肯定的な言葉を使うことが大切だ、という考え方があります。肯定的な言葉を使うことで肯定的な結果が引き寄せられる。いわゆる、引き寄せの法則、プラス思考、ポジティブ思考と呼ばれるものです。
これは分離の夢の中ではとても大切な考え方ですし、生きることを少なからず楽にしてくれます。しかし、分離の夢から抜け出すプロセスに入ってくると、この考え方すら思考が作り出した分離の夢であり、一つのストーリーだと気づくときがやってきます。
例えば、「ありがとう」と「ばかやろう」という言葉があります。分離の夢の中では「ありがとう」のほうが「ばかやろう」よりは肯定的で波動が高いとされています。
では、
前回の記事と同じように、こんなふうに考えてみましょう。
「ありがとう」の「あ」は「ばかやろう」の「ば」よりも波動が高いでしょうか。「り」と「か」はどうでしょうか。それぞれが単なる一つの音でしかない、「あ り が と う 」と「ば か や ろ う」を続けて発音したとき、どちらかがどちらかより肯定的だとか、波動が高い、ということがあるでしょうか。
もちろん、長い間の集合的な思い込みの積み重ねで、夢の中ではあきらかに「ありがとう」は「ばかやろう」よりも肯定的でよい言葉になっています。でも夢から抜け出すと、「ありがとう」も「ばかやろう」も光そのもの、スピリットそのもの、愛そのもののあらわれであることがわかります。
もちろん、誰かに向かってニコニコしながら「ばかやろう」という必要はありません。夢の中ではできるだけ「ありがとう」という言葉を使ったほうがいいと私も思います。それはこの世界というゲームのルールです
でも、その2つの言葉には本来何の違いもない、どちらも光そのもののあらわれなのだとわかってくると、あなたはこの世界という夢から抜け出し始めています。
もし誰かから「ばかやろう」やそれに類する言葉を言われたとしても、それも愛そのもののあらわれであることがわかっているので、その言葉を必要以上に気にすることがなくなるのです。
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