今度の週末7月8日(日)20時から
zoom読書会「「私」という夢から覚めて、わたしを生きる」の第3回目です。今回から第2部に入っていきます。非二元とはそもそも何を意味しているのか、人生には意味があるのかといった一番基本的なことと、非二元を考えるときに大切になる意識の成長段階についてお話します。
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皆生温泉リトリートが終わって一週間すぎました。私の内側でも想像していた以上に様々なことが起こっています。
まず、参加して下さったカズミンさんのご感想です。
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中野真作さんの温泉リトリートに参加してきました※参加して下さった方でその後に感じたことも含めてシェアしていただける方がおられましたら、ぜひメールでお送り下さい。このブログでご紹介させていただきます。また、ご自身のブログなどに書いて下さっている方はお知らせいただければリンク致します。
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前回5月末の大阪出張中、横断歩道の聴覚障害者用のアラーム(というのかな?青信号になったときに音がなる装置)の横に立っていた時、右耳に違和感があることに初めて気がつきました。音と同時に耳の中でバリ、ゴソ、というような感じの異音がするのです。
そのときはあまり気にも留めずにいましたが、なかなかおさまらないので耳鼻科に行った方がいいのかな、と思いつつ、リトリートの準備でバタバタしていたためなんとなくそのままになっていました。
だんだん違和感が大きくなっていたので、子供の頃以来何十年ぶりだろうと思いつつ、リトリートが終わった翌日の月曜日、近所の耳鼻科に行ってみました。
耳を直接診てもらったあと、ヘッドホンをつけて聴覚の検査をしました。音が鳴ったらボタンを押す、という検査が妙に楽しい感じがしました。
そして、医師の診断です。
「時間解放症ですね」
ん?ついに時間と空間から解放されたのかな?(°▽°)
と思ったら、
これは「耳管開放症」という症状で、wikiによると
耳管開放症(じかんかいほうしょう、英: Patulous Eustachian tube)とは、通常は閉鎖されている耳管が開放されたままの状態になり、耳閉感や自声強聴(自分の声が大きく聞こえる)などの症状を引き起こす疾患である。
とのことです。
その上、右耳は高音域と低音域が中程度の難聴と言っていいほど聴力が落ちていると言われて最初はかなりショックを受けました。しかも、低音域は何ヶ月かすれば自然によくなることもあります、と言われたので、高音域はよくならないのか、とも思いました。
そういえば、最近、内側でいつも鳴っているキーンという音が大きくなってきて、何も考えていない時間がまた増えたな、とは思っていましたが、その音が大きくなっていることが耳のトラブルと関係しているとは思ってもみませんでした。
とはいえ、最初にショックを受けたほどこのことを深刻に考えていない自分がいてちょっと不思議な感じもしています。
この症状のせいなのかどうかはわからないのですが、いろんなことが以前のようには心配にならなくなっています。もう必要以上に周囲を気にしてなくてもいいような気がしています。聞こえないということは、もう聞かなくてもいいということだろう、と思ったのです。もちろん、左耳は普通に聞こえているので日常生活には問題ないのですが。
腰痛のときにも思ったのですが、身体の症状として現れることで、それまで無意識に閉じ込めていたエネルギーが身体レベルで表現され、それを統合しているのではないかと思います。症状自体は心地よいものではなくても、その症状を通して、一番深い何かと繋がった感じがして、深い部分で安心感を感じるような感覚です。
いつかはもっときちんと表現しないといけないな、と思っているのですが、私は若い頃から吃音(きつおん、どもり)という症状に悩んできました。というよりも、悩むことすら拒否して、そのことをできるだけ意識に上らせないようにしていた感じがします。
私にとって吃り(どもり)は他者とのコミュニケーションの障害となって人生を大きく制限してきたものですが、同時に人生で一番大切なものを教えてくれるきっかけとなった恩寵でもあります。
吃りのおかげで若い時からエネルギーが内側へ、無意識の領域へと向かい、多くの人がなかなか気づけないでいる何かに無理やり気づかされた感じがします。そのおかげで、今、若い時には想像もできなかった人との深い関わりが体験できています。吃りがなければ、今の私はいないことだけは確かです。
吃って人前で上手く話せないとき、話せないのなら無理に話さなくてもいいということだろう、と思ったことがあります。自分が話さなければ他の人が話してくれる。そのうち、人の話を聞くことが仕事になりました。
今、自分の内側から自然溢れてくる情報=大いなるものから流れてくる情報を語るとき、前ほど吃ることがなくっている自分に気づきます。吃りという問題があったからこそ思い出すことができたことを語るとき、自然と吃らなくなっている。これはなんだか不思議な感じがします。
今回の耳のトラブルも吃りや腰痛と同じように今の自分にとって必要な体験で、それを十分に味わい受け入れる必要があるのでしょう。
腰痛が筋トレやストレッチの効果で少しずつよくなってきているように、この耳のトラブルもそのうちよくなっていくような気がします。腰痛と同じように、心理的なストレス、身体の歪み、筋肉の衰えで疲れやすくなっていることも関係しているようですし。
でも、もしよくならなかったとしても、それもまたオッケーな気がします。肉体は死に向かって否応無く衰えていきます。これからは身体を大切にする一方で、老化をいかに自然なプロセスとして受け入れていくのか、ということも大きな課題だなと思います。
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