心の癒しと意識の目覚めのために

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神経症的な動機付け

■2017年10月29日(日)癒しと目覚めのお話会 東京1dayリトリート
■2017年11月19日(日)癒しと目覚めのお話会 in新大阪
長い間、というよりも生まれてこの方ずっと、ある種の神経症的な動機づけでいろんなことをやってきていたんだな、ということがはっきり見えてきました。

ここで言う「神経症的」とは、いつも自分が不確かな感じ、いつも不安にかられながら行動している感じ、いつもこれで世界に受け入れられるのだろうかと考えてしまう感じ、そんな感覚です。

精神医学的には「神経症」という言葉は使われなくなっていることは知っているのですが、自分の中ではこの言葉がなんとなくしっくりきます。

最近、そんな感覚が少しずつ落ちてきている感じです。


もっとも、神経症的な動機付けはただ悪いものではありません。

例えば、精神分析の祖と呼ばれるフロイトは、自身が神経症の症状に苦しんでいたおかげで、人の心の探究の基盤となる無意識の理論を打ち立てました。

芸術家と呼ばれる人の多くは自らの心の苦しみを作品に昇華することで、多くの人に影響を与えています。

芸術家がセラピーを受けることで、心の葛藤、心の苦しみがなくなったのと同時に、創作意欲もなくなってしまった、という話を聞いたこともあります。


私は、昨年腰痛がひどくなるまで、今思えばずいぶん積極的にいろんなことにチャレンジして、自分を意図的に忙しくしていたような気がします。

そのときには、それを本当にやりたいと思っていたし、自分の中から突き上げるような衝動を感じてもいました。

でも、今思えば、そうすることで自分の内面の無価値観、欠落感を無意識に埋め合わせようとしていた感じがします。

でも、その無価値観は、その感覚にありのまま直面しない限りは解消されることはなかったわけです。


通常の心理学的視点から見れば、神経症的な状態から抜け出すということは、他者から影響を受けないくらいのしっかりとした強固な自我を確立することなのかもしれません。

でも、どんなに強固な自我を確立したと思っても、そもそも自我というのはある種の思い込み、ストーリーにしかすぎなくて、いってみれば幻想のようなものなのです。

自我としての自分がどんなにしっかりしてきたと思っていても、人生の後半に入って死が近づいてきたときに、はたして人生これだけだったのかな?という思いが浮かんでくるのは避けられないのかもしれません。


そういう意味では、若い頃に自我を超えたものを垣間見てしまって、人間としての成長と覚醒のプロセスの狭間でずいぶん苦しんできたように思っていた私の体験も、それほど無駄ではなかったのかな、という気もしてきました。

そもそも、大いなるものへの気づき、真の覚醒なくして本当の意味での神経症からの解放というものがあるのかな、と思います。

そういう視点でみれば、程度の差こそあれほとんどの人は神経症だと言えるでしょう。自分のことをその心と身体だけだと思い込んでいれば、なんからの不安を感じるのは当然だからです。


生きていることそのものに付随する不安や恐れがあると思います。

死の恐れ、人は最後は一人で死んでいくしかないという根源的な孤独。

でも、その不安や恐れは、自分=一人の人間と思い込んでいることから来ているようです。


こうして不安や恐れが減っていくのはとても嬉しいですが、完全にそこに行ってしまったら、人と関わって行く動機もなくなってしまいそうで、それはそれで寂しい感じもします。

彼岸の視点も持ちつつ、こちら側にとどまって(見かけ上の)他者と関わるとき、神経症的な動機に突き動かされていたとき(人からどう見られるだろうか、という不安にかられていたとき)には想像もできなかった人との親密な関係が生まれるようです。

人として生きている間はこの感覚を味わいたいな、と思う一方で、その先に行ってしまうときがくれば、それもただ起こることなのだからそれでいいのかな、なんて思っています。

なんだか、最近、また新しい地平が見えてきた感じがしています。



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