この数日心に浮かんでいるイメージをシェアしてみます。
人間はコップのようなものです。コップに水を一杯にためようとして一生懸命に頑張ります。その水もただの水ではなくて光り輝くような美しい水のほうがよりよいと思っています。他のコップよりも美しい水をたくさん貯めるのが人生の目的だと思っています。コップの内側だけが自分だと思っています。
ところが一生懸命に頑張っているうちに、人生のどこかの地点でコップの底が抜けることがあります。最初のうちは微妙な亀裂が入って水が漏れ出すだけかもしれませんが、いきなり底が全部外れてしまう人もいるかもしれません。
底が抜けると、上から流れ込んできた水は下から外の世界に流れ出ていきます。それまでコップの内側だけを自分だと思い込んでいたのが、実は自分とは水が流れるパイプのようなもので、自分と自分以外の境界ははっきりしていないことを思い出します。
外の世界と水が自由に交流し始めると、それまでコップ=パイプの内側に知らないうちにこびりついていた汚れ(思い込み)が徐々に洗い流されていきます。
そのとき、過去の痛みを一時的に思い出して苦しくなったり、光り輝くビジョンを見て驚いたり、様々な経験が起こる可能性があります。
パイプの内側がすっかりきれいになる頃には、そんな体験もなくなってきて、すべてのことが普通に戻ってきます。すべてが特別だし、同時に普通のことになってきます。
いろんな水(エネルギー)がパイプの中を流れていきますが、パイプには何の影響も与えません。ただその流れをささえているだけです。
やがて、そのパイプも透明になっていきます。パイプがあってその中に水が流れている、ということも見かけ上の幻想だとわかってきます。
ただ水だけ、ただそれだけがあるのです。
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コップの中をきれいに整えることで生きることはある程度楽になっていくでしょう。通常の心理学的な癒し、個人的無意識の領域です。
コップの底が抜ける時、私たちは非二元的な領域、集合無意識の領域に足を踏み入れます。そのときに一時的に起こる様々な出来事は自我の想像を超えたものであることが多いです。そんなプロセスをサポートしていくのが私の大きな役割なのだな、と思っています。
5月27日(日)の大阪での
特別セミナー「目覚めのプロセスを生きる」 では、このコップの底が抜けていくときに起こるプロセスについてお話をします。
また、6月の
皆生温泉リトートでは、このプロセスも含めた目覚めと癒しの全体像を、私の話、沈黙の共有、ブレスワークなどのいくつかのエクササイズを通して余すところなくお伝えします。
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