5月18日(日)の
「癒しと目覚めのお話会 in東京/府中」の前後に行う
東京での個人セッションは5月19日(月)19時〜の枠のみ空いています。
5月21日(水)19時からは
新大阪ミニお話会です。
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なんだかすごくいろんなことが起こっているような、でも実は何にも起こっていないような、不思議な感覚があります。普通の視点からみれば、中野真作と呼ばれているこの身体は最近ずいぶん忙しく動き回っているのですが。(^_^)
ゴールデンウイークの特別セミナーは、参加人数は少なかったものの、2日間連続で同じメンバーでグループを行ったのは今回が初めての体験で、これが非常によかったので、また2日間連続のグループをやってみたくなりました。このブログでもときどき書いている、温泉リトリートをできれば早くやってみたいな、という気持ちにもなっています。
特別セミナーの中で感じたことも書きたかったのですが、今日は今週末5月18日(日)に迫ってきた
東京/府中でのお話会に向けて、最近「愛」について感じたことを書いてみます。
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どんなことがきっかけだったのかは忘れてしまったのですが、最近「人間は互いに愛し合うようにつくられている」ということが深く理解された瞬間がありました。
同じような言葉を聞いたことはこれまでにもあったのですが、自分の中で理解が起こったとき、安心感や世界への信頼感がさらに大きくなってくる感覚がありました。
この「人間は互いに愛し合うようにつくられている」というのがどういう感覚なのか、私の中に生まれた感覚をもう少し言葉にしてみたいと思います。
ほとんどの人は「自分=この心と身体だけなのだ」という幻想の中に閉じ込められてしまっています。
言い換えれば、自分という感覚を今あなたが身にまとっている(と思い込んでいる)その身体とその身体の内側で動いている考えや感情のことだと思い込んでしまっているのです。
すると当然の帰結として、この世界は、自分以外のあらゆる人や物事の中で自分が一人で奮闘して頑張っていかないといけない世界のように見えてしまいます。
その寂しさや孤独をまぎらわそうとしてときに激しく他者を求めますが、そもそも自分と自分以外という境界線は本来は存在しないのに、それがあると思い込んでしまうことで寂しさや孤独が生まれているわけですから、その境界線があると思い込んでいる幻想の世界の中ではどんなに親密な他者があらわれた(と思った)としても、本当のやすらぎ、安心感は得られないのです。
多くの場合「愛」という言葉は、この、実際には存在していない分離の痛みを癒そうとするやむにやまれぬ活動のことを指しています。一時的には感情的な高揚感を感じることもありますが、その感覚はやがてさらに大きな苦しみや空しさに変わっていくことを体験している方も多いでしょう。
もともと存在していないものを存在していると思い込み、それをなんとか取り除こうとして苦しんでいるわけですから、絶望したり、どうしていいかわからなくなってしまうのは、ある意味当然のことと言えます。
でも、ここに大切なメッセージがあります。
どうしようもない苦しみがやってきたとき、いつもお話ししているように、それを頭であれこれ考えることなく、身体感覚としてただ感じていると、その思い込み自体が緩んでくるのです。
苦しみはある種の思い込み、勘違いから生まれているのですが、その苦しみ自体にそこから抜け出していく道が隠されているわけです。
自分という思い込みが緩み始めたとき、自分というものはすべてをありのままに包み込んでいる無限の空間であることをかいま見ます。もちろん、そのことが完全に腑に落ちていたら、あなたは今このページを読んではいないでしょう。
でも、自分の本当の姿が見え始めたけれど、まだそのことを完全には理解できていない、まだ自分のことをこの身体と心だと思っている部分もある、という状態にいるとき、私たちはお互いがお互いをありのまま包み込み、目覚めのプロセスをサポートしていくために人間の身体と心を与えられているのだ、ということを少しずつ理解していきます。
自分がこれまでやってきた(と思いこんでいる)あんなことやこんなこと(自分でも受けいれられない辛いことや恥ずかしいこと)も、ありのまま許すことができるようになってきます。
すると他者(のように見えている自分)をありのまま許す=愛するという感覚も自然と実感されてくるのです。
そんなこと言われても、そもそも「自分の本当の姿」というのも、頭ではわかるけど、実感としては何のことかよくわからない、という方もいるかもしれませんね。
もしそう感じているとしたら、あなたの中の何が今この文章を読ませているのか、あなたの中のどの部分が癒しや悟りや目覚めといった言葉に引きつけられているのか、ということを感じ取ってみるといいかもしれません。あなたの中の何かが目覚めを強く求めているのです。
まずはいつもお話するように、考えないで感じる、ということを意識してみて下さい。すると、思考によって隠されてしまっている自分の本質を意識しやすくなります。
やがて、邪魔だと思っていたその思考や、まだ目覚めていないと思っていた自分や、心と身体を自分だと思い込んでいたことや、この世界に存在しているように見えているあらゆる苦しみや痛みや悲しみすら、たった一つの何かで作られていることが自ずと明らかになってきます。
それは、大いなる存在、意識、気づき、神、それ、などとさまざまな言葉で呼ばれることがありますが、これが「愛」の本質です。
私もあなた(という名の私)もすべてが「愛」の表現の一つだということを思い出したとき、一人の人間として本当の意味で他者(という名の私)を愛することができるのです。
もともと、すべてがありのまま愛されていることを思い出すのです。
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次の記事も参考にして下さい。
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どうしたら悟れるか (2013/10/26)
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5月18日(日)の
「癒しと目覚めのお話会 in東京/府中」では、「真実の愛と意識の目覚め」というテーマで「愛」の視点から悟りと非二元についてお話する予定です。今日のブログ記事をさらに深める形で、心の癒しと悟りの関係や、投影に関してもお伝えしていきたいと思っています。(5月21日(水)の
新大阪ミニお話会も同じテーマで行います)
6月22日(日)には恒例の
東京1dayリトリートを開催しますが、7月以降日曜午後のお話会を開催するかどうかは今のところ未定ですので、
1dayリトリートに参加するほどでもないけれど私のブログに興味がある、という方はこの機会に参加してみて下さいね。
なお、4月27日(日)と
5月18日(日)のお話会に参加して下さった方は6月22日の東京1dayリトリートの参加費を2,000円割引することにしました。沈黙と覚醒のエネルギーにゆっくり浸かってみたい方は6月22日(日)の
「癒しと目覚めのお話会 東京1dayリトリート」にもご参加下さい。
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■お話会&読書会の今後の予定
・癒しと目覚めのお話会
5月18日(日)14時〜16時
癒しと目覚めのお話会 in東京/府中 「真実の愛と意識の目覚め」
※5/17,19
東京個人セッション 6月22日(日)10時〜16時45分
癒しと目覚めのお話会 東京1dayリトリート ※6/20〜25
東京個人セッション 7月 6日(日)10時〜16時45分
癒しと目覚めのお話会 大阪1dayリトリート・新大阪での定例会
5月21日(水)
新大阪ミニお話会 テーマ「真実の愛」
6月 6日(金)
ニューアース読書会 6月10日(火)
新大阪ミニお話会 平日午後の会 テーマ「未定」
・スカイプでのグループ
5月29日(木)
ステファンボディアン「過去にも未来にもとらわれない生き方」スカイプ読書会スケジュールの一覧につきましては、下記のリンクをご覧下さい。
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「中野真作の癒しと目覚めのお話会」&読書会のご案内-----
最後まで読んで下さってありがとうございます。覚醒、悟り、真の癒しのプロセスについてのご相談は
スカイプ・電話カウンセリングをご利用下さい。新大阪と境港では
ブレスワーク、
ヒプノセラピーなどの対面セッションも行っています。詳しくは
「スペースまほろば」もご覧下さい。お問い合わせは
shinsaku@mahoroba.ne.jp中野までお願い致します。
twitter@shinsaku0323
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