心の癒しと意識の目覚めのために

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象徴的な生を生きる

■2017年9月24日(日)癒しと目覚めの連続講座 in新大阪「私がセラピストになった理由」
■2017年10月29日(日)癒しと目覚めのお話会 東京1dayリトリート
なんだか最近、久しぶりに内的にも大きな変動が起こっている感じがしています。それについて書こうかとも思っているのですが、今日はこの頃急に本を読むようになったので、その中から気になった言葉と、それについて感じたことを書いてみます。この本は以前何度も読み返した本です。

意味は、人が、自分が象徴的な生を生きており、自分たちがその神聖なドラマの役者であると感じるときにもたらされる。それは、人間の生にとって唯一の意味を与える。他のものすべては陳腐で、却下してもよいぐらいだ。仕事や子どもを産むことなど、すべては、そのひとつのこと、つまり自分の人生が意味をもつということに比べればマーヤ(幻想)にすぎないといえるほどだ。 『ミドルパッセージ〜生きる意味の再発見』ジェイムズ・ホリス p86


これは上記の本の中で引用されている心理学者カール・ユングの言葉です。

自分の問題を周囲の人や世界に投影するのをやめて、自分自身の問題、自分自身の未解決の痛みだと気づいて、それにしっかり向き合い、本当の意味で癒していくと、世界のもっとも深いリアリティが自然と意識にのぼってきます。

私やあなたが個別の存在として、それぞれの意思を持って生きているわけではなく、ただ一つの存在が私やあなたや山や川や花や木や車や原発や、世界のすべてのものとなって現れ、一つの芝居を演じているのだ、ということが自然に見えてくるときがあります。

そのとき、生きていることの意味がわかり、人生がありのまま満たされている感覚がわかってきます。その「意味」は、この世的な事柄によって満たされることはないのです。

私は、一人の人間としては、深く傷つく体験をし、欠陥だらけの存在です。今でもその傷を向き合いながら癒していくプロセスを体験し続けています。でも、それが、この「世界」という聖なるドラマの一つの役柄なのだ、ということが見えてきたとき、その役割の中でどんなことが起こったとしても、それほど気にすることはないのだな、ということがわかってきました。自分に起こることを気にする必要はない。

でも、そのことが本当にわかるためには、世界に問題がある、という視点から離れて、その問題はすべて自分の中にあるのだ、ということに気づく必要があります。多くの人は、そのことだけは気づきたくなくて、世界や他者の中に問題を見つけ、それをなんとかしようとしてしまいます。本当の意味で自分自身を見るのは、とても困難をともなう作業なのです。

その困難を乗り越えて、問題はすべて自分の中にあるのだ、と本当に認められたとき、自分と他者の間にあると思っていた分離は、もともとなかったのだとわかります。自分と世界が切り離されているのではないということがわかります。

「私」というストーリーをありのまま見て初めて、それが単なるストーリーだとわかる。なんだか不思議なパラドックスですね。



この本は、いわゆる「中年の危機」をテーマにした、とても素晴らしい本です。「危機」という言葉を使うと、避けるべき否定的な出来事のように聞こえるので「パッセージ(通り道)」という言葉に置き換えることで、人生の中では避けられない、重要で積極的な意味を持つプロセスなのだ、ということを表現しています。

今私のセラピーを受けて下さっている方の多くが、人生の後半期の入口で体験するアイデンティティの揺らぎの中で迷っておられます。人生の前半期に学んできた条件付け、思い込みが以前のようには機能しなくなって、どう生きていけばいいのかわからなくなっているのです。

そんなときに大切なことは、まず自分が本当は何を感じて、どんな気持ちを持ってこれまで生きてきたのか、ということに気づいていくこと。そして、それと同時に、見た目の世界を超えた大いなるものに意識を開いていくこと。

そのときはじめて、人生の意味がわかり、満たされる感覚がやってきます。

悟り、非二元という言葉はどこにも出てきませんが、自分としっかり向き合い、真の解放を求めている方にはとても役立つ本です。現在品切れで、手に入りにくいようですが、手に取る機会があればぜひ読んでみて下さい。


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