心の癒しと意識の目覚めのために

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父の夢

■2017年5月28日(日) 癒しと目覚めのお話会 in名古屋
■2017年7月1日(土)〜3日(月)癒しと目覚めのお話会 皆生温泉リトリート
前々回の記事で夢のことを書いたばかりですが(目覚めると夢を見なくなる?)、昨日久しぶりにとても印象的な夢を見ました。

父が寝ている。顔の部分に虫が何匹もはっていて、ちょっと様子が変だ。もう死んでいるのに、本人は気づいていないのかもしれない。

父がか細い声で息も絶え絶えにこんなことを言い始めた。「自分はプロセスを最後まで体験できなかったので、死のうにも死にきれない。」

その言葉を聞いて、私は次のようなことを父に話した。

「私はプロセスを最後まで体験して、最後まで体験しようがしまいがすべての人はもともと目覚めていることがわかった。最後まで体験しなかったと思っているお父さんももともと目覚めているのだから、安心して向こうの世界にいっても大丈夫だよ。」

父は私のこの言葉を聞いてとても安心したようだった。心置きなく向こうの世界へ旅立てそうな気がする。



先日父の七回忌があって、久しぶりに家族、親戚一同が会する機会がありました。そのときには取り立てて父のことを思い出したわけではなかったのですが、心の深い部分が揺り動かされる時間だったことは間違いありません。この夢はその影響もあったのでしょうか。

一つ不思議なことは、これほど印象深い夢を見たときには、これまでだといつも深い感動を伴うような、身体がジーンとするような感覚があったのに、今回はそういった感覚がほとんどありませんでした。

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私の父は祖父から自営業の会社を引き継ぎ、亡くなる直前まで現役で働き続けました。ただ、本心では大学に進んでエンジニアになりたかったようなのです。あまり自分のことを話す人ではなかったので、なんとなく会話の端々にそんな話を聞いたことがある、という程度なのですが。

ですから、私は長男であったにも関わらず、ずいぶん子供の頃から「店を継ぐ必要はないぞ」というようなことを聞かされていました。自分と同じ苦しみを味わわせたくなかったのかもしれません。

それから、これも、あまりしっかり本人から聞いたことはないのですが、父は死後の世界とか、ある種のオカルト的なものに密かに興味を持っていたようなのです。そういった関連のとても古い本が何冊か本棚にあったことを思い出します。

父もかつての私と同じように非常に神経質で、そのことで苦しんでいたのだな、と今になってやっとわかる気がします。その父が、私が中学か高校生くらいの頃だったでしょうか、茶の間の畳に横になって、小さな声で「苦しい〜、助けてくれ〜」とつぶやいていたことがあるのです。

今そのことを思い出してとても不思議なのは、私を含めて家族の誰もがその言葉に何も反応しなかったことです。いや、きっと反応しようにもどう反応していいのかわからなかったのでしょうね。家の中で自分の感情について話をするなどということはまったくなく、そのことがどれほど家庭としておかしいことなのか、ということがわかったのはそれから20年も30年も過ぎてからですから。

今思うと、そのときの父は何からの大きな内的変動を体験していたのではないかと思うのです。そのことを理解してくれる人が誰もいない状況でそういった体験をしていくことがどれほど苦しいことなのかは、今でこそよく理解できますが、まだ当時の私はそういった世界には踏み出していませんでした。あのときの「苦しい〜、助けてくれ〜」という言葉は、そういった状況から生まれてきた魂のギリギリの表現だったのではないかと思っています。

オカルト的なものへの興味は、目覚めや悟りの探求、世界のもっとも深いリアリティへの興味の、少し変形したあらわれです。若い頃から自分の本当の気持ちを閉じ込めざるを得なかったことで、自分でも気づかないうちに心の奥深くへとエネルギーが向き始めていたのでしょう。

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亡くなる2ヶ月前、最後に父に会ったとき、父はそれまで聞いたこともないようなことを私に言いました。正確な言葉は忘れてしまったのですが「自分は何か間違っていたのかもしれない」というような内容でした。

これも私の勝手な解釈にしか過ぎないのですが、死が間近に迫っていることを否応なしに実感したとき、父の内側で新しい次元が開き始めていたのではないかと思うのです。

そのとき、もっとそういったプロセスに付き合ってあげることができればよかったのですが、そのときの私にはまだそこまでの力がありませんでした。父と一緒にいること自体もまだ辛かったのです。

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現実の世界では、父は私に、自分が果たせなかった夢、つまり、大学に進学することや、親に押し付けられた商売をするのではなく自分の好きなことをすること、などを望んでいたわけですが、実際にはさらに意識の深い部分でも父と私のプロセスは繋がっていたような気がします。

道半ばになってしまった父の自己探求のプロセスを完了させていくという役目を私が引き継いだのかもしれないなと、今回の夢を見てあらためて思ったのでした。

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[ 2012/10/13 20:19 ] | TB(0) | CM(0)
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