昨日の
エックハルトトール勉強会は新大阪では初めてセッションルームを離れて、新大阪駅東口の貸会議室で行いました。(境港では以前より近所の公民館でも行っています。)これまでで一番多い6名の方にご参加いただき、さまざまな気づきをわかちあう貴重な体験が出来ました。みなさんありがとうございました。
tontonさんとあっきーさんがブログに感想を書いて下さっていますので、ご紹介します。tontonさん、あっきーさん、ありがとうございます。
エックハルトトール勉強会 第二回 by tontonさん
http://ameblo.jp/togo/entry-11243816196.html中野真作さんのエックハルトトール勉強会 by あっきーさん
http://ameblo.jp/akihiko1223/entry-11243482925.html-----
今回は「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」の3章と4章を取り扱ったのですが、その中で少し気になったことを書いてみます。
第3章の第9節に次のような文章があります。
あなたが人生と呼んでいるものは、厳密にいうと、「人生の状況」なのです。...「人生の状況」のことは、ちょっと忘れて、「人生そのもの」に目を向けてみてはいかがですか?
10年前に初めてこの本を読んだときは、この部分には微妙な違和感を感じたことを覚えています。
なんとなくわかるような気はするけれど、「人生」ってもともと「人生の状況(人生の中で体験すること)」のことなんじゃないのかな?「人生そのもの」っていうのはいったいなんのことなんだろう、と。
しばらくして原文を見たときにその意味が少しわかるようになりました。そして、この数年間のプロセスを体験して、やっとその意味が完全にわかった感じがしています。
ここで「人生」という日本語に訳されている言葉は「life」です。「life」には「人生」という意味の他に、「生命(いのち)そのもの」という意味もあります。
つまり、ここでエックハルトトールが言いたいことは、生きている間に体験するさまざまな出来事だけに意識を向けるのではなくて、それらを在らしめている生命そのもの、存在そのものに意識を向けるようにしよう、ということなのです。
すると、これは多くの目覚めた人たちが語っているメッセージとまったく同じことだとわかります。
少し前にブログでご紹介した次の2つの文章もまったく同じことを言っています。
「あなたはただ開かれて在りなさい。あとはすべて愛がやってくれるでしょう。」ガンガジ
「すべては自発的にやってくる。ただ『私は在る』という感覚をつかむ必要があるだけだ。」ニサルガダッタ・マハラジ
また、最近私がとても気に入っている言葉「沈黙と親しくする」もまったく同じことです。
これを誰でもできるエクササイズとして紹介しているのが6章に紹介されている「インナーボディとつながるエクササイズ」です。(
私流にアレンジしたエクササイズをこのブログでもご紹介していますので、ぜひやってみて下さい。)
目に見える物理的世界のもっと奥にある生命そのもの、音の背景にある沈黙そのものを意識できるようになってくると、生きている感覚がどんどん変わってきます。
人生の状況は問題だらけでも、人生そのもの=今、この瞬間には何の問題もない。そのときどきに対応すべき状況はあるけれども、それを「問題」にする必要はない、という言葉の意味がわかってくるのです。
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