心の癒しと意識の目覚めのために

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死にたくなるとき

■2017年9月24日(日)癒しと目覚めの連続講座 in新大阪「私がセラピストになった理由」
■2017年10月29日(日)癒しと目覚めのお話会 東京1dayリトリート
スペースまほろばの本家サイト内「言葉の森」のお勧め記事を紹介するシリーズ第三弾はちょうど最近の動画でお話しした内容とリンクしています。

この身体を持っている生きていると死にたいほど辛くなるときもあります。でも、そんなときこそ内側で死と再生のプロセスが進行しているとき、彼岸の視点が開きつつあるときで、とても大切な時期なのです。

最近の2本の動画とあわせてお読み下さい。
No.3 死と再生のプロセス〜死にたいほど苦しいとき
No.4 彼岸の視点を持つ

最後に今の私からの注釈も加えました。

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■死にたくなるとき(2010/06/17)

人間はなぜか死にたくなるときがあるようです。私自身は強く死にたいと思ったことはないのですが、一番苦しかったころ「どうしようもなく辛くなっても、死ねば楽になるのだから」と考えることで、その苦しさが少し楽になったように感じた記憶があります。また、自分が突然自殺してしまうのではないかと感じて、そのことが怖かったこともありました。

その後さまざまな体験をしていく中で、人生と世界の真実が少しずつ見えてきて、生きることが楽になってきました。そのプロセスの途中で、ときどき「死にそうな気分」になることがあったのです。これは「もう死んでしまいたい」といった思考(頭の中の考え)ではなくて、身体全体で感じる違和感、不快感、なんだかどうしようもないような落ち着きのなさ、といったような感覚でした。

最初のうちは、その感覚がやってくるとテレビを見たり、ギターを弾いたり、外に出かけてみたり、つまり何かをすることでその感覚をまぎらわそうとしていました。

そのうち、自分の内側で起こることをそのまま感じることが癒しと目覚めのプロセスではとても大切なのだ、ということがわかり始めた頃、「そうだ、この『死にそうな気分』をよく味わってみよう」と気づいたのです。

それはとても不思議な感覚でした。

苦しさがすぐに消えてしまうわけではないのですが、苦しさがあるのと同時に、心の奥に何か安心できるような、ほっとするような感覚が生まれてくるのです。そのことを実感できた後でも、同じような辛さがやってきたときには、しばらくの間はそれを感じればいいのだ、ということは忘れてしまっていて、苦しみにほんろうされるのですが、どこかの地点で「そうだ、感じればいいのだ」ということを思い出すことができて、安心感を感じられる場所に少しずつ早く戻れるようになってきました。

このとき、いったい何が起こっているのでしょうか。ひとつは、自分の本当の感覚をありのまま感じられたときに、自分の深い部分とつながり、自分をありのまま許すことが出来ているのです。いいかえれば、自分を愛することが出来ているのです。また別の表現をすれば、古い自分が死んで、新しい自分が生まれてきている、とも言えるでしょう。というよりも、もとからあった本来の自分が姿を見せてきた、と言ったほうが近いかもしれません。いわゆる「死と再生」のプロセスが進行しているのです。

私たちは自分で自分を制限して苦しんでいます。「自分とはこんなもの」という強固な思考は、自分の内側にあらゆる可能性があるということをほとんど忘れさせてしまいます。そして、自分で自分を苦しめたあげくに「もうどうしようもない、何の可能性も残されていない」と考えて、自分の身体を終わりにしてしまう以外の選択肢があることすら見えなくなってしまうのです。

でも、身体を終わりにしなくても、心を終わりにする、つまり、それまでの制限された自分を手放して新しい自分に生まれ変わる、ということが可能なのです。

死にそうに辛くなったときには、このことを考えてみてほしいのです。あなたの中にはあなたが考えたことすらない大きな可能性があって、身体の死ではなく、心の死を通過することで、今まで意識したこともない新しい世界へ生まれ変わることができるということを。

これは、特別な人に与えられた超能力のようなものではなく、人間が本来持っている自然な力なのだ、ということを。

そのことに気づくための第一歩は、あなたがあなた自身としっかりつながること。あなたの寂しさや怒りとしっかりつながること。すると、あなたの中にある大いなる喜びとつながる道が開けてきます。

毎日さまざまな体験をし、喜んだり苦しんだりすること、つまり、この身体を持って一人の人間として生まれてきたということは、この身体と心を超えたところにある本当の自分の可能性に気づくためなのです

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■死にたくなるとき〜2(2010/07/16)

前回の「死にたくなるとき」には、もう少し内容を深めてほしい、続きがあればぜひ書いてほしい、というようなご感想を複数いただきましたので、もう少しこのテーマについて書いてみます。

死にたいと感じるときというのは、今の自分を超えた新しい自分に生まれ変わろうとする衝動が心の深いところからわきだしているのだけれど、それにどう対処していいかわからない、その衝動をどう扱っていいかわからない、そんなときだと思います。

ただ、そのときにいう「生まれ変わる」というのは、今こんなふうに行動してこんなふうに考えている自分が、それとは違うふうに行動して違うふうに考える自分になる、ということとは違うのです。

「生まれ変わる」という表現をすると、言葉の制約上どうしてもそんな感じがしてしまいますが、根本的に違うのです。

それは、それまでこれが私だと思っていたすべての考え、例えば

  私は生きるのがつらい
  私は誰のやくにも立たない
  私は誰にも愛されない
  私は寂しい
  私は心配ばかりしている
  私は自信がない
  私は会社員だ
  私は主婦だ
  私は無職だ
  私は親だ
  私は子どもだ
  私は男だ
  私は女だ
  私は人間だ
   ・
   ・
   ・
 などなど、、、

といったような、ありとあらゆる「私」にまつわる考え、思い込みを手放してしまう、ということなのです。

「生きるのがつらい」と考えなくてもやっぱり辛いよ、と思うかもしれません。もちろんそれはそうだと思うのですが、その辛さについて言葉を使って考え続けることでその辛さをいつまでも持続させている、という面もあります。

どんな感覚が起こってきても、そのことについて考えることをできるだけやめて、身体の中にわき起こってくる感覚そのものを意識することを心掛けて下さい。そうすると、その感覚自体が変化してきます。

あらゆるものは変化していくのが本来の性質ですから、同じ感覚(この場合は辛さ)がいつまでも続いているというのは、どこかで変化しないように心と身体を緊張させて、自分で頑張っているわけです。(そう言われてもまったく意味がわからない場合は、ブレスワークなどのセラピーを通して、身体の中にエネルギーが流れていく感覚を実感するのが効果的です。)

そして、その心身の緊張感、頑張っている感覚そのものが「私という感覚」です。つまり、心理的に死ぬこと、生まれ変わること、というのは、「私という感覚」なしに生きていく、ということなのです。

それは別に、身体や心が消えてなくなるわけではありません。それ以前と同じようにこの身体も心もここにあって、同じように機能しているけれど、私が動いたりしゃべったりしているという感覚が小さくなってきて、世界が(宇宙が、神が、意識が、でも言葉は何でもいいのですが)この心と身体を通して表現されている、という感覚です。小さな私が大きな私に場所をゆずっていくような感覚といってもいいでしょう。

小さな私がどんなにがんばって自分を改善して、楽になろうとか、よい人間になろうとしても、それは一時的、表面的な変化でしかありません。そもそも苦しみの原因は(心と身体にしばられた小さな)私という感覚があること、その感覚にとらわれていること、そのものだからです。

心の病、心理的な苦しみの本当の解決は、この「小さな自分」という感覚から解放されることにあるのです。

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(今この文章を読んで感じること)

書いている内容は最近も皆さんにお伝えしていることと変わらないのですが、今読んでみるとすごく新鮮で、生々しい感じを受けるのはなぜなのでしょうか。

たぶん、この頃というのは、本当の解放というのが確かにあるんだ!という実感が深まってきていて、それにちょっと興奮していたような気がします。

最初のところに、「私自身は強く死にたいと思ったことはないのですが」と書いていますが、昨年腰痛が一番ひどかった頃、もう死んでしまいたい、という思考にとらわれている自分に気がついてびっくりしたことがありました。

ここに書いているようなことをある程度実感として理解しているつもりでいても、分離の感覚へ引き戻す力というのはとても大きいのだな、と思います。でも、その引き戻す力を意識的に感じとっていけば、その同じ力が分離の幻想を燃やしていく炎になるのです。

起こっていることをただありのままに見ること、感じること、それにつきます。

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