暖かい日差しに誘われて、午後から境港の桜の名所「台場公園」に出かけて花見をしてきました。家の庭でもユキヤナギの流れ落ちるような白とボケの真っ赤な花が美しいコントラスを見せてくれています。チューリップも気の早いものはいくつか開き始めました。
「すべては空(くう)」なのが真実だとすると、この世的な事柄に関わることがどうでもいいような気持ちになるのではないか、と心配する方がいるかもしれません。
ところが不思議なことに、私自身の感覚では、確かに一時的にはそんな気分になることもありましたが、真実に近づけば近づくほど、すべては夢で本当は何もないのだ、と実感すると"同時に"、日常生活の一つ一つの出来事がとてもリアルに感じられるようになります。
日常の何気ない出来事(人との関わりや自然との関わり)から感じ取る質感のようなものがとても厚みを持ってきて、それらを体験すること自体から深い満足感を得られるようになってきます。
この唯一の現実だと思っていた世界が、同時に、空(くう)でもある、夢でもあるとわかると、それまで必要以上に人目を気にしたり、結果を心配していた気持ちが小さくなって、目の前の現実だけに意識を集中させることができるようになり、結果としていろんなことがうまくいくようになったりするのです。
世界は複数の次元から成り立っている。その複数の次元を自由に行き来すること、あるいは、複数の次元を同時に意識しながら生きていくことが、とても大切です。物質的なものに過剰に頼らなくても、内側からの幸福感、理由のない幸せを感じながら生きていく道がそこにあります。
以前書いたこんな記事も読んでみて下さい。
人生の意味~色即是空・空即是色
http://spacemahoroba.blog134.fc2.com/blog-entry-8.html-----
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