この記事を読んで下さった方は
続・身近な人たちが愛し難くなるときも読んでみて下さい。
-----
癒しと目覚めのプロセスが深まっていくと、とても楽になってきたと感じる一方で、周囲の人たちからいわれのない感情をぶつけられたり、身近な人たちが問題を起こして困ってしまうようなことが起こるときがあります。
やっと苦しみから抜け出す感覚がわかってきて、楽になり始めたばかりなのに、どうしてまたこんなときに限ってこんなことが起こるの?と思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、それは、あなたが楽になり始めたからこそ起こっているのです。
癒しと目覚めのプロセスというのは、あなたがありのままのあなたを認めることができるようになっていくプロセスです。
あなたが、これまで「これが自分だ」と思っていた自分の感覚、自分のアイデンティティが広がっていくプロセスです。
それまで、本当は自分の一部なのに「こんな自分は自分ではない」と考えることで自分から切り離していた自分の一部を自分自身に取り戻していくプロセスです。
自分という存在が広がり、より「スペース」「空間」に近づいていくプロセスです。
そのスペースはあなたの周囲にいる人たちをも包み込みます。すると、あなたの身近にいる人たちは「今のこの人なら、自分のありのままの姿を見せても受け止めてもらえる」と無意識に感じ取るのです。
そう感じとった人たちは、それまで自分の心の奥にありながら、「そんなものはあってはいけない」と考えることで自分から切り離していた感情をあなたに向けて表現してきます。
自分ではなかなかそれを認めることができないので、あなたに受け止めてもらうことで、それを何とか自分の一部として取り戻そう、自分自身を癒していこうとしているのです。
もしあなたの周囲の人が、あなたにとって急に扱いにくい振る舞いをし始めたとしたら、それはあなたがより深く癒されてきて、あなたの心の力が大きくなったきたこと、あなたの心のスペースがより広がってきたことの現れだと思って下さい。
どうしてこんなややこしいことが起こるんだ、と考えるのではなくて、その人があなたの愛を必要としているのだ、ということを意識して下さい。
すべての否定性は愛を求める叫びなのです。
もちろん、自分の境界を守ることは大切です。あなたの身近な人が、あなたにとってどうしても受け入れられない振る舞いをしたら、きっぱりと拒否することもときには必要です。
でも、一番大切なことは、あなたが現実にどんな対応を取るとしても、常に今ここにいること、あなたの内側で起こるすべての反応、すべての思考、感情をありのままに感じ取って認めることです。
あなたが今ここにいて、内面の反応をありのまま認めているとき、あなたは自分自身を愛しています。すると、その愛のエネルギーは周囲の人たちにも無意識に伝わり、あたたの周りの人たちは「自分は愛されている」という安心感を感じるのです。
自分をありのままに愛する、ということのエネルギーはとてつもなく強力です。
子供さんの問題行動を心配している親御さんがセラピーを受けると、一度のセラピーを受けただけで、家に帰ると子どもさんの様子がすっかり変わっていた、ということさえ起こります。
小さな子どもはエネルギーの変化をストレートに感じるのでしょう。
セラピーや瞑想などの実践を通して、本当に内面の変化のプロセスが始まると、心身の状態が一時的に悪化したように感じられるときがあります。浄化が始まり、それまで滞っていたエネルギーが流れ始めるときです。「好転反応」と呼ばれることもあります。
この好転反応が人間関係の中でも起こることがあるのです。
→
続・身近な人たちが愛し難くなるときへ
-----
本家サイト内の次の記事も読んでみて下さい。本家サイトの
「言葉の森」の中では一番人気のある記事のようです。
・
「自分を愛する」ということ・
「自分を愛する」ということ〜2-----
最後まで読んで下さってありがとうございます。覚醒、悟り、真の癒しのプロセスについてのご相談は
スカイプ・電話カウンセリングをご利用下さい。新大阪と境港では
ブレスワーク、
ヒプノセラピーなどの対面セッションも行っています。詳しくは
「スペースまほろば」もご覧下さい。お問い合わせは
shinsaku@mahoroba.ne.jp中野までお願い致します。
twitter@shinsaku0323
- 関連記事
-