本日(6月27日(金))19時から
新大阪ミニお話会です。今月より特にテーマを決めないフリートークのサットサン形式に戻ります。このブログに興味をお持ちの方どなたでも参加できる気楽な集まりです。当日飛び入り参加もできますが、できれば直前でもかまいませんので070-6686-8697中野までご連絡下さい。
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さて、今週金曜日からは3ヶ月に一回の定例の東京出張です。とはいえ、4月5月は他の用事と合わせる形で東京に行き、ミニお話会や個人セッションを行っているので、3月から毎月東京へ出かけていることになります。
そのせいなのか、あるいは、最近私のエネルギーが急激に変化していることの現れなのか、今月は
22日(日)のお話会も前後の
東京個人セッションも、今のところ参加者がこれまでで一番少なくなっているので、今日はお話会と東京個人セッションの宣伝もかねて、最近の私の気づきを綴ってみることにします。
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目覚めや悟りというものが、以前想像していたものとはまったく違うんだ、ということあらためて感じています。それと同時に、ずっと昔から知っていた懐かしい場所に戻って来た、という感じもあるのですが。
多くの人が想像しているように、永久に続く至福感や人生に何の問題もなくなることが悟りではありません。
たしかに、以前よりはいろんなことが気にならなくなったり、心配ごとが減ったり、身体がリラックスしたり、健康になったり、人間関係がスムーズになってきたりしていて、それはそれでとても嬉しいのですが、それらの出来事はあくまで悟りの副産物であって、悟りそのものとは関係ないのです。
至福感やリラックスや健康や、人目を気にしなくなること、心配ごとが減ること、などなどは、不安、怖れ、絶望、緊張、対人恐怖、などなどと同じように、ただやってきては去っていく一つの状態にしかすぎません。
私はそれらがやってきては去っていったりすることに気づいています。すると、それらの状態は本当の意味での「私」ではないわけです。
こんな言い方というのはずいぶん前から知っていて、なるほどな、と思っていたのですが、それが本当に深く実感されてくる感覚は、以前には想像もつかなかった感じがします。
私は思考に気づいています。すると、思考は私ではありません。
私は感情に気づいています。すると、感情は私ではありません。
私は身体に気づいています。すると、身体は私ではありません。
それらすべてに気づいている私がいます。
その私に意識的に気づいていると、やがて、すべてが私である、すべてがそれである、という最終的な理解がやってきます。
これらの言葉が本当に腑に落ちてきたとき、それまで想像したこともなかった感覚がやってきます。これは、心理的な意味で心が癒され楽になってくる、というのとはまったく違うレベルの解放感です。
ただ、私自身の体験から言うと、この感覚に至るには心理的な癒しの作業はほとんどの場合必要不可欠です。
多くの人は感情的な痛みにふたをするために、思考や感情や身体を無意識に避けていますから、思考や感情や身体は私ではない、と気づくために、まず思考や感情や身体にしっかりと気づく必要があるのです。
私とはすべてである、私とは無である、もともとそれなのだからやるべきことは何もない、といったような非二元的な言葉を、心理的な痛みを避けるために使ってしまう場合があります。
非二元的な言葉だけでなく、例えば、瞑想することで無理に心を落ち着けようと頑張って、瞑想を使って本来の自分の感情に触れるのを避けることすらできるのです。
自分の本当の思考、感情、身体に気づいていくプロセスは、自分が自分だと思い込んでいたものの終わりにつながっていきます。自我の死のプロセスにつながっていきます。
真の解放感を感じるためには自我の死のプロセスを通過して行くことが必要なのですが、かつての私がそうであったように、それを十分に通過しなくても、あるいは、場合によってはまったく体験していなくても、目覚めや悟りについて語ることはできるようです。
もしかしたら、何かについて一所懸命に語るときというのは、自分自身が今それを一番求めているからかもしれませんね。
最近、自我の死のプロセスを十分に通過してしまったら、悟りや非二元について語る必要自体がなくなってしまうのではないか、というような、ちょっと寂しい気持ちも感じています。
政治について語ろうが、AKBについて語ろうが、サッカーについて語ろうが、すべての言葉が非二元的だとわかってしまったら、何を語ってもいいような気もします。
まあ、現象世界の現れとしては何が起こるかはわかりませんが、この私という現象も含めて、すべてはただ自然に起こっているのだ、ということがわかること、悟りとか目覚めとかいう言葉も単なる言葉であって、悟っているとかいないとかいうことが単なるストーリーだとわかること、が悟りについて言葉で言えるギリギリのところでしょうか。
そして、わかってしまえば、そもそもそれをわかる人などどこにもいない、ただ理解だけがあるわけですが。
ああ、なんだか面白いです。
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6月22日(日)の
「癒しと目覚めのお話会 東京1dayリトリート」では、こんな最近の私の気づきに関するお話と、グレッググッドの「気づきの視点に〜」に紹介されているいくつかの意識の実験、そして、参加者の皆さん同士の対話などを通して、真の癒しと、目覚め、悟りを探求していきます。
※7月6日(日)の
癒しと目覚めのお話会 大阪1dayリトリートも同じ感じで行う予定です。
人前で話をするのが苦手な方は何も話さずにただその場のエネルギーを感じているだけでも大丈夫です。それだけで深い変容体験が起こることもあります。
また、
20〜25日の東京個人セッションではあなたの現在の状態に一番必要な情報をお伝えしながら、必要に応じて、自分の本当の思考や感情に気づいていくための
ヒプノセラピーや
ブレスワークなどのセラピーを行っていきます。私のエネルギーを感じながらただ一緒に時間を過ごすだけでも、深い気づきが得られるかもしれません。
興味をお持ちの方のご参加をお待ちしています。
なお、次回の東京出張は9月19〜24日の予定です。
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関連記事
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癒しと目覚めのお話会のご感想・
(あらためて)感情を解放することの大切さについて・
どうしたら悟れるか・
自分を愛するということ-----
■お話会&読書会の今後の予定
・癒しと目覚めのお話会
6月22日(日)10時〜16時45分
癒しと目覚めのお話会 東京1dayリトリート 7月 6日(日)10時〜16時45分
癒しと目覚めのお話会 大阪1dayリトリート・
特別企画「ダイレクトパスを学ぶ会」(新大阪)
7月11日(金)19時〜20時50分
・新大阪での定例会
6月27日(金)
新大阪ミニお話会 8月 8日(金)
ニューアース読書会ワークショップ(サットサン)のスケジュールの一覧につきましては、下記のリンクをご覧下さい。
・
「中野真作の癒しと目覚めのお話会」&読書会のご案内-----
最後まで読んで下さってありがとうございます。覚醒、悟り、真の癒しのプロセスについてのご相談は
スカイプ・電話カウンセリングをご利用下さい。新大阪と境港では
ブレスワーク、
ヒプノセラピーなどの対面セッションも行っています。詳しくは
「スペースまほろば」もご覧下さい。お問い合わせは
shinsaku@mahoroba.ne.jp中野までお願い致します。
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