皆さん、こんにちは。
スペースまほろばの中野です。このところ私自身が夢に意識を向けていることもあってか、個人セッションでも夢の話題を取り上げることが多くなっているので、引き続き夢について書いてみます。
子供の頃に何度も見ていた印象的な夢がいくつかあります。
1、下半身だけ何も身につけていない状態で人がたくさんいる場所にいて、とても恥ずかしい思いをしている。
この夢は小学生の頃よく見ていたような記憶があります。本にも書いていますが、小学6年生までおねしょをしていたことと関係しているのかもしれません。
2、たくさんの線路がある踏切を渡ろうとしているのだけれど、両方向から次々と電車がやってきてなかなか向こう側にたどり着けない。
この夢はもう少し大きくなるまで、多分中学や高校の頃まで見ていたかもしれません。どうしても向こう側にいけないというもどかしい感覚を伴っていました。そもそも、夢の中で一度でも向こう側にいけたことがあるのか、記憶がさだかではありません。
3、空を飛ぶ夢。身体にぐっと力を入れると上昇したり、力を抜くと降下したりする感じで、コントロールがとても難しい。でも、空高くあがって上空から地上を眺めるのはとても心地よいときもあった。
この夢はさらに大人になるまで、だぶん大学生からサラリーマン時代(30前後)くらいまで見ていたような気がします。
また、この夢はユング関係の書籍で、若い頃から目覚めの体験をして苦しんでいる人がよく見る夢だ、という話を読んだような記憶があるのですが、どの本だったかわからなくなってしまいました。もしご存知の方がおられたら教えて下さい。あるいは、この本の記憶そのものが夢のような気もしますが、、。(^_^;)
4、大学の卒業が近づいているのにまだ必要な単位が取れていなくて焦っている。特に数学をほとんど真面目に勉強していなくて、試験に出てもまったくわからない分野がたくさんあることがわかったので、その部分を勉強しなくてはと思っているけれど、教科書を読んでも理解できず途方にくれている。
この夢はかなり最近まで、大学を卒業してから40歳前後までは見ていた記憶があります。目が覚めてから、もう大学は卒業していることに気づいて毎回ホッとしていました。大学時代に何かをやり残している、と感じていたのかもしれません。
子供の頃は夢からメッセージを受け取るということはまったく意識していなかったのですが、何度も見ていた夢も成長するにつれてやがて見なくなっていました。
それはきっと、特に意識して夢からメッセージを受け取る、ということをしなくても、夢を見ることそのもので、無意識に抑圧しているエネルギーが表現され、自分という存在全体がバランスを取っているので、そのバランスを取るプロセスが十分体験できれば、やがて同じ夢は必要なくなるからではないかと思います。
ところで、4番目の大学を卒業できない夢はかなり最近まで見ていたので、今でもその感覚をはっきりと思い出すことができるのですが、それを思い出していたとき、最近感じていた似たような感覚を思い出しました。
私は、自分が人並みの人生を送れなかったということを実はとても気にしていて、それにともなう大きな寂しさや後悔のような否定的な感情を感じないように蓋をして生きていました。4年近く前の腰痛のあと、その感情が一気に噴き出してきて、そのことを初めてきちんと実感したのです。
いわゆるアダルトチルドレン、あるいは愛着障害のような状態で、人との深い関わりを50歳になるまで知らなかった。そんな自分をどうしても受け入れられないような感覚、何かをやり残しているような不全感がずっとあったのです。
でも、その不全感も夢のようなもの、きちんと感じ取る必要のある無意識からのメッセージだったのだな、ということに、この4番目の夢を思い出しているときにふと気がつきました。それもただありのまま感じておけばいい。そうすれば、その夢も必要なくなる。
そのことを思い出したとき、これまでの自分の人生もそれはそれでよかったのだ、という感覚がやってきたのです。これまであまり感じたことのなかった感覚です。
ある意味では人生全体が夢なのだ、ということにさらに深く気づいたような感覚でもあります。
人生が夢だ、というのは、それをいいかげんに扱っていい、ということではありません。この世界の中のすべての出来事は大いなるものの表れ、スピリットそのものの表現なのだ、と気づくことです。
すべてのものごとは同じように貴重で、同じようにどうなっても大丈夫なのだ、とわかることです。
すべてはただありのままなのだ、とわかることです。
悩んでもいいし、後悔してもいい。でも、そのことをそれほど深刻にとらえる必要もないのです。
たぶん、次回も夢に関することを書くと思います。
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