーを無意識のうちに解放して、自分という存在全体がバランスを取ろうとしている働きが悪夢なのです。ですから、怖い夢を見るのは、ある意味ではとてもいいことなのです。

悪夢を見るとそれが現実になるのではないか、と心配する人もいますが、それは逆で、夢で解放しているから現実に起こる必要がなくなるわけです。

また、夢の中で人が死ぬのもいい夢です。それは、自分の一部が死んで新たに生まれ変わろうとしているときに見る夢だからです。


どんな悪夢を見たとしても、そのときに感じる感覚、感じる気分をありのまま感じることを許して、味わってみて下さい。そうすることで閉じ込めらているエネルギーが解放され、統合されていきます。

もし可能なら、起きたあとに、その夢を膨らませるようにストーリーを作ってみて下さい。夢の中でやりたかったことをイメージの中で何度もやってみて、そのとき感じる気分をよく味わってみて下さい。

現実にはできないようなことであっても、イメージの中では何をやっても大丈夫です。悪いことを想像するとそれが現実に起こるのではないか、と心配する必要はありません。閉じ込めている否定的なエネルギーに気づかないでいるとき、それが現実化する可能性が高まるのです。


こうして考えてみると、現実生活の中で起こる一見よくないことも、すべて、この悪夢と同じだとも言えるでしょう。よくないことのように見えているけれど、それが起こることで無意識に閉じ込められている否定的なエネルギーを解放し、大いなる存在が分離の夢を終わらせようとしている、と考えることもできると思います。

とはいえ、悪夢を見たり、現実にいやなことが起こることはできれば避けたいものですね。できることなら、悪夢のような形で現れる前に、知らないうちに心の奥に閉じ込めて自分ではないものとして切り離してしまった自分の大切な一部に気づいていきたいものです。

そのためのヒントは日常生活の中で一瞬一瞬与えられています。それは、いつでも、そのときどきに本当に感じていることをありのまま感じることを許すこと、感じる力を取り戻すこと、です。


参考記事(私の本にも収録している古い記事です)
(あらためて)感情を解放することの大切さについて (2012/10/05)
感情を感じること=自分を愛すること=自分が緩んでいくこと (2013/06/30)

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5月27日(日)の特別セミナー「目覚めのプロセスを生きる」(大阪)では、目覚めのプロセスの中で体験する「夢」とその扱い方についてもお話します。なお、このセミナーは満席となっていますので、次回7月末の大阪出張時にも同じテーマで開催する予定です。詳細は5月末頃お知らせ致します。

6月22〜24日の皆生温泉リトリートではこのテーマを含めた目覚めと癒しのプロセス全体についてお伝えしていきます。残席7となっています。



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[ 2018/05/18 19:12 ] | TB(-) | CM(-)

いつもと違う大阪出張

2か月に1度の大阪出張が今週末に近づいてきました。これまでは大阪出張が近づくとグループセッションの参加者数が気になってお誘いの文章を書いたりしていたのですが、今月はグループ(特別セミナー「目覚めのプロセスを生きる」)も個人セッションも満席で、いつもとはちょっと違う感じがしているところです。

というのも、1年に1、2回しか行かない東京とは違って2ヶ月に1度の大阪では、個人セッションは満席のことが多い一方で、最近はグループセッション(お話会)の参加者が少なくなっていました。

これまで大阪のグループでは、できるだけ多くの人に目覚めや悟りの基本的なことを知ってもらいたくて、比較的短い時間の開催で、料金も参加しやすい形に抑えていたのですが、それでも参加者が4、5名と言うことが増えていてどうしたものかと思っていました

それならいっそのこと、基本的なことを中心に話すよりも、自分が今一番お伝えしたいことをもっと自由に話してみようと思いついたのです。

今は悟りや非二元について多くの人が語り始めていますし、悟りと癒しの関係について伝える人も増えてきています。そんな中で私にしかできない事は、私自身が経験してきた目覚めのプロセスについて正直に話すことだなと思ったのです。20年以上前にインターネットで情報を発信し始めた時から私の持ち味だったはずの、自分のことを語るという原点に戻ってみようと思いました。

なので、今回は少人数限定で基本的なお話は少なめにして、目覚めのプロセスの中で起こる可能性のあるいろんな出来事を私の実体験に基づいてお話しするつもりです。

正直に言うと、この企画を考えたときには1人の参加者もいないのではないかとずいぶん心配していました。ところが告知してから1週間ほどの4月上旬には定員一杯になってしまい、その後はキャンセル待ちという形でお受けしている状態です。一時はもう少し広い会場を取り直そうかとも思ったのですが、このスタイルは初めてなので、今回だけは当初予定の通り少人数限定でやってみようと思っています。

今回の出来事を通して、私に関心を持ってくださっている方が私を通して知りたいと思っているものが何なのかをあらためて実感しました。

悟りや非二元のことを頭で理解し、さらに直感的に実感したとしても、それが本当に腑に落ちてくるプロセスの中では様々な体験が起こる可能性があります。私の役割は、苦しみながら目覚めのプロセスを通過してきた実体験をありのままお伝えすることで、どんな体験が起こっても大丈夫なんだ、その体験を通してもっと深く目覚めていけるんだ、という安心感をお伝えすることなのだな、と気づいたのです。


ここまで来て、未だに自分のことを正直に語ることを恐れていたような気がします。それは単なるストーリーではないのか、と。でも、そうではないことが実感としてわかってきました。

この肉体の有限性を意識すればするほど、ストーリーであるとわかりながらストーリーを生き切ることができるような気がします。自分はいない、自分とは何でもないということを理解して初めて、人は恐れずに個性を十分に発揮できる、宇宙が自分に与えた役割を十分に果たせるのです。

今回の大阪出張はいつもにもましてワクワクしているところです。


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7月の大阪出張時にはもう少し広い会場で同じテーマのセミナーを開催できるよう調整中です。今週末のセミナーが終わったら詳細をお知らせしますので興味をお持ちの方はぜひ参加してみて下さい。

また6月の皆生温泉リトリートはもう少し空席があります。今週末のセミナーでお伝えする内容の他に、癒しと目覚めの全体像を様々な誘導瞑想やエクササイズ、ブレスワークなども行いながら詳細にお伝えしていきます。こちらはまだ若干空席がありますので、興味をお持ちの方のご参加をお待ちしています。



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プロフィール

中野真作

Author:中野真作
スピリチュアルセラピスト。1997年からヒーリング&カウンセリングルーム「スペースまほろば」主宰。悟り・非二元の視点から人生のあらゆる苦しみを手放すお手伝いをしています。
スカイプセッションと境港での対面セッションは随時、東京・大阪での出張個人セッションやお話会も定期的に行っています。セッションの詳細につきましては、スペースまほろばをご覧下さい。

「悟り(非二元)と癒しのお話」youtubeで配信中

中野真作の悟り(非二元)と癒しのお話シリーズ第一回「悟りの本質〜すべては自然に起こっている」。その他の動画はyoutubeのスペースまほろばチャンネルをご覧下さい。
東京・大阪・福岡出張個人セッション
■福岡出張個人セッション
2023年11月8日(水),9日(木)
■東京出張個人セッション
2023年11月20日(月)〜24日(金)
■大阪出張個人セッション
2023年12月18日(月)〜21日(木)
オンラインでのセッションは随時ご予約をお受けしています。予約状況はこちらから。
中野真作の癒しと目覚めのお話会スケジュール
ゆったりした雰囲気の中で、あなたの本性である悟り、沈黙の香りを味わっていく集まりです。悟りたい方、非二元に興味のある方、生きるのが辛い方、友達がほしい方、ただのんびりしたい方、お気軽にご参加下さい。>>>お話会の総合案内とスケジュールの一覧はこちら
■中野真作の癒しと目覚めのワークショップ〜「私はいない」を越えて人と世界とつながる方法〜
福岡2023/11/7(火)10:15〜17:00
東京2023/11/19(日)10:00〜16:45
オンラインお話会
2023年11月12日(日)20:00~21:30

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